マイマイかぶりを知ってるかい?
どうもべちおです。
梅雨ですね。
明けそうで明けない梅雨ですね。
洗濯物が干せず、洗濯機の中がパンパンで多分このままいくと次晴れたときには3回戦は洗濯機に挑まなくてはいけない予感がする今日この頃です。
さて、みなさん。
マイマイかぶりって知っていますか?
僕は31歳なので僕の世代以上の人なら知ってると思うんですが、こないだ妻と雨の中、近所のイオンモールまで歩いてる時に畑があったんです。
その畑がなんとまぁ綺麗な紫陽花(あじさい)で囲まれていて、あ、花はもう季節じゃないので一輪しか咲いていなかったんですが、それはもう青々と大きな葉っぱを雨に濡らして輝いていました。
その紫陽花を見た時に、数年前、テレビでやってた番組を思い出しました。
ある和食屋さんが紫陽花の葉をお刺身を並べるための飾り付けとして使ったところ、そのお刺身を食べた人に続々と食中毒が起きて大ニュースになった、と。
見た目はあんなに綺麗な紫陽花の葉なのに、実は毒性があったんですね。ちなみに花にも毒があるみたいで、症状として嘔吐や痙攣、めまい、顔面の紅潮、ふらつき、呼吸麻痺、昏睡などが挙げられるようです。
綺麗な花には毒ありすぎですね。
そんな話を思い出し、妻にしたところ「ほえ〜」と関心されまして、、
その流れで自分の頭の中にある納得のいく繋がりが光のように走ったんです。↓こんな感じです
みなさん、カタツムリの殻にも毒があるって話聞いたことないですか?
僕は昔、小学校の頃、耳毛の量がすごかった理科の高野先生から「カタツムリを触ったら毒がついてるから、触った手で鼻くそとかほじんなよ」と言われていました。
僕自身、小さい頃から昆虫採集や生き物観察が大好きで、クリスマスプレゼントに生き物図鑑を頼むような小学生でした。夢がないですねw
そんな僕ですから、雨の日にはカッパを着て虫かごを肩からぶら下げて、近所の家の外壁に集まるカタツムリを数十匹単位で捕まえて、虫かごの中がカタツムリだらけで余白がなくなるほど捕まえまくっていました。今考えるとその外壁は石灰か何かでできていてカルシウムを多く含んでいたから、カタツムリが多かったのかもしれません。
毎回雨の日はカッパで近所をふらついているので、その地域担当のバイク便のおっちゃんがたまに2~3匹捕まえて、僕に渡してくれるくらいでした。
みなさんが気になる疑問をここで一つ解消しておきます。
カタツムリは食べてません。
家に持って帰って、家の前の通りを挟んだ小さな畑で虫かごのフタを開けてそこから大量のカタツムリが溢れるように出ていくのを見ていただけです。かなりサイコパスだったかもしれません。
なので1匹たりとも殺してはいませんし、食べてもいません。
たぶん、カタツムリの中には数回に渡り、僕に捕まったことある奴もいたでしょう。あの時はごめんね。
そんなカタツムリの殻に毒があるということは、毒をもつ紫陽花の葉を大量に食べてるカタツムリのからに毒があったってなんの不思議なことではありません。天然物のフグと同じ考え方です。その繋がりに気づいたからこそのさっきのあの光が走った感じになります。
さて話を少し戻して、
今考えるとカタツムリを捕まえに行ってた時は決まって素手でしたし、小学1~2年生の間の雨の日の習慣だったので捕まえる度に手洗いをしていたのかどうかも怪しいです。(3年生から年休10日のバレー部に入部したことにより、昆虫採集の時間がなくなった)
むしろ理科の高野先生が言うように鼻をほじってる回数の方が多かったかもしれません。
なのに今こうして生きてるし、当時も風邪知らず、病気知らずの元気な子供でした。
結果、カタツムリには毒がないってことが自分の身をもって体現してしまいました。そうです、自己完結です。
でも一応帰ってから本当に毒がないのかググってみました。
カタツムリには毒があるのよ、なんていう話を小耳にはさんだことがある人もいるかもしれません。カタツムリには毒はありません。ただ、何らかの寄生虫がいる場合もあります。カタツムリを素手で触った後は、石鹸で手をよく洗い流水で洗いながしてください。引用元: https://animalbattles.wealthyblogs.com/?p=13471
なるほど。本当に毒がなかった。けど寄生虫がいたんだね。その方がいやですね。寄生虫は苦手なのでその話はパスして、話をもっと戻します。
イオンモールにいく時の会話の流れでカタツムリの天敵といえば?と話になり、僕がマイマイかぶりやなーっと言ったところ、妻の頭の上に?マークが浮いてるのが見えました。はっきりと。
小学校時代、日本にいることが少なかったとはいえ、マイマイかぶりくらいは知ってるやろうと思っていたのですが、これはジェネレーションギャップなのか、単なる無知なのかどっちでしょうか?ちなみに一つしか歳変わらないので、後者であって欲しいところです。
さてここでやっとタイトルにもなってるマイマイかぶりの登場です。
まずその存在を知ってる方はどれくらいいますか?知ってる方は「スキ」を押してください❤️
僕は生まれも育ちも山に囲まれた田舎だったので、よくカタツムリがマイマイかぶりに襲われてるのに遭遇したことがあります。
名前の通り、カタツムリの中に頭を突っ込んで捕食してる姿がマイマイ=カタツムリをかぶってるからマイマイかぶりだと名は体を表す状態でした。
ちなみにマイマイかぶり自体がどんなのかと言うと、、ちょっと簡単な絵を描きますね、、、
こんな感じです。我ながらうまく描けたと思います。
ちなみマイマイを食べてる姿がこんな感じです。
もう、正にマイマイかぶりですね。正しくはマイマイカブリと全部カタカナだったようですね。
妻がマイマイカブリというワードもきいたことがなかったので、カタツムリよりも少し大きいくらいで、カタツムリの肉を溶かしながら食べるんだよ。と説明をしてあげると「Ewwwwwwwww」(アメリカ人がキモい物を見たり聞いたりしたときの反応。そう妻はアメリカ生まれ)と予想通りの反応が帰ってきました。
ちなみにマイマイカブリも見かけたら捕まえます。※食べません
でも雨の日にはあまり見かけることがなかったですね。雨上がりの日が当たらない軒下とかにいたイメージですが、そういう時に限って虫かご持ってなかったので、捕まえることができませんでした。機会損失って奴ですかねw
関西から関東に引っ越してきてからはめっきり見る回数が減ってしまいましたね。というか見てない。ゼロです。あと、東京、カタツムリいない気がします。
まとめ
まとめもなにもないですが、案外自分たちが子供の時に当たり前に接してた物って大人になった時に遭遇すると、かなり気持ち悪いものだったりします。カエルとかイモムシとかね。子供の時は毛虫でさえも素手でガンガン捕まえて、2時間後とかに手がパンパンになってたことが本当に懐かしい。
そして今思うと、あの時って興味があるものにはすぐに手を出してたし、それで危ないとわかればすぐに手を引っ込めてたし、その後絶対に手は出さなかったですね。それが大人になるにつれて、なにごとにもビビってしまい、手を出せなくなってしまった。そして自分が本当に興味ある世界からどんどん離れていってそのまま歳をとる。
なんだか仕方がなく生きてる日本社会の渦巻みたいでした。
カタツムリの殻のようなね。
お読みいただきありがとうございました!
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