【汝、星のごとく】語彙力ない人間の一生懸命伝えてみた。
学生時代とてつもなく苦手だった国語の授業に一つ
物語や長文問題でよく聞かれる、
感想をかけ。
これが大の苦手で正解した記憶がない。
なぜ正解のない物語の感想も求められるのか、そしてそれに正解不正解があるのか。
いまだに解りたくない問題です。
そのせいで読書とは無縁で生きてきたし、難しく捉えて生きてきた。
上京して職場に行くまでの通勤に1時間ほどかかったので
スマホ見るのも疲れるしなと思って手に取ったのが読書で
そのおかげで読書が好きになってきている。
特に問題が後から問われるわけでもないし、好きなスピードで
好きなタイミングで読めることが心に余裕をくれて読めるようになった。
たまたま今なんかやっているので
語彙力がない割に一生懸命【汝、星のごとく】を読んだ
感想を書いてみるので
優しい目と心で見てくださるととても助かります。
読み終えて一番簡単だけど本気の気持ちは
『辛い、苦しい、でも面白くて終わってほしくない』
でした。
子供には罪などない。
もちろん、大人も子供のために必ず良い人で生きなければいけないわけでもない。
そう思える本で、お互いがしっかり理解して
尊重できていればどんな形であれ自分の人生を大切にすべきだと。
でもこの本を読み始めた時は
大人は勝手で子供を振り回す。
子供の優しさをズルく使うことになんとも言えない気持ちになった。
やっと大人に近づく子供の人生を
母親を無視できない優しい子。
この子は私とは全く似つかなかった。
私は自由奔放、どちらかといえば両親を振り回している側だったから
この本の子を尊敬と勿体無いという気持ちでいっぱいになった。
もし自分がその立場であれば同じことをしたのかと聞かれたら
6割の想像の自分はしない。と言うけど4割の想像の自分は同じ道を選ぶというだろう。
もう一人の男の子は
自分やりたい夢のために親元を離れて生きてき
その場に染まるけど、彼女のことは離したくない。
なんなんそれ。むかつくわ〜。
彼女に無意識で価値の違いを突きつける。
それがどれだけしんどくて苦しいことか、それも無意識なのがしんどい。
誰も悪くない、と思いたくわないけど
ぶつけれない怒りが募る。
どんな時も求めるのは彼女のことで
少しでも彼女を感じられる通帳に縋る男。
お互いに波瀾万丈と4文字で片付けるには勿体無いぐらいの
人生なんだけど、大人になってまた再開する理由が
病気を知っての再開。
やっと会えるのに再開にはもう終わりが見えているようなもの。
それでも、会いに行く彼女。
ね〜もう苦しい
でもそれが愛なのかなとも思ったし、それが愛だと言いたい。
私もかつての元彼はバイクに乗りまくる彼氏で
もし事故に遭って片足が泣くなったどうするの?と
友達に聞かれた時に即答で
『何にも変わらないともう。好きで私には必要な人だから。』
そんなこと言っていたことも知らずに奴は
遊びに遊んで、私に別れを言わせた。
むかつく男で今でも憎たらしいと思うけど
たまに人伝で聞く彼の今の人生は
幸せでいてほしいし、
あの頃好きだった彼でいてほしいと思うことがある。
私はこれを『愛』ではなく『情』だと思っている。
でも、この本の彼女の行動は
『愛』
初めのページと最後のページが
同じような書き方をしているんだけど
この物語を読み終えた自分には納得できるし
理解があれば結婚の形も愛の示し方もたくさんあると思えた。
友達にそのまま貸したら
泣きまくりの、辛い〜って話。
暖かい話ではないけど
記憶に残る話です
始まりのプロローグと
どう繋がるのかがまた面白かったりもするし、
お互いに人生を描かれているので
読み飽きないし、読書が苦手だった私もスラスラ読めて
続きが気になって仕方ないぐらい世界に引き込まれるので
よかったら読んでみてください!
今は『月曜日の抹茶カフェ』を読んでます!
またこんなよくわからない感じで
読み終えたら残してみようか。
ではまた
素敵な1日にしましょうね♡
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