【カメラ#8】 出番の少ないエキストラ?… Reflex-Nikkor 500mm F8
このレンズは、鏡を用いて光を反射させ超望遠効果を得るMF(マニュアルフォーカス)のオールドレンズです。
反射式は天体望遠鏡の原理と同じですね。ニコン以外でも反射式レンズは発売されてました。中古では比較的安価で手に入れることができると思います。
ご存知とは思いますが、このレンズ絞りがありません。しかもF8と暗いレンズなので、フィルム撮影では"キビシ〜"シーンが多々ありました。デジタルになってからは、グッと使い勝手が良くなったとおもいます。
反射式レンズではリングボケが発生しますので、使用時には念頭においておかなければなりません。
リングボケを多用するとマンネリ化しますので、逆にリングボケにならない工夫も良いかと思いますが、絞れないので被写界深度が稼げませんから注意が必要です。
ニコンの500mmは2タイプありますが、後期では軽量化が図られたうえ、最短撮影距離が1.5mとマクロ機能も追加されました。
反射式望遠鏡と同じ構成ですから、天文撮影は得意ですね。
いいところも多いのですが、意外と出番は少なく、タイトルどおり"出番の少ないエキストラ"…といったところでしょうか。好きなレンズですけどね〜。www
続く…。
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