2022年を月ごとに振り返って総括してみる
2022年が終わる。
月ごとに振りかえってみようと思います。
※べべばーが最も大きなトピックなので、「べべばー」「ほか」で分けて記載
長くなりますので、本note一番最後に「総括」を書いてます。
それだけ見たい方は、月ごとの振り返りをはしょってもらえると◎
(記事の目次参照)
1月
■べべばー
・べべばーはまん延防止措置のためお休み期間
・去年10月べべばーOPENしてから心身ともに崩壊、荒れてすさみ療養中
・思えば去年12月から、人生でトップ1〜2を争うしんどさだった。今振り返ってもよく耐えた、よく乗り越えた・・。
■ほか
・予定表見たらびっくりするほど予定が入っていない月だったw
・昼の仕事をそんなメンタルの中やってて、特に気持ち面での両立の難しさを知る
・健康診断の結果、腎臓の数値が良くないことを知る
2月
■べべばー
・最終週から、まん防があけてべべばー再開
・協力金の申請
・「場で生きる」「場を作る」「人の笑顔にふれる」「笑顔を作る立場にいる」ことを再開して実感。悪かったのはあらゆるもののバランスだったと気づく。
・週末だけの営業に一旦切り替える
・融資契約(去年からの8ヶ月近い、長く激しい戦いの終焉・・・)
・ほかの店長たちとも徐々にMTG開始、スケジュールを埋める活動再開
・なんと、ランチ営業開始。(熱中食堂〜3月後半まで)
■ほか
・自分自身を取り戻しに「沖縄」にふれるべく一人でゲストハウスにいったりする
・デートするって、なんか忘れてたなぁ
3月
■べべばー
・久しぶりに店に立つことと自分とのバランスをつかもうとする期間
・知り合いが店長候補を紹介してくれるようになる
・毎週末のイベント企画のために日々走る
・遅ばせながら、クラファンリターンのTシャツ作成をつめる
■ほか
・人へ期待する、という無自覚だった自分に気づく。でも日替わり店長制である以上人に頼らず走れないビジネスモデルの難しさを知る。
・今帰仁などほぼ巡ったことのない沖縄観光体験。こういう時間は大事な時間なのかもと気づく。
4月
■べべばー
・店長が沖縄市/知り合いの枠を超える(名護、今帰仁、人からの紹介、海外出身の店長等)
・毎週末新しい人とのイベント企画に翻弄される
・「将来何かをスタート、挑戦したい人」に向けてべべばーは機会提供できるのだと気づく(カフェやスナック経営を目指す人)
・「その瞬間だけでも笑顔にさせることができる」ことの尊さを知る
・べべばーTシャツ第一弾完成
■ほか
・沖縄市のアリーナに初めて行ってキングス(バスケチーム)の試合を観る
・沖縄市の色んなお店に遊びに行くようになる(その余裕がうまれる)、案内してくれる地元の友だちができる
5月
■べべばー
・東京から来てくれる店長が生まれる(非日常を求める彼らの期待とのマッチを感じる)
・これから起業する店長に向けて、最高の壁打ちの場として活用可能なのでは、と気づく
・店長が「他己紹介、お客さんとのコミュニケーション」に集中できるようにお酒作りや運営を担当するバーテンダー採用を始める
・バーテンダー面接が増える
・バーの個室作成のために、友達と家具探しに出かける(しかし未だに完成しない)
・「沖縄のお酒」に興味を持つ(県外のお客さんが多いため)
■ほか
・人を巻き込んで思いっきり遊んでくれる友達に出会う
・「遊び」を意識して取り込んでこなかったことに気づく→沖縄をもっと満喫したい!遊ぶぞ!モード全開
・飛蚊症がひどくなり眼科→レーザー治療の流れに落ち込む
・28歳にして初めての自動車学校に通い始める(運転免許)
・人生初めてのインナーカラー(髪染め)にトライ
・人生初めてのカヌチャリゾート(リゾート地)お泊り
6月
■べべばー
・沖縄市(地方、地域性)で日替わり店長をすることの価値について、東京との違いを感じる
・「外のコミュニティをべべばーに持ってくる」ことの必要性を知る
・私自身の動き方(日々の活動、足を伸ばす先、付き合い)がべべばーの拡張性に直結することに気づく
・毎週末新しい店長とイベント企画することに疲れが出てくる(継続の難しさ、属人的すぎるという課題)
