冬の顔色をうかがう歓び
うすのろ日記 2024.11.18(月) I can't wait for winter
少し、冷っとする朝。
起きてすぐに分厚い靴下を履いた。
白湯タイムも始める。
今年は暑い日が続いたからずいぶん遅くなってしまった。
30分早く起きてゆっくり白湯を飲む。
*
性格分析をする本があって、それを立ち読みしていたら『あなたは人の好き嫌いが激しいタイプ。好きな人にはとことん尽くすが、嫌いな人に対しては目もくれない。だから冷たい人と思われる傾向がある』と書いてあって、
「はて?」首をかしげた。
家に帰ってからそのことをちょっと考えてみた。
激しいだろうか…
人のことは常に客観的に見る性格だとは思う。
それが好き嫌いが激しいという結果になるのだろうか。
好きか嫌いか、白黒はっきり分かれるのもそれかもしれない。
私の中でグレーゾーンというのがないように思うし、人から嫌われることとかそんなに気にしていない。それもそういうことなのかもしれない。
納得。
でもそもそも性格分析なんて何のためにあるんだろう。
「あなたはこういう性格です」と言われても性格なんて変わらないと思う。
長い年月をかけて備わってきたその人の性格っていうのは分析されたくらいで変わらない。表面的に変わる(変える)ことはできても深層心理っていうのは死ぬまで変わらないと思う。
午前中、カフェで少し仕事をする。
近くの席にいた男性二人組の会話が聞こえてくる。
某有名芸能人と知り合いだと言っている。
周りに聞こえるようにわざと大きな声で喋っている。
「電話したらいつでも会えるよ…」とかなんとか。
相手の男性がが「すごいやん」とそれまた大きな声で反応している。
カッコ悪い人たちだなと思う。
その話が事実であっても、これみよがしに話すのは本当にカッコ悪い。
どうして日本人は芸能人とか著名人にに弱いのだろうか。
そういう人たちと知り合いだということがそんなに自慢になるのだろうか。
不思議に思う。
私を含めて周りのお客さんは、皆知らんぷりで自分のやることをやっている。懸命である。
空はよく晴れて、冷たい風が吹き渡っていて、街ゆく人は暖かそうな冬服を着ている。なんだか待ちに待った季節がやっと顔を見せてくれたなという気持ちで街を歩いた。
心地いい日だ。
花でも買って帰りたい気分(買わなかったが...)