僕の将来の夢は「かっこいいおっさん」だ。 かっこいいおっさんは、何でもできるし何でも知ってる。 そして、誰にでも優しいし人生を楽しそうに生きている。 僕がこの夢を持つようになったのはいつからだったのだろうか。 夢を夢と認識していなくて、 ただ心のなかでずっと かっこいいおっさんになりたいと思っていたのかもしれない。 かっこいいおっさんじゃなくて、 かっこいい大人だったのかもしれない。 いずれにせよ、心の中で自分の将来の理想像があったことには違いない。 でも、なれる
大人ぶって我慢して 自分は不幸だと甘えていた。 何かやりたいことがあるわけでも 夢があるわけでもない。 でも、『変わりたい』 とずっとずっと思っていた。 行動すれば良いなんて とっくの昔に分かってる。 だけど、何をすれば良いのか どうしたら良いのか分からなかった。 失敗が怖くて 一歩が踏み出せない。 誰かに後押しをしてほしかったけど だけど、それも何となく嫌で。 変われないまま 一日一日が今日も過ぎていく。 何もできていない事実に 恐怖と不安が毎日襲ってくる。