ある日、洗濯機が動き出す
うすのろ日記 2025.1.21(火) The warm days continue
うわぁ〜今日も暖かい。
私は不快極まりないけど、暖かいのを喜ぶ方は多いのであろう。
闘病中の方は暖かい春を心待ちにしていると聞いたことがあるし、雪に埋もれた町に住む人は毎日の雪かきから解放される日を待っていることだろう。
私はそれらの方々から見ると敵になるのかも…と思うほど寒さが好きだ。
先日から格闘していた口角炎はすっかり良くなったのだが、昨日あたりから終わりが見えない倦怠感がある。痛いとか苦しいとか、どこがどうという症状があるわけではないから医者にかかるほどではないのが中途半端でむしゃくしゃする。
暑さに弱い体質であるゆえ、この程度の暖かさでも急にやってくると調子が狂うのかもしれない。
うちの洗濯機と正反対で、うちの洗濯機はここでも散々書いてきたが、数年前から寒くなると洗濯途中でエラーを起こして止まってしまう。これは98%の割合で起こる。スイッチをオフにして再度オンにすと動き出すのだけれど『寒いの嫌だよ〜仕事するの嫌だよ〜」とでも言いたげにピーピーと泣き声を鳴らす。まったく困ったヤツなのだ。
でも暖かくなるとエラーは一起きない。昨日も今日も洗濯をしていて「あれっ今日はエラー音鳴らないな〜」と思って見に行ったら、ちゃんと最後までできていた。
何度か買い替えようと思ったが、洗濯機にも好きな季節があるのだな〜と思うと無碍にに捨てるのも可哀想になってきてまだ我が家にいる。
暖かくなると私は不調になるが、洗濯機は意気揚々と仕事をこなすのだ。
その洗濯機が洗ってくれた洗濯物を干しにベランダに出ると、サイレンを鳴らしながら救急車が通りに入ってきた。
救急車や消防車のサイレンを聞くことは珍しいことではないのだが、上から見ているとその救急車を優先的に通すために横へずれる車がいる中で、通そうとしない車が数台いる。
『ご協力お願いいたします』とアナウンスが流れるが、ガンとして動こうとしない2台の車。
最近こういうのが多いらしい。心が荒んでいる証拠だなと思う。
荒んでくると第三者に優しくできないらしい。
その救急車に乗っているのが、自分の親でも、子供でも、恋人でも、配偶者でも同じ行動が取れるのだろうか。
滑稽な人たちだ。
そんなことを思いながら救急車の行方を見ていた。