おすすめの本#1
日本代表 李忠成、北朝鮮代表 鄭大世 それでも、この道を選んだ/古田清悟、姜成明
みなさんは自分の国籍について考えたことはありますか?
ほとんどの人はないと思います。
しかし、世の中には自分で国籍を選択するという重要な決断を下して闘っている人もいるのです。
そんな決断を下した元サッカー日本代表 李忠成(りただなり)、元サッカー北朝鮮代表 鄭大世(チョンテセ)。
共に在日朝鮮人である彼らは、何を考え日本代表と北朝鮮代表という道を選んだのでしょうか。
そんな彼らに密着取材を続けていく中で、段々と彼らに覚悟や責任感などが生まれてくる様子が描かれています。
チュンソンはなぜ韓国代表ではなく日本代表を選んだのでしょうか。
テセはなぜ韓国代表ではなく北朝鮮代表を選んだのでしょうか。
韓国と日本のサッカースタイルの違い
帰化したことに対する後ろめたさ
代表チームとクラブチームの環境の差
いつまでも自分に回ってこないボール
チームメイトの意識の違い
彼らは多くの悩みを抱えながらも自分なりの生き方を見つけ出せるのでしょうか。
彼らがサッカーに出会い、2011年9月2日に日本のFWと北朝鮮のFWとして対戦するまでの全てが詰まっている本です。
サッカーに興味のない方や、彼らの事を知らない方も必ず興味を持てるような話になっているので、ぜひ手に取ってみてください。
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