オンライン英会話 Lingoda をやるべき人/やらない方がいい人
今回はオンライン英会話のLingodaについてご紹介します。
Lingodaというオンライン英会話
Lingodaはドイツに本社があるオンライン英会話のサービスです。日本だとあまり聞かないかもしれませんが、ヨーロッパではメジャーなサービスです。
コースは5つあります。また、グループレッスンかプライベートレッスンを選べます。
私はビジネス英語のグループレッスンを選びました。
グループレッスンの場合は、教師(Tutor)1名に対して、生徒が1−5人という構成になります。1回は60分です、少し長めですね。
利用を初めて約1ヶ月経過した時点(2020/6)で、私がどのように利用したか、どのような方に向いているサービスかをお伝えしたいと思います。
Lingodaのクラス内容
基本的には、一般的な英会話コースのように教材にあわせて進みます。
Camblyのようにフリートークメインではないので、気軽に参加できます。
もちろん予習はあった方が良いと思いますが、ざっとテキストをみておけば良いかと思うレベルで、重いタスクではないと思います。
基本的な進め方
具体的な流れですが、最初5分くらいで全員簡単に自己紹介をします。
だいたいは名前と出身と仕事程度です。テンプレなのでメモなどに用意しておくと楽です。
毎回Tutorが変わる
1ヶ月で約30回実施して同じTutorに当たったのは5回程度、あとは毎回違うTutorでした。
こういうケースは、「毎回違う人だと自己紹介が面倒なのでは」と思うかもしれません。ただ、自己紹介は思ったほどかかりませんし、参加者全員の紹介もあるので飽きるほどではないという印象でした。
それより、多くのTutorに当たることが面白いポイントでした。
会話メインだったり、テキストに忠実だったり、良い教材を紹介してくれたり、人によってスタイルが大きく異なるためです。
レッスンはTutorによって進め方が大きく違います。時間一杯使う場合もあれば、40分で終わらせて発音練習をする場合も。ある程度レッスンのテンプレはあると思いますが、進め方は結構自由なようです。
プライベートレッスンのチャンス
1ヶ月の間に運良く1 to 1のプライベートレッスンになったのは5回。たまたま人が少ないクラスの場合に起きることで、嬉しいケースでした。
最大人数の5人が参加する場合、話ができる時間は体感的にトータル5分強ですが、1 to 1の場合は30分以上は会話できたと思います。
質問もしやすくカジュアルに進められます。こればかりは運ですが、レッスン直前に参加者が少ないものを狙い撃ちできるかもしれません。
実戦的な言い回しも学べる
Tutorにもよりますが、例えばイギリス英語の言い回しだったり、Polite(丁寧)な言い回し、Casual(くだけた)言い回しなどを教えてくれたり、質問して話を聞くことができたりと、実戦的な知識も身につけられます。
特にヨーロッパのオンライン英会話ということもあって、イギリスのTutorは多めです。
この辺りの「実際どう会話の中で使うのか」に関しては、TOEICや本には無い知識なので貴重です。
Tutorは全員ネイティブ
Tutorは全員ネイティブで、国も幅広いです。
アメリカ、イギリス、南アフリカが多く、オーストラリアまであります。バックグラウンドが違うので発音や言い回しなども違っていて、幅広い理解を得ることができます。
グループレッスンの参加者が幅広い
これまで参加者で日本人に会ったのは2回だけ。これはイギリスから参加していたからかもしれませんが、時差がない場所の人と当たることが多いです。
日本英語はクセがあるなと思ってましたが、他国のノンネイティブそれぞれ異なるクセがあるということがわかりました。
また、時間帯によっても参加者が異なります。日本の夜は欧州が昼のため参加者が多く、逆に朝方は欧州の夜中になるためアジアの参加者が多いです。幅広い参加者とレッスンを受けられるのも楽しみの一つになります。
VideoはON
Videoは基本ONで進めていきます。OFFの人はたまにいますが、表情が見えないと全体的にやりづらいと思います。可能な限りONにした方が自分にとってもコミュニケーション取りやすいはずです。
どんな人に向いているか
一般的な英語学習において、特に会話練習としてオススメなのが以下のステップだと思います。
Lingodaは相手がネイティブということもあって、フィリピンなどのエントリーレベルの英会話と比べると少しレベルが高いように思えました。
そのため、まずはエントリークラスの英会話で会話の自信をつけ、その後にLingodaへ参加すると良いと思います。
もちろんLingoda自体にも初級から上級のコースがありますが、初級でも金額的には少し高級です。最初は安い別の英会話レッスンで自信をつけた方が良いと思います。
気になるお値段は
値段は安い英会話と比べると少し高めです。
ビジネス英語の毎日のクラスでグループレッスンなら€279、プライベートレッスンなら€639となります。(2020/6時点)
マラソンもあるようです。数ヶ月間休まずにレッスンを受講できれば、授業料のいくらかがキャッシュバックされるものです。
これは1回でも逃すとNGなので、よっぽど時間に余裕がありセルフコントロールできる人じゃない限りリスキーかと思います。
Referrals(紹介割引)があって、私のコードですが、以下を使うと€50分初月割引になるようです。
既に私は利用を終了したため旨味はありませんが、みなさんの割引として利用いただければと思います。
その他のオンライン英会話
今回はLingodaというオンライン英会話をご紹介しました。
日本ではあまりメジャーではないですが、ヨーロッパ中心にサービスを展開していて、少しレベルは高いですがグループレッスンが特におすすめです。
自分には少し早そう、別のオンライン英会話から始めた方が良さそう、その
ように感じられる方もいるかと思います。そこで、私が実際に受講したことのあるものをいくつかご紹介します。
QQ English
月会費約3,000円-とコスパが良いです。カリキュラムはわりと自由ですが、まず話す自信をつけるのであればおすすめです。
Bizmates
ビジネス向けの英会話でおすすめなのがBizmatesです。月額1万円程度。半年ほど受講していました。カリキュラムがビジネス向けにしっかり作られていて、ビジネス向けの基本におすすめです。会話だけでなく言い回しなども身につけられます。
Cambly
最後にCamblyです。こちらは月額3,000円弱より開始できるネイティブスピーカーとのオンライン英会話です。予約無しで24時間利用できるのが強みです。印象としてはカジュアルな会話といった雰囲気で、より実戦に近いと思います。
他にもオンライン英会話はかなりのサービスがあります。多くが無料体験をやっているので、まずは無料でやってみるのも良いと思います。
一番最初は30分話すだけでも背中に汗をかくくらい緊張しますが、繰り返すうちに慣れてきます。
まずトライすることから始まります。私も初めは全然話せませんでした。ぜひチャレンジしてみてください。
【おまけ】英会話のおすすめ書籍
最後に英会話に関するおすすめの書籍をいくつかご紹介します。
オンライン英会話の前に少しでもインプットしておくと、気楽に参加できると思います。
こちらはビジネスに関するフレーズがまとまった本です。持ち運びやすい大きさでスキマ時間を使ってインプットするのにとても向いています。一通り通してから英会話には臨みました。
こちらはもう少しボリュームが大きいものになります。日常会話をカバーしているところはポイントが高く、ビジネス英語漬けになるとつい抜けてしまうカジュアルな英会話を補完できます。こちらも一冊あると何かと活用できると思います。