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ある日、大阪にも雪が降る

うすのろ日記 2025.2.6(木) it's snowing


昨日のことだが、友人がやっているヘアサロンに髪を切りに行った時、
雪が降っているのを見た。
なんか白い埃が舞っているなと思ったら雪だった。
「あれ、雪が降っている」
「えぇ、埃じゃないの?」
「雪だよ」
と言いながら、髪を切るのを中断して2人して外に見に行った。
「大阪に雪なんて珍しいね」なんて無邪気に言いながら空を見上げた。
まるでUFOを見つけたようなはしゃぎ様だった。
その雪は地面に落ちる前に水滴となって、落ちた瞬間に蒸発した。
そしてその貴重な雪は5分もしないうちにやんだ。

狭い日本と言われているが、大雪が降って大変な思いをしている地域をテレビ画面などで見ているとまったく違う国のことのようだ。
狭くはないな、日本は広いよと思う。

久しぶりにカフェで仕事をする。
先日、大阪駅裏通りに見つけた観光客のいない空いてるカフェが気に入って通い始めている。
今日は程よくお客さんはいたが、多少の雑音は下手なBGMより心地いい。
私の座る席のふたつ空けた席に、どこかの会社が派遣社員の面接をやっていた。面接を受けている方がとても大きな声の方で、時々会話が聞こえてくる。
社会現象にもなっているが、受ける方がものすごい強気である。
『私はこうしたい、こうでないと嫌だ。私はこれができるのだけど、それは認めてもらえるか?見習いの様なことはしたくない。すぐに即戦力となるような仕事がしたい。休みは希望通りもらえないとダメだ。』などと、力説していらっしゃる。
会社側は「はい、はい。なるべく希望通りに…はい、はい」と言うことを聞いている感じがする。
私が若い頃とは真逆になってきている。まぁ私が若い頃は、この面接を受けている人のように力説するほどの実力もなかったから仕方ないのだけど...。
ずっとそういう会話が流れてきていて、個人的にはもうちょっと会社側もしっかり受け答えしろよと思った。
何ができるのか具体的に聞くとか、今までどういう職種でどういう実績を上げてきたのかとか、あなたを雇うとうちの会社にどういう利益あると思うかとかね。そのくらいのことは聞いてもいいんじゃないの。
と、関係のない私がいろいろ考えさせられる面接場面であった。

そして今日も、5分ほどでやむ雪が大阪に降った。

雪、降ってますか?


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イトカズ
読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。