■ほか
・人生初めて、クルマを運転してみる(教習所)
・余裕がないことが課題なのだと気づき、先々を見る・余分を持つために幅を広げて動くことを意識するようになる
・遊ぶ友達たちができて(べべばー関係なしの存在はほぼ初)浮かれる
・海で遊ぶ(ジェットスキーやシュノーケルなど)
・海外で仕事を作ろう、など海外志向に火がつく(英語勉強、ワクチン接種など動き始める)
・人生初めて、Tinder開始(オール英語記載、英語勉強のためにも)
・沖縄のG(ゴキ○リ)に精神を削られ、振り回され、恐怖に震え続ける
7月
■べべばー
・ランチ再開を目指して、人の紹介、声掛け、MTGなど
・日刊ゲンダイの取材を受ける
・可愛くてお酒も作れるバーテンダー(紹介)が増えてウハウハ
・毎週末企画を入れるのではなく、「しっぽりnight」ゆっくりカウンターで飲める日の需要を知る(営業日の緩急をつけ始める)
・ボトルメニューの作成(乾杯用、ワインやシャンパンについて勉強やリストアップ)
■ほか
・失恋する
・しばらく東京に帰っていない自分に気づく(7ヶ月近く)
・東京の友人と電話して、自分自身の居場所を再確認する
・オンラインの英語レッスンを2回だけ受ける
・ワクチン二回目摂取(海外渡航のため)
・ポケットシーシャの世界に足を踏み入れる(それ以来ドハマリ中)
・G対策に翻弄する
8月
■べべばー
・バーテンダー第一波が離れていき、(noteにまとめてます↓
「人の問題」に最も悩まされる時期に突入する
・ハローワークなどバーテンダー求人に必死になる
・ランチ営業でも、玉砕が続く
・「自分自身が何もコンテンツを持っていない/人に頼らざるを得ない」自分自身にコンプレックスを感じる/ビジネスモデルに足踏みをする
・べべばーで活用するコミュニティ向けアプリの開発を考案、MTG
■ほか
・栄養食品(nashなど手軽な冷凍食材)にはまる
・G対策でダスキンを導入する(最終手段)
・最高のお方のはからいで、急遽長崎へ(8ヶ月ぶりの県外)
・海外行きのカウントダウンをしていたが日本地域の魅力に気づく
・飽き性の自分にも、日本でフィットする生き方があると知る
・「自分は何を語れるのか?」「何を伝えていけるのか?」に目を向け発信することの重要性を学ぶ
・スタートアップユニバ−シティ(オンライン講座・起業家むけ)を受講し始める
・沖縄市の色んなお店で飲み明かしたりして、地元の知り合いが増えていく
9月
■べべばー
・バーテンダー面接続き/採用基準に悩む
・周年祭など特別なタイミング/デジタル(モニター等)を活用したイベント企画との相性の良さを感じる
・県外から来て「沖縄で試してみたいこと」を形にできる場所だと気づく
・色んなコミュニティが混在する沖縄市で「こんなお店があること」等、「コミュニティの枠を超える場所」としての可能性に気づき、実現のために躍起になる
・べべばーの店長コミュニティを作ろうかと迷い考え続け、ひっかかっている理由を探す
・べべばーの継続性の課題について考える(かなり属人的という課題)
■ほか
・人生で初めて、選挙活動のお手伝いをする
・沖縄市でお店を持つ人、地元の人たちの面白さ/素晴らしさを知り、ファンになっていく
・ほか、あまり記憶ないw
10月
■べべばー
・バーテンダー求人や声掛けのおかげで、バーテンダーの採用が決まる(バーテンダー第二波)
・採用にあたって、マニュアル作成(独り立ちを目指して)
・べべばー1周年&べべ誕生祭/企画や実施にプレッシャーを感じる
・もうしばらく自分が主人公になるイベントはいいやと思うw
・店長たちに対しては「一日の場の提供」における関係であり、「べべばーのコミュニティでは無い」ことを実感する
・「べべばーのコンセプト」「実現したい世界観」「誰を巻き込み、どう伝えていくのか」という根幹の部分に立ち返る
・「月に1回」など継続的に立ってくれる店長を探す
・日刊ゲンダイに載る↓
■ほか
・人生初めて、シャンパンタワーをやってみる
・私は本当に予定ぎりぎりにならないと動かないんだなwと再確認する(誕生祭の企画など)
・一年半前、コザに魅力を感じさせてくれた県外の人たちと久しぶりに飲んでテンションあがる
