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15・メンタルについて!顕在意識と潜在意識 心の力こそ驚異のパワー

パーソナリティガイドの横山です♪
前回の「自分の歴史」までしっかり、じっくりやっていただけましたでしょうか?
やっていただけたなら、自己理解がかなり深まっています。
これからの夢も目標も、「己を知る」ことから始まりますので、疎かにしないでくださいね!
ホント、大事です。
何事も基礎部分が大切です。
プロ野球の選手でも、キャッチボールは欠かさずやる練習です。
それを同じように、自己理解を深めることは、今後のあなたの人生に大いに役立つことですからいい加減にしないでくださいね!

こちらは、ライフデザインラボの「プログレスプログラム」の内容をもとに記事にしております。このプログラムでは、コミュニティーが大きな役割を担っておりますが、noteでは、コミュニティー、サポートがないかわりに安価で提供させていただいております!

「あなたの可能性、捨てますか?」

ぜひ、真剣を読んで、書いて自分の脳に叩き込んでいただけたなら、目標に向かって自己成長できる自分になれるはずですから、しっかり取り組んで欲しいと思います。

なお、この内容は、以下からの連続性があります。
最初から、お読みになりたい方は、こちらから読み始めてください!



メンタル


心の力こそ驚異のパワーです。
あなたのなかにも存在しています。
ここまで多くの質問に答えてきました。そのなかであなたはひとつひとつの質問に意識を集中させ答えてきたはずです。

心は一度にひとつのことしか考えられない。

心は何かに集中するとき、他のことへの思考をシャットダウンさせます。
「心は一度にひとつのことしか考えられない」ということを忘れないでください。これがどれほど重要かをこれから学んでいきます。あなたの潜在的な力が引き出されることになります。


心に描くイメージとその人が獲得したものは直接的な関係があります。
つまり、
「人間の心は、それを本当だと信じると、それを実現する力を持ちます」


これは実証されている事実です。この言葉を自分のものにしてください。
この事実があなたの人生に与える影響は大きいです。
驚異的な、「心の力」を完全に理解すると、あなたは完全に自分自身をコントロールできるようになります。そして、あなたが現実的に望むすべてのものを得る力を手に入れることができます。


【顕在意識と潜在意識】


あなたがこれまでに身に付けてきた能力を挙げてみてください。
例えば、車の運転ができる。ギターが弾ける。英語が得意。などなど。

これらの能力を身に付けることは、最初から簡単でスムーズだったでしょうか。ものの程度はあるでしょうが、そんなことはなかったと思います。

自転車に乗れるようになるまで、何度も転んだりしながら少しずつ慣れていき、いつからか乗れるようになったと思います。
まず、最初は頭の中で考え、意識します。そして、何度も失敗しながら少しずつ慣れていきます。そして、意識してやっていたことが、何も考えずに自然とできるようになっていきます。
どのように能力を身に付けていったかを考えると、この過程を踏んで身に付けていきます。

これは意識していること。顕在意識で考えていることが、意識しない意識、つまり潜在意識に移行してできるようになったことを意味しています。

顕在意識と潜在意識についてはご存じでしょう。しかし、このことの重要性はどれだけ強調してもし過ぎることはありません。

顕在意識と潜在意識は、よく氷山に例えられます。顕在意識は見えている氷山の一部であり、潜在意識は海面下に隠れている大部分に当たるということです。


潜在意識は、顕在意識と違い、意識しない行動をコントロールしています。
あなたは、靴を履くときどちらの足から履きますか?
仕事から家に帰るとき、帰り道を意識しながら帰りますか?

「そういえば、どうしているのかな?」と思いましたか。
それほど、意識することなしに潜在意識が同じ行動を繰り返しているのです。

もし、あなたがパソコンのキーボードを見ないで、キーボードを打つことができたとします。それならば、実物を見ないでキーボードの配列を紙に書くことができるでしょうか。

本来なら見ないでタイピングできるのなら、キーボードの配列を暗記しているように思えます。
しかし、ほとんどの人は全部の配列を紙に書くことができません。それは実際に手を動かして確認をしなければキーボードの配列は思い出せないからです。それは頭で考えるのではなく、潜在意識でやっていることを意味しています。


