住宅営業マンとの付き合い方

 夢のマイホームを作る時、必ずすることのとして住宅営業マンと話すというのがあると思います。
 「営業と話すのめんどくさい」「くどい営業かけられるの嫌だ」「複数の営業としゃべるのはいいけど、後で断れない」なんて思いますよね。たしかに本当にめんどくさいです。
 そう思っていて、もっと話しを聞いていればこんなことにはならなかった。もっとあんなふうにしておけばよっかた。なんて話しを聞きました。
 今回は営業マンとの付き合いで億劫にならないように、私なりに営業マンとの付き合い方や考え方を提案させていただきます。

まずは情報収集から!

 あなたのまわりで家を建てられている方が少なからずいらっしゃると思うので、まずは、まわりの人の意見を聞くことから始めるとよいです。その上で自分なりに情報を整理して、どんな建物がいいか、どのメーカーがいいかをお客さんの声としてインプットしましょう。
 また、専門用語も多いため、ある程度ネット等を通じて勉強しておくとよいでしょう。

住宅展示場へ思い切って行ってみましょう!

 ネットやまわりの人から情報をある程度仕入れられたら、今度は住宅展示場に行きましょう!
 住宅展示場の見学ポイントは以下のとおりです。

・間取りの好みを探す
・空間の大きさを図面と対照させる(後で実際の図面を見た時に分からなくなります)
・工法によるメリットとデメリットをつかむ
・住宅の性能をつかむ、メーカーの強みをつかむ
・どんな設備をいれられるかを確認する(全館空調等)
・営業マンと話しがあうか、自分の意見を汲み取ってもらえそうかを確認する

 一般的には、展示場はよく見えるように作られているので、そういった目線で見ることが大切です。ほとんどの場合で展示場より狭い家になると思ってください。
 そんなことがあるので、いかに自分の重視しているところ、プラスアルファを提案してくれる人を探すことが必要だと思います。次に複数の営業マンとの付き合い方、考え方について、提案します。

営業マンとの付き合いはこう考えたい!

 様々なお話しを聞いていると、「いろんな営業マンとしゃべるのはめんどくさい」「営業マンは仕事でやっているので、無駄な時間をとらせるのが相手に悪い」「営業をしつこくかけられるのが嫌だ」「そもそも自分に時間がない」等々いろんなことを聞いてきました。
 めんどくさい、時間がないといった意見がありますが、自分の一生の生活拠点を大金を使い、ローンまで組むので、社会情勢の変化以外では絶対に焦らずにじっくり検討することをおすすめします。

 さて、営業マンとの付き合いですが、まず、私の考え方は結論として、営業マンを使いまくれ!というものです。

 「いろんな営業マンとしゃべるのがめんどくさい」
 この考えの方は逆に、いい情報を逃すことにもなりかねません。営業マンは手持ちの有力情報を隠していることもあります。こちらから様々な話しをする中で営業マンの持つ有力な情報を聞き出すことも必要です。これは、対話することでしか得られない情報もたくさんあります。よく仕事で、「書面にはできないけど、口頭でのみ伝える」なんてことをした方なら想像できるかもしれません。様々にしゃべることで、自分の考えも変わるかもしれません。より良い家づくりにはよくあることなので、営業マンとはたくさんしゃべりましょう。

 「無駄な時間をとらせるのが申し訳ない」
 こんなふうに思っている方は、イメージしてみてください。住宅営業マンは基本的に展示場にいますが、土日以外はけっこう暇だったりします。商談できる相手を探すには、展示場でいかに話しができる相手をつかまえるかにつきると思います。
 その営業マンも商談もできないとなると、会社から何をしていたんだと怒られてしまいます。なので、まずは話しを聞くぐらいなら全く問題ありません。
 次は、契約手前まで図面と工事費の算出まで終わっている場合で、他社を選ぶ場合、なぜ他社を選んだかを的確に伝えることです。営業マンはよりたくさんの意見を収集することも仕事のひとつです。お客さんの意見は本当に宝になり、業務改善や商品の改善にも役立てられます。どこがよくてどこが悪かったかをしっかり伝えることで、営業マンの今後につながることになるので、「無駄な時間をとらせるのが申し訳ない」という考えは全くもつ必要はないのです。

「しつこい営業をかけられるのが嫌だ」
 相手も会社の看板を背負っているものとして、必要以上の営業行為は会社のイメージを悪くすることになります。これは対処療法のようになってしまいますが、ある程度の段階まできたら、「これ以上は話すことはない」としっかり伝えてください。当然、何がよくてだめだったかを話している前提にはなりますが。やはり、売上を伸ばしたいがために、必要以上にせまってくる業者はいます。
 このことは、やはり営業マンと話すことは避けられず、相手も社内の命令に従って行動する部分もあるので、その人の本意ではない行動をとらざるをえないこともあるのですが、無理な営業をかけさせないようにしてあげることも一つです。
 相手との連絡手段を断つことも一つです。切れ目はしっかりつくっておきましょう。

「そもそも時間がない」
 自分に学習する時間がないなら、パンフレットをもらい、空き時間に読めばよいです。
 打ち合わせする時間がないなら、自分の思いを紙に書きましょう。それをもとに出されたプランで良かったところを採用するればよいです。
 時間がないと言っても、自分の思いを書面にして相手に渡すぐらいの時間はとれると思うので、空いている時間を使って、どんなことを重視したいかをリスト化しましょう。そしてそれを複数の気になるメーカーにコンペさせてもよいかと思います。条件はある程度記載しなければなりませんが、時間がないならないなりにやり方はあります。
 自分にあわせてもらえるところを選ぶのもまた一つ重要かと思います。

まとめ

 以上、住宅営業マンとの付き合い方と考え方について、私の経験から私なりの考えをまとめてみました。もちろん、このように考える必要もないので、実際は自分の思ったとおりにやっていただくことが一番だとも思うので、参考までにしていただければ幸いです。
 家づくりは家そのものだけでなく、人づきあいもとても大切になりますが、一番大切にしたいのは「自分が楽しく家づくりできること」だと思います。幸せな家は必ず、そのつくる過程も楽しく幸せなものでなければならないと思っています。なので、思いっきり楽しんでください。全てを楽しんでください。
 私はそんなふうにできず、やはり、その時のことが引き金になって家を好きになれない一部分もあったりします。
 なので、思いっきりわがままに、思いっきり楽しく、自己中心的に、ぐらいの心構えでもよいと思っています。
 ぜひ、家づくりを楽しんでください!

 最後に、この記事が参考になったと思っていただけたら、「スキ」、「コメント」をいただけると幸いです。
 どうもありがとうございました😊!

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