好きを仕事にするということ
会社員を辞めて4ヶ月、フリーランスでアニメーションを作り始めて2ヶ月が経とうとしている。
アニメーションやイラストは完全に独学のため、スキルや知識が追いつかず、思い通りに表現できない悔しい日々。
ここでも「こんな内容でいいのか?」と毎回悩みがらとりあえず投稿している現状。
でも出来ない自分から逃げずに向き合い、いつか思い通りに表現できる日が必ず来ると信じ、コツコツ制作。
とにかく孤独が付きまとう。
好きを仕事にするということ、特に何かを創るという仕事は、誰よりも自分が自分を信じ、孤独と向き合い続けるメンタルが必要なのだと感じた。
私の好きなアーティストで「Stray Kids(ストレイキッズ)」というKPOPアイドルグループがいる。ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲・プロデュースを手がけるセルフプロデュースグループで、もはやアイドルの域を超えている。楽曲はとても個性的で、ダークでもありハードでもありPOPでもあり、その世界観にどハマりしている。
彼らの曲に「Scars」という、2021年にリリースされた楽曲がある。
「Scars」は、グループがこれまでに重ねてきた努力や、流してきた涙や汗などすべてを「傷(=Scars)」と表現したもので、「すでにたくさんの傷を抱えながらも、さらに大きな夢をつかむためには、今後も深く大きな傷を刻んでいかなければならない」という覚悟と決意が歌われている(※Wikipedia参照https://ja.wikipedia.org/wiki/Scars_(Stray_Kids%E3%81%AE%E6%9B%B2)
歌詞の中で、
「さらけ出して全てを見せる それが全てと
投げ出したくなる日も避けず
何あっても構わず let go 倒れても, 倒れても
夜明けまで I turn on the lights
そう 止まらない
まだ先に光る未来へ向かい
I will never give up
僕なら大丈夫」
あんなにキラキラと輝いている彼らにも、過去には想像もできないような努力や苦労があり、それを乗り越えてきたのかと改めて感じ、自分への励みと戒めになる大好きな一曲で、折れそうになる時は繰り返し聴いている。
そうだ、好きを仕事にするという事、さらに自分の作品を人に伝えていくという事は、倒れても倒れても自分を信じて、ひたすら歩き続ける。走らなくてもいい。ただ止まらず進もう。
そんな決意を胸に、今日もペンを握る私である。