日常的なこと以外でも、潜在意識はあなたの行動の90%以上に影響を与えています。

思考習慣、態度、表情、しぐさなど、これらは普段、意識することなく自動的、反射的に行われています。つまり、潜在意識の働きによるものなの
です。

人間は嘘をつくときは、顕在意識にでます。自分では自然を装っていても、表情、態度、目や口の動き、しぐさなどに現れるものです。
つまり、心のなかにある潜在意識の働きによって自動的に表面に現れてしまうのです。

「行動には、結果が伴う。そして結果の蓄積が、人生を創る」
これも絶対法則のひとつです。覚えてください。

人生を創る基となる「行動」の90%以上が潜在意識の影響を受けていることを考えれば、潜在意識の重要性が理解できるはずです。

○潜在意識の不思議な働き


顕在意識と潜在意識の関係をさらに詳しくみていきます。

バイクに乗っていて、前方の電信柱が目に入って、「あっ、電信柱にぶつかってはいけない!」そして、彼の乗るバイクは電信柱にぶつかっていっ
た。

もうひとつ!

あるフィギュアスケートの選手が、試合直前にコーチから次のようにアドバイスされました。「あなたは完璧!練習もうまくいったから、最後の三回転ジャンプで転倒しなければ、絶対にあなたが優勝するわ!」

結果はどうだったと思いますか。ここに法則が隠されています。
「顕在意識でイメージが描かれると、潜在意識の力がそれを実現するようにあなたを動かす」


「転倒しないように」という言葉は、転倒するイメージしか頭に描かせません。それは、「転倒」という言葉によるものです。「転倒する」「転倒しない」の「する」「しない」の判断はしません。「転倒」というイメージに反応するのです。

そのイメージを受けた潜在意識は、そのイメージどおりに、微妙に筋肉を動かし、さらに思考にも影響を与え、タイミングを微妙に外してしまうものです。先の「電信柱にぶつかる」も同様です。

この潜在意識全体を支配するイメージというものがあります。潜在意識こそがコントロールしているのです。これこそ、あなたの人生に大きく影響を与えているものの正体です。

ですから、「セルフイメージ」はとても大切です。

○セルフイメージ


人はそれぞれ、「これが自分らしい」というイメージをもっています。自覚しているか、いないかに関わらず、それは誰にでもあります。
たとえば、4千人の前でスピーチをすることになって呼ばれる自分。堂々と話している自分。しどろもどろになる自分。壇上にさえ上がれない自分。そのスピーチに対する「この姿が自分らしい」というイメージ、それがセルフイメージです。

では、4千人ではなく、参加者が4人ならどうでしょうか。参加者は、家族または友人。場所は自宅のリビングルーム。彼らはスピーチに失敗しても許してくれます。あなたはいつも考えていることを話すつもりです。
さあスピーチです。4人の視線があなたに向けられました。イメージしてください。
さあ、今度はどうでしょうか?先ほどと比べ、堂々としていませんか?

当たり前のことですね。
このことで何がわかるのでしょうか?

「あなたのセルフイメージが、あなたの設定した限界」
ということです。

スピーチに限らず、人生にはいくつもの場面が用意されています。仕事、私生活、社会生活等々、それぞれに無数の場面があります。
その場面ごとに、あなたのセルフイメージがそれぞれ設定されていきます。そして、次の法則が働きます。

「セルフイメージと行動は一致する」


先ほどのスピーチでのあなたのセルフイメージは、実際にあなたがとる行動とほとんど一致しているのです。さらに人は、セルフイメージと異なる行動をとると落ち着きがなくなり、もとのイメージに戻ろうとする傾向があります。

たとえば、あなたが普段着ている服と全然違うタイプの服を着たとします。そうすると落ち着かなくなることでしょう。そして、早くいつものような服に着替えたくなるはずです。それは、自分のセルフイメージに反するからです。

車でも高速での走行で80kmぐらいのイメージがあると、120kmも出すと落ち着かなくなります。
そして、心地よいセルフイメージにある80kmまでスピードを緩めるはずです。自分のセルフイメージに合うスピードにするのです。

ビジネスで数字を追い求めるのも同じです。自分のセルフイメージの範囲内で調整していくことになります。

セルフイメージがいかにあなたの行動を強力にコントロールしているのか
理解できたでしょうか。
では、このセルフイメージを逆にコントロールする方法はあるのでしょうか?

