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お稽古 2020.6.10.
梅雨入り直前の少し風の強い日のお稽古。
吹き抜ける風が少し重たいけれど涼しい日でした。
掛け軸は、「雲無心以出岫」雲は無心にして以って岫(しゅう)を出ず、でした。「鳥惓飛而知還」鳥は飛ぶに倦んで還るを知る、と追句になっています。
雲は山の洞窟から自然にむくむくと湧き出で、鳥は飛ぶのに疲れるとねぐらへと戻っていくという情景だそう。
この軸の雲の形がいいですよねー、いかにもモクモクしてて。
お花は鳴子百合(なるこゆり)が入っていましたが、残念ながらお花をつけていませんでした。
風炉、三木町棚にてお薄。