見出し画像

私のエゴイズム度、残量40%

2021.2.15(月曜日) egoism

夜半から雨が降っている。しかも嫌なことにむっとした熱を帯びた雨だ。

パジャマ代わりに着ていた半袖のTシャツのままで朝ごはんを食べる。起きたすぐの時はカーディガンを羽織っていたが、朝食の準備に取り掛かるとむっとした暑さを感じてカーディガンを脱いだ。その姿を見て夫が「そんな薄着してたら風邪ひくよ」と言った。田舎のおばあちゃんが孫に向かって言いそうな台詞だなと思った。そんな夫の服装を見ると軽く3枚は着込んでいる。人がどんな服装していても私は気にならない。その人が『これが快適』と思えたらTシャツであろうと毛皮のコートであろうとどっちでもいい。

「私はこのくらいが快適なのよ〜」と、返事をしておいた。

お昼過ぎ、地震の揺れを感じた。先日の余震かなと思っていたら、テレビに速報が流れて和歌山が震源の地震だった。いよいよ何かが日本列島にやってくるのかも...とちょっと身震いする。

今日は私が買い出し担当なのでスーパーに行く。マンションのエレベーターに乗っている時に「今、地震があったら嫌だな」と思いながらドキドキする。エントランスに着いてほっとする。管理人さんが管理人室の前にいた。私の姿を見て「行ってらっしゃい」と言う。私は普通に「行ってきます」と返事をする。帰ってきたら「おかえり」と言う。私は「ただいま」と返事する。この一連のやり取りがどうも苦手だ。管理人さんは悪い人ではない。むしろいい人だ。仕事もテキパキとこなされているようだし、人当たりも穏やかだ。でもこの挨拶だけは苦手なのだ。ちょこっと会釈するくらいでちょうどいいと思っている。でも住人の中には親しみが持ててこの挨拶が好きな人もいるだろう。でも、何がどうというわけではなく、私は苦手だ。人ってそれぞれだ。かまって欲しい人もいれば放っておいて欲しい人もいる。う〜ん難しいなと管理人さんの顔を見るたびに思う。

帰ってきてまたエレベーターに乗る。

またドキドキする。




いいなと思ったら応援しよう!

イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。