イメージトレーニングを何千回と繰り返し、そのイメージを潜在意識へ刷り込ませていく。それにより新たなセルフイメージが創られ、自分の限界ラインを引き上げていくということは可能です。


陸上競技でも、長く破られなかった記録が、ひとりの選手が記録を破ったことにより、そのあとに何人もの選手がその記録の壁を越えていくことが
あります。

それは、人間の肉体が変わったわけではありません。心が変わったのです。セルフイメージを上げることができたからです。潜在意識で破ることができない記録の壁が、破ることができる現実的な記録となったからです。

セルフイメージは、成果や成績と密接な関係があります。

○「コンフォートゾーン」からの脱却


コンフォートゾーンとは、文字通り、「居心地のいい場所」という意味です。
多くの人は、自分のセルフイメージを変えようとしません。そのままの方が楽で心地良いからです。その状態でいることで安心感を得ているからです。この自分にとって心地良い状態でいることを、「コンフォートゾーンにいる」といいます。

この自分のコンフォートゾーンには仲間がいます。同じ考え、価値観、行動習慣をもった人が集まります。「類は友を呼ぶ」ということです。
そして同じレベルの人たちの環境にいることは自分にとって楽であり安心であり居心地のいいことです。

それが高い意識レベルの人たちだといいのですが、愚痴、文句、言い訳ばかりを話しているような思考を共有することで安心している同類相哀れむ!のような仲間のなかにいることが問題なのです。

低いコンフォートゾーンでいることは、自分を低いレベルに浸かっているということです。「俺にはできない」「あんな会社ではどうしようもない」
このような思考が当たり前になっているコンフォートゾーンでいることは、さらに悪い結果を生み出します。

他人があなたのセルフイメージを決めてしまう可能性もあります。
あなたは他人の、「あなたは、・・・・・だよね」という言葉を何の抵抗もなしに受け入れたことはありませんか?

あなたに対してのあなたはこういう人間だ!というラベルを張られ、それを受け入れてしまうことです。
あなたが現状に満足していない状態において、いまのコンフォートゾーンにいることは、すなわち、セルフイメージをコントロールすることを怠けている状態ということです。
この場合、他人があなたに代わって、あなたのセルフイメージを形成していくことになります。

あなたが、セルフイメージを変えようと決心するのなら、それまでの付き合いを考える必要があります。
同じゾーンにいる人は、それを快く思いません。家族や友人が、あなたの足を引っ張るかもしれません。

しかし、あなたは断固として決断しなければなりません。
そうしなければ、無意識のうちにまた前の居心地のいい「コンフォートゾーン」に戻っていくことになります。

成功者は、このようなコンフォートゾーンから抜け出すことを決意した人たちです。「馬鹿なことを考えている」「おまえには無理だ」「そのうち後悔するよ」。そのような言葉を浴びせられることになります。

しかし、成功する人はそんなことにひるむことはありません。ぬるま湯のコンフォートゾーンにいることを拒否したのです。彼らは、まわりのレベルによって自分のレベルが決定されることを知っていたのです。

もしかしたら、あなたが最も困難を感じるのは、自分自身に対してかもしれません。なぜなら、自分を変えることが「今の自分が自分らしい」というイメージに反していると感じるからです。しかし、次の事実だけは忘れないでください。

あなたのセルフイメージは、あなたによってしか変えられない。

あなたが変えなければ、結果的に他人があなたのセルフイメージをつくってしまいます。


○イメージの持つ力


潜在意識の研究では、脳は、ありありと鮮明に描かれたイメージと、現実との区別ができない。ということが明らかになっています。
鮮明に描かれたイメージは、現実と同等の力を持ちます。

スポーツ選手がイメージトレーニングをすることにより、パフォーマンスが向上することは、もはや常識となっています。どのような分野であれ、優秀なアスリートは、自分の心をコントロールできた人です。自分の望む方向へ、自分の心をセットする。これがあらゆる成功の原点となります。

○さらに不思議な力


心の力には不思議な力が多いです。
たとえば、心はイメージされたものと同等のものを引き付けます。

素晴らしいことだと思いませんか。
しかし、これは心を思い通りにコントロールできてはじめて、より現実のこととして実感できるようになるということでもあります。

ですがこれは古くから多くの偉人によって使われてきた力です。
ひとつのことに集中して考え続ければ、その実現に必要なアイディアや情報、人材、チャンスを、まるで引き寄せるかのように獲得できることを体験的に知っていたのかもしれません。

