【読書感想】みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?:知識ゼロからの社会課題入門(安部敏樹)
どうも。BECKです。
みんながんばってるのになんで世の中「問題だらけ」なの?:知識ゼロからの社会課題入門(安部敏樹/ニューズピックス)という本を読んだ。
社会問題に対して色々な人が意見を持ち、批判している側も、されている側も、みんな頑張っているはずなのに、なぜ問題がなくならないのか。
社会課題の裏側には何があるのか。
そういった内容を第三者視点から解説した内容の本だ。
子供の虐待、発達障害、ホームレス、選択的夫婦別姓、ジェンダー、外国人労働者、物価高について、その問題点と問題が解決しない理由には何が潜んでいるのか、表面的な話だけではなく、裏側まで説明していて、尚且つとても分かりやすい。
いかに、自分が社会問題・課題を表面的にしか意識していなかったか、もしくは無関心だったかを痛感させられた。
例えば、「子供の虐待をするなんて、同じ人間として信じられない!」では、他人事で終わってしまうのだ。
なぜ、子供を虐待してしまう親がいるのか。
個人の問題ではなく、親自身が社会課題の当事者である場合もあり、社会として、問題を解決していかなくてはいけないなど、何事も「他人事」のスタンスでは解決しないとわかる。
物価高に関しても、日本人自身がお金を海外に流してしまっていることも原因のうちのひとつだと知って、ショックを受けた。
とても分かりやすい内容なので、社会課題を深るきっかけにおススメ。
あなたもきっと社会課題に無関心ではいられなくなるはず。
どうぞよろしく。
いいなと思ったら応援しよう!
スキ、フォロー、チップすべて励みになります!