・ほぼ一年ぶりに東京に帰って(約2週間近く)、ストレスと喜びと久しぶりの再会を全身で満喫しまくる
11月
■べべばー
・「愛の証明」のためにべべばーの活用ができることを知る
・愛し、彼らのための場所であることを最も実感できた店長に出会う
・東京のソーシャルバーオーナーに会って、本当の同業だからこそ話せること相談できることで涙する
・継続に課題有だったべべばーの道筋がなんとなく見つかる
・バーテンダーに「運営を任せる」ことの難しさを感じる(自分との感覚の違い、期待の伝え方、指示など)
・冷凍庫を買い換える
・FM宜野湾に出演
・べべばー集客力向上のために色々思案
・べべばーほぼ一年ぶりに「週4(もしくは5)営業」へ!!(念願かなって)
■ほか
・東京でとにかく寿司を喰らいまくる(沖縄にはない魚の新鮮さ)
・べべばーのべべ、ではなく「建部久美」を見て愛してくれて待ってくれている存在を再確認し、居場所を知る
・定期的に県外に出たり東京の友人に会わないとメンタルが死ぬことを知る
・「毎日を全力で、新鮮な気持ちで生きる」ことを忘れていたことに気づく
・飲食業をやる人たちの魅力、覚悟、スタンスに惚れ、尊敬の念を抱く
・一年半ぶりくらいにリアル弟に会って、「こいつのためなら死ねる」存在を認識する
・昼の仕事(PR Table)がびっくりするほど忙しさを増す
12月
■べべばー
・他コミュニティとの連携を始める(実施はこれから)
・継続的に店長をしてくれる存在が生まれ始める
・バーテンダーの独り立ち用に「べべばー紹介資料」「昇給基準(評価制度)」を作成、共有
・とはいえ、人を動かし、自主性を高め、夢中にさせるための一番の薬は「店の売上を上げること」だと再確認する
■ほか
・ホームパーティにお呼ばれしてホクホクする
・沖縄巡りをまた楽しむ
・今年二度目の東京へ。一週間ほど。
・沖縄と東京の違いを実感する(地域性、店の距離感、朝のコンテンツなど)
・昼の仕事(PR Table)の決起会。居場所の一つを再確認する。
・5ヶ月ほど行っていなかった自動車学校に年末滑り込む
・今月行く予定だったフィリピン行きを延期する(来年3月頃へ)
・久しぶりに離島(津堅島)に行く(BBQ)
・家の大掃除(予定)
総括
(1)沖縄という場所に縛られた期間
2022年、不調から始まり、沖縄を出ずにべべばーに固執し、後半やっと少しずつ解き放たれていった一年だったなと思います。
固執、という言い方は少しネガティブだけど・・・
いい言葉を使うなら、コミット。
バーテンダーを始めとして、「人の課題」にぶち当たって、
それを乗り越える期間は、自分自身の動き方は「経営者」というより「一運営者」であったようにも思う。
その良し悪しでいうとわからないけど、今振り返ってみれば、現場に丸投げせず現場を見て触れてお客さんに向き合う重要な期間でもあったような・・。
でも、故に、「この場所を私は離れられない」という固定概念が私を縛り付けていた期間だったとも思う。
実際に離れられなかった。
毎週末私が立って、向き合い続けた。
でも、本当に?
本当に、私しかいなかったのかな?
それも含めて、学びになった期間でした。
10月後半〜2度東京に(強制的に)戻ることで、「私がいなくても回る運営体制作り」を本気で、半ば無理やり実施できたことが良かった!
「この場所に私が固執しない」ことを、今年最後に大事にできて本当によかった。このスタンスで仕組み作りを引き続きやっていきます。
(2)「人を扱う」ビジネスモデルの難しさ
「日替わり店長制」、それがここまで難しいとは。というのが今年の気付き。こんなに大変だと先にわかっていたら、このモデルはオープン時に選ばなかったかもw
自分がすべてコントロールできるわけではなく、アンコントローラブルなものがあまりにも多かった。
べべばーは「人」ですが、
同じ「バー業種」でも、店ごとにそれぞれのコンテンツ(お客さんが来る理由)が有ること(お酒、雰囲気、体験など)に最も興味を持って色んな店を訪れ学んだ期間でもありました。(現在進行形で勉強中)
人を動かすには?協力してもらうには?
