雨なんて、すべて思い出

2023.2.24（金曜日） a rainy friday

しとしと雨。
ときどき、ぱらぱら雨。

気象予報士は「冷たい雨」と表現していたが、そこまで冷たいとは感じない。どちらかというと湿度が高くムッとした感じの雨だ。
そういうわけでどこにも出かけける気分が湧かないので何か映画でも観ようと思っていろいろ検索してみたのだけど３作品まで絞ってみたが、どれも結局ピンとくるものがなくて断念。
本もそうだけど映画もその日によって興味をそそるものが違う。
昨日は「こ映画が見たい」と思っていたものが、今日になるとまったく興味が湧かないということもある。24時間でそんなに人の気持ちって変わるものなのかと不思議に思う。でもまた何日かしたらそれが観たくなるからまた不思議なのだけど。
ライターの一田憲子さんがブログで、以前読んだ本を再読してみたら、以前はまったく感じなかった感情が今回はあったというふうなことを書いてらした。なるほどなと思う。
その時に自分が興味ある感情が優先されるように思うから、一田憲子さんが今興味あることとその本が今ちょうどいい感じで合ったのだろうと思う。
それに付随して、お気に入りの本や映画は時間を変えて（数年という時間単位で）もう一度挑戦してみると違った印象を持つからより深くその作品を理解できるのかもと思う。

昼過ぎになって冷えがきた。
気象予報士の解説はあながち間違いではなかった。
雨はしとしと。

ずっと好きで飲んでいたお茶っ葉が底をついた。
湯呑み一杯分のお茶を啜るように大事に飲む。
１０分ほど歩けば行けるから買いに行こうかと思うけど、やっぱりめんどくさい、この雨。
ネットで買えないかと思って検索したらあったけど送料が高くてびっくりしてやめた。
明日、買いに行こう。

午後３時、少し雨が小降りになったので夕飯の買い物に出かける。
よく見ると私はものすごい変な格好をしていて、自分でも「あらまぁ！」って感じ。
部屋着のままコートを羽織ってきたのが間違いだった。
私の部屋着はびっくりするほど間が抜けていてダサくて変なの極まりない。
誰にも会いませんようにと願いながら買い物をする。
誰にも見られなかった…はず。

今夜は鉄板焼き。
それほどのものを食べる食欲は私にはないのだけど、私の食欲に合わせてメニューを考えると夫がガリガリに痩せてしまいそうなので、とりあえず肉をたんと買った。

あぁ、霧雨になってきた。