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本物のはちみつ食べてますか

みつばちと言えば、
はちみつを作る虫でしょ?というイメージの人が殆どだと思います。

本当は、私たち人間の食糧問題にも直結する受粉をしてくれる大切な存在。
それだけではないんです。
その受粉から森を作り、森の養分が川を伝って、海に流れた養分で魚が育つ。
そして、その水がまた雲となり雨として山に戻ってくる、という
環境のリレーのファーストランナーです。

私たちの暮らしの中でとても近くに存在してきたことから、
環境指標生物と言われています。
ただ、このことを知っている人はまだ日本に少ないように感じています。

「みつばちさんありがとう」と、言う人を1人でも増やしたい。
みつばちのために何ができるかな、と行動できるような社会にしていきたくて発信をしています。

みんながみつばちを飼うようになったら手っ取り早くて良いんじゃない?って
実は思っていますが、

みつばちを飼うなんてとんでもない!
とりあえず今じゃない、っていう人が
すぐできることを考えました。

それが、「本物のはちみつを選んで食べる」ということです。

え?本物ってどういうこと?
って思われた方は、本物ではないものを食べている可能性があります。

はちみつは、牛乳、オリーブオイルと並んで世界三代偽装食品と言われています。
本物は、みつばちが作っています。

1匹のみつばちが一生のうちに作ることのできる量を知っていますか?
ティースプーン1杯です。

300グラムのはちみつの中には
100匹分のいのちが詰まっていると言っても過言ではありません。

それを多くの人が毎日たっぷりトーストの上にる量を供給するためには
かなりの量が必要になってきますね。
そしたら、毎日食べられる値段で、手軽にスーパーに買える値段で、となってきた時に工夫されて作られたはちみつも世の中には出回っています。

カリカリのパンに塗るのも美味しいですよね!
コーヒーにはちみつ、とっても合いますよね!
それが、間違っているわけでも、否定するわけでもないのです

本来、そんなにたくさん取れないものを、
気軽に口にできるようにするために選択するのか、
本物を食べるのか、
自分が選択をしていたらそれで良いと思います。

でも、本来、はちみつは貴重なもの。
日本では古来から薬として、高貴な人にしか口にできない希少品でした。
取れる量もとても限られています。

200種類以上の蜂の中でも、蜜を貯めるのはみつばちだけっていうことだけでもすごいことなんですけど。

そして、西洋みつばちが養蜂されるようになって
量が増えて、安定的にはちみつが取れるようになる中で、
庶民の手にも届くようにはなりました。

それでも畑で蓮華を育てずに、化学肥料を撒くようになっていったり
山を削り、木を切って、空き地に家を建てたりしてみつばちの蜜を集める場所が減っています。

蜜量が減ってさらに高価になってしまいます。

混ざり物がない、本物を選んで食べてください。
それが、養蜂家を支えます。

安くはないかもしれません。
でも、価値があります。

それは、そもそもみつばちの食料で、人間が食べるのはお裾分けです。
全部みつばちが作ったものを取り上げるのではなく、
みつばちが暮らせる量を残して、お裾分けをいただいています。

そして、そのお裾分けをいただくために、
美味しいみつばちを収穫するために夜が開ける前から、
重い箱を抱えて、
大事にみつばちをお世話しているその作業は殆ど手作業です。

そして、みつばちからのお裾分けである
本物のはちみつは万能なので、あなたの健康も支えてくれます。

今日もBee happy な1日を!

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