Natural comb on topbar
ケニア式トップバー巣箱に分蜂群を収納し4日目。ようやくトップバーに巣が盛られ始めました。
巣は巣門と反対側、つまり巣門から見て巣箱の奥から作られています。こちらの希望としては巣門側から奥に向かって作り始めてもらえるとその後の管理がしやすいのですが、なかなか人間の都合通りにはいきません。ある空間の中でミツバチはどこから巣を作り始めるのかについて、セオリーはないように思われます。
良く観察すると、巣房はまだ六角形になっておらず円筒形です。これからミツバチは温度を調整しながら蝋に熱を加え、巣房は徐々に完璧な六角形になっていきます。
ところで、オーストリアの神秘思想家であったルドルフシュタイナーは、ミツバチの巣が形成される力について興味深い講演(1923年)をしています。シュタイナーによれば、水晶(石英)のような六角形を形成する力が地球の内部に宿っており、ミツバチの巣房はその地球の意志が顕現化したものであると。
自分が知覚できない事を論ずる事はできないので、これ以上何も言える事はないのですが、何はともあれトップバーに形成されるミツバチの自然巣はとても美しいです。私が特に綺麗だと思うのは巣板のエッヂ部分で、これはもはやアートと言う他ありません^_^
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