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誰からも期待されていないという、自由

2024.8.3 (土) not expected


昨夜、家に戻った。
ちょうど10日間家を空けていたことになる。
我が家の猫はものすごく寂しがりやなので、にゃーにゃーとまとわりついてくるかと思いきや、「おっ、帰ったか?お疲れ」という感じで愛想がない。
猫なんてそんなもんだということを忘れていた。
猫なんて、猫なんて、そんなもんだ。
きっと夫にバカほど優しくされて、おやつもふんだんに貰って、いい気になっているんだろうと思う。
夫もこまめに掃除などやる人なので、部屋も汚れておらず、私の役目と言ったら、溜まった自分の着替えを洗濯するくらいである。
誰からも期待されていないというのは、楽である。自由である。
この場で「あなたがいないとダメなのよ」などと言われたらゲンナリする。
手のかからない夫と猫で本当に助かる。
いつ離婚ということになっても大丈夫な夫婦である。

今日の昼間、大阪の街中でやたらと浴衣を着た女子が多いなと思っていて、何でかなと考えたら、今日は『なにわ淀川花火大会』だということを知る。
それにしても、浴衣は見た目も暑そうである。
まだ子供の頃、近所のお姉様方が夕方になると浴衣を着て縁側で冷たいものなどを飲んでらした姿を思い出す。お姉様方というのがどのくらいの年齢で何をされていた方々なのかわからないが、まさしく大人の風情であった。
その風情は今の浴衣姿には残念ながらない。
体のことを考えると、本当は軽装の方がきっと楽なんだろうが、花火大会というと、どういうわけか若い女子は『1日だけ粋なふり』がしたくなるのだな。「どうかご無事で…」という気持ちで見送る。

劇場に着いたら、大量のパピコの差し入れがあった。
何年かぶりにパピコを食べる。美味しい。
あと551蓬莱の豚まんもたくさんいただいた。
これは若い男子劇団員たちがあっという間に平らげていた。
大好きな野菜ジュースもあった。
どうしたんだろう、今日は差し入れがいっぱい。

差し入れ、ありがとうございます

さて、これからソワレ。
夜を走り抜けよう。

お疲れさまです




読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。