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8万年前と8万年後のちょうど今を生きる

うすのろ日記 2024.12.15(火) C/2023 A3


先日からなんだかよからぬ用事で小忙しい。
本来なら明日は下部内視鏡検査の予定が入っていたのだが、時間をどうこねくり回してもこなすことができなくなってキャンセルした。
じわりじわりと何かが迫ってくる感じがある。
何かをひとつ先延ばしにすると、倍になって返ってくような気がする。

よからぬ用事で忙しいのに、夫が在宅勤務で家にいる。
こんな時に限って家にいるのだ。
お昼ごはんを奢るからと言われて、奢ってもらえるなならとホイホイついて行く。
近所の人気の定食屋さんに行ったのだが、案の定行列ができていて30分待ち。夫婦共々別のところへ行く元気はなくそこで待つ。
『本当はこんなところでぼんやり待っている余裕はないのだけど...』
と、だんだん私は陰鬱な気分になってくる。
だし巻き定食は、その陰鬱さを吹き飛ばすほど美味しかった。
夫は生姜焼き定食を食べていたが、我が家の昨夜のメニューが生姜焼きだった。『この人、生姜焼きがさぞかし好きなのね』と、結婚15年目にして初めて知った。
退店してから、湿度の高い空気の中「暑い、暑い」と言い合いながら帰宅。

ニュース番組を見ていたら、20日ごろまで西の空に『アトラス彗星』が見えるらしい。アトラス彗星ってほうき星のことだ。
見てみたいと思う。今日は曇りだしたぶんダメだろう。これから天気は下り坂だし、今回は無理そうだ。次はいつ見れるのだろうと検索したら…
8万年後ですって。今回は…なんて呑気なことを言ってる年月じゃない。
8万年後に生まれ変わって見るしかないわね。
その頃、もう地球なんてなくなってるだろうから、何に生まれ変わるのかしら…、遠すぎて妄想すらできない。
でも私たちは今、8万年前と8万年後のちょうど真ん中を生きていて、
アトラス彗星がどうのこうの、なんだかんだと言ってるのよ。
おもしろいね。

8万年後は、新種の微生物かも...私。



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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。