ほとんどの成功者が、意識するかしないかに関わらず、この力を使っていたと断言しても過言ではありません。それが何であれ、心に植え付けられたイメージは力を与えられ、そのイメージを実現するために必要なものを引き寄せるのです。

これは数多くの実例によって示された事実ですが、「考えるだけで何もかも叶う」という「おまじない」のようなこととは違います。
力強くイメージされた後に、行動が伴わなければ、「心の力」は正常に働かないことを忘れないでください。

行動を伴わないイメージは、ないのと一緒です。

常に行動がともなう限り、「心の力」はあなたに対して驚異的な威力を発揮しえくれます。成功者の歴史がそれを証明しています。

「成功したければ、それをすでに獲得しているように振る舞うこと!」

すでにそれを獲得している。と確信を持った人は、態度やしぐさ、思考、行動に変化が現れます。そして、すでに成功者と同じ雰囲気を醸し出すようになります。

○「共鳴」


音の波形、周波数、振動数。
コップをスプーンで叩くと「チーン」と音がします。同じ周波数の音をスピーカーから流す。近くのコップは触れてもいないのに鳴り始めます。
種類の違うコップを置いて、同じ周波数の音を鳴らすと、同じコップだけが共鳴して、他のコップは鳴りません。

これは自然の法則です。
そして、心にも共鳴効果が働きます。

わたしたちはよく「あなたの考えに共感します」という言葉を使います。
心は共感(=共鳴)するものなのです。あなたの考えに共鳴する人は、どんな人たちでしょうか?

あなたが、成功者と同じ心を持っていれば、やがて成功者と共鳴し合いお互いに引き合うことでしょう。逆に、あなたが失敗者と同じ心を持っていれば、失敗者と共鳴し、引き合うことになるでしょう。

人は、アイディアや情報、チャンスを運んできてくれます。その意味でも、
「成功したければ、それをすでに獲得しているように振る舞うこと」
は重要なことなのです。

また、心が目標に集中し始めると、それまで見えなかったものが見え、聞こえなかったものが聞こえるようになります。

赤色のものを探せと言われれば、やたらと赤色のものが目に飛び込んでくるようになります。
同様に、例えば「効果のある広告のデザインは?」と考え続ければ、それまで気づかなかった雑誌の広告や看板、チラシのデザインのポイントが目に飛び込んでくるようになります。さらに電車のなかでも、中吊り広告を見ている乗客の反応が気になったり、広告を批評している会話が雑音の中からでも聞こえてきたりするものです。これも一種の共鳴といえます。

心は、成功することと、失敗することとを同時に考えることはできません。
あなたが集中すべきものは何ですか?
それが何であれ、あなたが考え続けたものが実現します。


○心をセットする方法


具体的に心をセットする方法について説明します。
1.ヴィジュアライゼーション
2.アファメーション
3.紙に書く
4.感情移入
5.繰り返し
6.リラックス
の6つです。

1.ヴィジュアライゼーション(視覚化)


イメージの持つ力はここまで説明してきました。
望む姿をありありとイメージすること。
これが、潜在意識をコントロールする最も基本となる方法です。

しかし、すぐにはイメージしにくい場合もあるでしょう。抽象的なことなどです。たとえば、「優れた経営者になる」というヴィジュアライゼーションを行おうとしても、一度も経営者になった経験がなければ、なかなかイメージすることは難しいものです。その場合、できるだけイメージに役立つデータを集めることが必要です。

最も効果がある方法は、「実物に触れる」ことです。
経営者になりたければ、目指す経営者に実際に会うことです。立派な家を手に入れたければ、実際にそういう家を見て触れてみることです。こういう行為はヴィジュアライゼーションをしやすくしてくれます。

次に効果がある方法は、本や雑誌などの「間接的な情報を集める」ことです。イメージに役立つ記事や写真を切り抜き、よりリアルなヴィジュアライゼーションをするために役立ててください。特に写真は、簡単にイメージすることを可能にしますので、非常に効果の高い方法といえます。

