デジャヴ
日常生活の中で、何度も既視感のある場所に訪れることがある。
これはあまり周りに話したことがないので、特別な体験なのかなんなのかわからない。けれど、その不思議な感覚がとても面白いのでシェアしようと思った。
1番古い記憶は、遡ること6年前。学校の行事で自然の中を歩いていた時に、あれ、ここ昨日夢で来た場所だと思った。夢の中では特に強く印象に残っていた場所で、その時は少し不気味だった。無意識の自分が、自分の知りえない領域まで会得していることに、体がザワザワし、未知の不安感を抱いた。それとも胸が高鳴っていたのかもしれない。感情まではよく覚えていない。
それからも何度か似たようなことが起こっていたが、ここ最近で言うとアメリカの寮に関するビジョンが1番の驚きだった。
去年の4、5月ごろに見た夢。今まで行ったことがなく、Googleマップなどで写真も見たことがなかった場所で、新入生のオリエンテーションが開かれていた。(場所だけでなく、夢のシチュエーションと現実が合致するのも面白い)実際は寮の隣が、そのビジョンそっくりの建物だったんだけれども。
パリに来てからは、2、3年前に見たショッピングモールの夢のデジャヴがあったり、他にも色々あったけれど記憶が薄れている。
現実世界でその場所に行くまでは夢のことなんて何も覚えていないのに、突然、感覚的に分かる瞬間がやってくるのが不思議。その時、自分がいつも言うのは「あ、ここ夢で来たことある。」
夢って、自分の経験だけで構成されるものだと思っていたけれど、どうなんだろう。
自分が見たり行ったりした場所たちも、実は過去の蓄積によって生まれたのかな?
この経験、隠れた宝石って感じ。
これからはちゃんとメモを取るようにしよう。
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