時給?目的?人との繋がり?先への投資?コミュニティの存在?など、
役割によっても違うその原動力について、考え続けました。
常に変わる「人の優先順位」を認識した上で、
どう仕組みを作るのか?
ほんとう、苦戦した一年だったな。「人の課題」ほど心乱れることはなかなか無いな、と思いました。
そこへの一つの答え。
売上があがるには、集客数が増え、関わる人が増え、多くの人の力をかりて、企画やイベントが増え、盛り上がっていく。
経営者として、それにコミットしていく責任を感じています。
(3)東京と沖縄の違い
上記に繋がる部分もありますが、「ソーシャルバー」「日替わり店長制」というのは場所が変われば同然、価値もあり方も変わるので。
この大きな問いに、文字通り試行錯誤しながら、最終的になんとなくの達成への道筋を掴んだ一年でした。
それを実践するのが来年2023年。行動をもって、皆さんにそのあり方を示していきます。
あと、新しい場所で、住んで実感する違いに気づいたり、生き方を構築したりするのは一年くらいかかるね。(朝昼夜のコンテンツ量の差や交通手段、その場所での楽しい生き方の模索、コミュニティ形成など)
今後どこかに住む際に、参考にします。
(4)海外志向
ほんとうに私は飽き性なんだな、と実感した一年でしたw
よく10ヶ月くらい県外に出ることなく沖縄で過ごしていれたな、と。
(この課題に気づいてくれる人に助けられた・・)
定期的に、県外に出たり、東京時代の友達に会いに行ったり、知らない場所に触れたりしないといけません。精神的に良くない。
それがより向かっているのが、海外。まずはフィリピン。
今は「逃げ」ではなく、「新しい挑戦」のために海外に目を向けています。
これからのことはまた別の記事でもまとめますが、、
そのために英語勉強したり、ワクチン接種したり、自動車学校通ったり(さぼりまくってたけど)動いた期間でした。
(5)べべばーのコンセプト再構築
オープンして一年がたつタイミングで、
べべばーの根幹について改めて考え直す期間がありました。
べべばーを良い形で継続するためにはどうすればいいのか、を考えていた過程でたどり着いたことです。
人は、想いに触れて、共感して、動き仲間になる。
一人じゃできない、作れない世界観を達成するためにも、
・日々の営業という「点」だけではなく、これからも含めた「線」を描くこと
・それを人に伝えること
その重要性に気づきました。
でも、コンセプトは一晩で決まるものでも、完全体で既にあるものでもありません。
私自身が私に問い、べべばーを中心とした円の中心部分にいてくれる仲間の存在と話をして、見えてくるものなんだろうな、と。
11月にバーテンダー向けべべばー紹介資料を作りましたが、引き続きブラッシュアップしていこうと思います。
(6)意図して遊ぶ
「遊び心」
これが圧倒的に足りない年だったなとw
いますよね、遊び上手な人。
素敵。
根本的にくそ真面目な性格なので、放っておくとずっとべべばーで出来ていないことを考えてしまう癖があって。(どうにかしたい)
考えることは悪いことじゃないけど、考えても仕方ないことを考えるのはもったいない(哲学科の運命、という言い訳・・)
いや、失敗は十分なほどしてきたけどw
プライベートで、もっと、自分を解放できるものを探していきます。
そうしようって年末に気づいて、思えてよかった。
東京にももっと行こう。海外にも。友達との予定を色々入れて。
見たこと無い世界を見に行こう。そう誘ってくれる人の誘いを断らないようにしよう。
出来ない理由じゃなくて、それに行ける仕組みを作ろう。
最後に
未だに自分なりに解決策が出きっていないのは、
「人に期待をしてしまう」という課題。
人に期待せずして、成り立つビジネスモデルなのか。という問いw
日替わり店長制よ。独り立ちするバーテンダーよ。
恋愛でも、仕事でも、たまに距離感わからなくなる。(ただの不器用)
でも、
・どうあがいても、どこまで企画しても、なるようにしかならない。
・たいてい「想定外のこと」でコトやモノは作られる。
という今年の発見が、その差配を来年少しでもちょうどよくしていってくれるのでは、と思っています。
ここまで書いたら、
来年のこと、これからのことを言語化したくなりました。
なので次は、2023年に向けた記事にて!
ここまで読んでくださってありがとうございます!!