ヴィジュアライゼーションの目的は、「それが本当のことであるかのように感じる」ところにあります。できるだけ五感を総動員してイメージするようにしてください。

2.アファメーション


言葉はイメージと直結しています。
「犬」という言葉を聞いて、「猫」を想像する人はいません。
また、「大失敗」という言葉を聞いて「大成功」のイメージができる人もいません。
言葉には、それ自体にヴィジュアライゼーションの力があります。

アファメーションとは、積極的に自分の望むことを口に出し、宣言することです。宣言する相手は他でもなく、自分自身です。繰り返される言葉は、潜在意識中にインプットされ、知らず知らずのうちに、行動レベルに影響を与えるようになります。

繰り返される言葉は、潜在意識に影響を与えます。この事実を知れば、あなたの普段の口癖も、大きな影響を与えていたか分かるはずです。あなたは、「疲れた」「そんなことできるわけがない」「無理だ」「わからない」「つまらない」「どうでもいい」などの消極的な言葉を使っていませんか?

「口癖が人生をつくる」

潜在意識はあなたのすべての言葉を聞いています。
あなたが頻繁に使う言葉を、知らず知らずのうちにインプットしています。潜在意識に埋め込まれた言葉は、次第に力を持ちはじめ、あなたの望みどおりにことを実現します。

あなたが成功を望むなら、普段、何気なく使う言葉にも注意を払う必要があります。もちろん、実際に口にする言葉だけではなく、考える言葉にも慎重にするべきです。
「できない」のかわりに、「やってみよう」
「わからない」のかわりに、「調べてみよう」
「無理だ」のかわりに、「やってみなければわからない」と言いましょう。
どう考えるかで結果は変わります。

アファメーションを行う場合、ひとりになれる場所で行うのがベストです。声が出せない場所なら、頭の中で言葉を繰り返してください。あなたの考えた言葉で構いません。

あなたが望むことや目標を一言で表現する言葉が望ましいです。その際、「優勝したい」という未来形的な言い方ではなくて、「私は優勝する」と、すでにそれを獲得したか、しているかのように過去形・現在進行形で表現することを心掛けてください。

断定的に言う「〜したい」というような表現は、まだ手にしていないことを意味しています。それでは、「手に入れることができない」というビジュアリゼーションをしていることと同じになってしまいます。

3.紙に書く


紙に書くという行為は、書き出すことによって心を集中させ、さらに書き出されたものを見ることで、心はそれに集中することができます。
そして、紙に書き出したものを目につきやすい場所に貼っておく。

どのような成功者も自宅に、目標やスローガン、座右の銘などの文字が飾られたりしています。それは単なる飾り文句ではありません。彼らは、それがあることでモチベーションを高められることを知っているのです。

4.感情移入


潜在意識は感情に敏感です。
強い感情をともなった思いは、ダイレクトに潜在意識に刻み込まれます。

事故などに遭遇した人が、その瞬間を克明に思い出すのは、強い感情によって情景が一瞬に潜在意識にインプットされたからです。また、非常に感激した思い出なども、一瞬にしてインプットされるものです。

あなたがヴィジュアライゼーションとアファメーションを行う場合、必ず感情を込めるようにしてください。感情を伴わないイメージや言葉は、なかなか潜在意識へは届きません。希望が叶った情景を、心から感動して思い描くのがベストです。

5.繰り返し


ヴィジュアライゼーションやアファメーションを数回程度、行っただけで潜在意識にインプットできるということはありません。
三日坊主ではまったく意味がありません。

多くの人の潜在意識には、想像以上にマイナスのイメージが植え付けられています。それは、自分に貼った「マイナスのラベル」、「レベルの低いセルフイメージ」などです。
長い年月をかけて、あなたの潜在意識にインプットされたイメージを、まったく新しいものに変えるには、それ相応のエネルギーが必要です。

どんな成果にも代償があるように、「心の力」を利用するには、繰り返しと継続して努力するという代償が必要です。しかし、その代償から得られる利益は多大です。それは、この世のいかなる投資よりもはるかに見返りの大きい投資といえます。

これは自己投資です。毎日、10分程度でも時間を設け、正しい方法でヴィジュアライゼーションとアファメーションを行ってください。わずかそれだけの自己投資で十分です。
ただ、大きく変えたいのなら、できるだけやってみてください。必要なだけ長い時間使ってください。

