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swarming on a cloudy day

ミツバチの分蜂が見られるのは、一般的に言われるように、太陽が出ている穏やかな日だけに限りません。

「今日は曇っているし、雨が降りそうだから分蜂はしないだろう」と考えるのは、蜂場に見回りに行かない理由を探しているだけで、単なる希望に過ぎません。昨日は「天気は崩れているが、もしかしたら分蜂しているかもしれない」と直感が働いたので蜂場に行ってみると、案の定分蜂していました。

ミツバチは、彼らたちなりの根拠があって分蜂したのか、それとも民主的な話し合いの末に分蜂という選択をしたのか、或いは単に直感や閃きによってなのか、木にぶら下がる蜂球を眺めながらしばらく考えていました。

生きてゆく中では、根拠から判断したり、思考によって選択したりするのではなく、直感や閃きで動く方が結果的には上手くいく気がしています。根拠や思考というのは論理的なようで、実のところ「自分の都合」だからです。一方で直感や閃きというのは、自分の都合とは無関係で、もし本質的な幸せを手に入れたいと思うなら、自分の直感を信じて動く以外に方法はないように思われます。

悪天候の中分蜂した蜂群は5ガロンのバケツで速やかに回収して、新居となる巣箱には春のハチミツがたっぷり貯まった蜜枠を入れました。直感に従って(?)分蜂した彼らへのささやかなプレゼントです^_^



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