日々是分岐─セガサターン名作「街」の総監督が語るサウンドノベル回顧録・第十回「サウンドノベルのタイトル名」 麻野一哉
セガサターンの名作「街」の総監督を務めた麻野一哉氏のロングインタビューに続いて、麻野氏自らが当時の開発の裏話を回顧録として綴っていく連載コラム「日々是分岐」。
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第十回目の今回は最初の舞台設定についての話題が出てきます。
麻野一哉氏のインタビュー記事とあわせて、ぜひご覧ください。
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11.花言葉をさがして
大学生が山に恋人とテニスに行く。車で。そこまでは決まった。
しかし、テニスのことなど書いても仕方がない。そこで何かが起きて後の伏線になるなら意味があるが、そういうことは考えなかった。なので、ゲームの始まりはテニスの帰り、山道を運転しているところからにした。そこで事故にあい、山中をさまよう。やがて、とある館にたどりつき、奇妙なことに遭遇する。
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