6.リラックス


潜在意識は、リラックスしたときにイメージを受け入れやすくなります。
アルファ波と呼ばれる脳波が出ている状態のときです。

あなたが、「リラックスしている」「落ち着いている」と思える状態がアルファ波の出ている状態です。

あなたがリラックスできるのはどんなときですか?
コーヒーを飲んでいるとき。お風呂に入っているとき。ソファーでくつろいでいるとき。音楽を聴いているとき。入眠前に横になっているとき。

あなたがもっともリラックスできる時間を有効に使ってください。
潜在意識が解放された時間に、ただボーッとしているのはもったいないことです。(脳を休めるには必要なことでもありますが)

ヴィジュアライゼーションとアファメーションは、これ以上の有益な時間の使い方は他にはないぐらいの大切なことです。それも何も必要としません。

以上の、6つの要素をしっかり取り入れて、「心のコントロール法」を確立してください。そのときこそ、世界で最も強力な力を手に入れる瞬間となります。


○欲求と感情のコントロール


欲求や感情は突然あなたを襲います。
緊張が続く場面で逃げたくなる欲求が頭をもたげるかもしれません。また、怒りによって自制心を失う場面に出合うかもしれません。
このようなマイナスの欲求や感情は、心のコントロールする力を台無しにしてしまいます。ですからあなたはそれを回避する方法を知らないといけません。

「2分間我慢すること」

非常にシンプルなことですが、これは心理学で実証されたノウハウです。
多くの欲求や感情は、それが持続するのはわずか2分間以内だけです。
すなわち、2分間我慢できれば、それらは消え去っていくのです。これさえ実行できれば、あなたは大抵のことは心のコントロールをすることができ
ます。(もちろん程度の差はありますが)

アンガーマネージメントでも、怒りを感じたら6秒待って怒りを鎮める。
ということも言われています。場合により、その我慢する時間の長さは変わるかもしれません。しかし大抵のことは、たった2分間以内に収まるものがほとんどです。


○まとめ


以下、理解しておくべきポイントを箇条書きしておきますので、暗記するように何度も口にして読み、手で書いて覚えるようにしてください。

● 成功する人は、「心の力」を活用している。

● 心は、一度にひとつのことしか考えられない。

● 潜在意識は人間の行動の90%以上に影響を与えている。

● 顕在意識でイメージが描かれると、潜在意識の力がそれを実現するようにあなたを動かす。

● あなたのセルフイメージが、あなたの設定した限界である。

● セルフイメージと行動は一致する。

● セルフイメージは成果や成績と密接な関係にある。

● 「コンフォートゾーン」から抜け出さないといけない。

● 自分のまわりの人のレベルによって、自分のレベルが決定する。

● セルフイメージは、あなたの手によってしか変えられない。

● あなたが変えなければ、結果的に他人があなたのセルフイメージをつくってしまう。

● 脳は、ありありと鮮明に描かれたイメージと、現実に起きたこととの区別をしない。

● 鮮明に描かれたイメージは、現実と同等のパワーを持つ。

● 自分の望む方向へ、自分の心をセットする。これが、あらゆる成功の原点である。

● 心はイメージされたものと同等のものを引き寄せる。

● 行動を伴わないイメージは、ないのと同じである。

● 心にも共鳴効果が働く。

● あなたの考え続けたものが実現する。

● 潜在意識をコントロールするには、ヴィジュアライゼーション、アファメーション、紙に書く、感情移入、繰り返し、リラックスが必要である。

● 実物に触れることと、間接的な情報を集めることでイメージがリアルになる。

● 積極的な言葉で、頭を満たすこと。

● 成功者は紙に書くことの力を利用している。

● 潜在意識によってイメージが焼き付けられる。

● 繰り返すことで、イメージをインプットさせる。

● リラックスすることで潜在意識を解放する。

● 2分間我慢することで、欲求と感情はコントロールできる。


本日はここまでとなります。
それなりの量になりますが、できれば何度も読んで欲しいです。
また、大事な部分は、ノートに手書きで書いて、それを読んでいただきたいと思います。
人生、長い目で見れば、ここでお話ししている内容はとても重要なものです。
短期的な儲け話とかではありません。
あなた自身が、成長してビジネスにしろ、人生にしろ、良いように生きられる本質的な内容ですので、質が違います。

何が大切なことなのか?
いちど、考えてみてくださいね♪

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