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年重ね口を開くと棘が出る

2020.2.10(水曜日) cynicism

プリン屋まで散歩する。

希望にあふれすたすた歩いたのは最初の20分くらいで、あとはだらだらと惰性で歩く。現実はネットの地図ほど甘くなく、思ったよりかなり時間がかかった。プリン屋には人がたくさん並んでいた。うんざり。並ぶのは嫌いだ。「プリン屋の壁にタッチすることもなく引き返す。往復1時間。疲れは昨日と同じくらいやってきた。

2日めにして飽きたかもと思う。

まだ「飽きたかも」だ。「飽きた」になるまで歩こう。

昨夜の残りのカレーを食べながらお昼のワイドショーを見る。わが国のおじいちゃん達がいろいろやっちゃってくれるから笑いながら見る。この笑いは楽しい笑いでなく、冷ややかな笑いだ。人間は生きていく上でいろんな場面でしでかしてしまう。私も思い出すと顔から火が出るくらいなことを何度もしでかしてきた。それは完璧な人間など存在しないのだから仕方ないのだと思うが、本来ならば歳を重ねるごとに学び知識を得て反省し、しでかす数は少なくなっていくはずなのだ。なのにこのおじいちゃん達は少なくなるどころか増えている。諫める気ににもならないくらい『しでかしの現役』なのだなと思い、私は笑いがとまらない。


午後、左手の中指の第一関節が急に痛み出す。

今年の初めは親指が痛かった。先日まで人差し指だった。何が原因だろう。

この分でいくと次は薬指だなと予測する。

棘のようなことばかり考えているから、バチが当たったのかもしれない。



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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。