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春、待たない人の昨今
うすのろ日記 2025.1.30(木) What's up?
寒中お見舞い申し上げます…
という手紙を誰彼構わずに出したくなるくらいの寒気がきている。
私がことあるごとに『寒いのが好き、冬が好き』と書いていると、『寒さは感じないのですか?』という質問をもらう。
どうも誤解されているようだ。
寒さを感じないという不感症ではない。
私だって生身の人間だから寒さは感じるし「おぉ、さむっ」と言いながら街を歩いているし、寒い日は鍋料理などを食べながら「あったまるね〜」とか普通に言っている。決して寒い日にかき氷などを食べているわけではない。
簡単に説明すれば寒いのが好きなだけなのだ。顔に差し込むような冷たい空気とか、背筋を這う冷気に心が引き締まるとかそういうのが好きなだけだ。
ただ好きなだけだと書いたけど、寒いのがもう嫌、冬なんてなくなればいいと思っている方からすれば私の気持ちはわからないのは当然で、私は甘いのが苦手で甘いの大好きな人の気持ちはわからない。そういうことだ。
人それぞれということだ。
まぁそういう意味では、私は少数派であることには間違いないのだけれど。
だから春の訪れを待つ人ではないのだ。
*
さて、今日は病院に行く日。3ヶ月ごとに行っている。
耳鼻咽喉科と消化器内科を同じ病院内ではしごする。
耳鼻咽喉科は慢性耳鳴りの治療(治療といっても治す方法がないので脳神経を鎮める薬を処方してもらうだけなのだが)消化器内科は逆流性食道炎の治療だ。
両方とも長い間通っている。
耳鳴りの方は精神に支障をきたすので薬は必要であるが、消化器内科は心の中で「もういいかな」と思っている。もういいかなというのは自然の流れに体を任せていきたいという意味だ。
年に一度上部内視鏡検査をすることになっているが、「今度はいつにしましょうか?」という医師に今日こそは自分の考えを言うべきと思って、
「このまま自然の流れで治療していきたいと思います」と告げた。
医師は「それはいいと思いますよ、何でもかんでも病名をつけて薬まみれにしていても、患者さんが感じるストレスの方が体に悪いですから。じゃ、何かあったら相談してもらうということで、検査等は極力なしにしていきましょう。薬も減らせるものがあれば減らしましょう」と理解をしてくれた。
ホッとした。こういうの理解してくれる医者って少ないと思っていたから嬉しい。
一種類の薬を減らしもらって、内視鏡検査はは何か異変があるまではやらない、そして通うのは半年に一度ということにしてもらった。
これで私に重篤な何かが起こっても医師の責任というより、私が選んだ道ということになる。自分の体に責任を持つ自覚が今まで以上にできるような気がしている。
医師と患者は、病気に立ち向かう共同作業の仲間だと思う。
どちらか一方の思い込みだけではうまくいかないような気がしている。
それにしても埼玉県の道路にできた穴ぼこがとても心配である。
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