ビービット社員大解剖 Part2
みなさん、こんにちは!MCO推進チームの原です。先日皆さんにご協力いただいたアンケートの結果を全3回にわけてお伝えしていく企画、「ビービット社員大解剖」。
今回は、みなさんの学生時代や出身地を中心に深掘っていきます!
Read the English version from the link below!
■学生時代
社会人になる前、どんなことを学んだり習ったりしていましたか?まずはみなさんの出身学部から見てみたいと思います。
今回は大きなカテゴリーに分けてアンケートを実施しましたが、文系出身者が約7割を占めるという結果になりました。一口に文系と言っても、学部は様々だと思うので、機会があれば今度は学部まで調査してみたいところです。
では学部生になるまでの、みなさんの得意科目は何だったのでしょうか。
ご覧の通り、「国語」「英語」の文系科目がトップでした。次いで「数学」「物理」の理系科目。学部の割合からいくと、もう少し文理の差がでるのかなとも思ったのですが、やりたいことや将来に向けて、しっかりと自分の身になる勉強をされていた方が多いのかなという印象を受けました。音楽/美術/書道といった芸術科目を得意とされている方もおり、個人的には羨ましいです。。
勉強以外では、どんなことをしていたのでしょうか。
高校時代の部活動についての結果を見てみると、なんと運動部と文化部がほぼ半分ずつでした。
運動部の内訳としては、水泳部/バレーボール部/陸上競技部/バスケットボール部/野球部/サッカー部/ラクロス部/テニス部/登山部/ダンス部/弓道部、といった部活動です。意外にも突出して回答が多かった部活動はなく、強いて言えばサッカー部が少し多かったぐらいでした。
一方の文化部は、美術部/茶道部/放送部/合唱部/オーケストラ部/マーチングバンド部/吹奏楽部/軽音楽部/クイズ研究会、といった部活動でした。一番多かったのは軽音楽部で、ビービットには結構コアな音楽好きの方が多いなと思っていたのですが、その理由の一端をうかがえた気がします。
勉強に部活動に遊びに、学生時代は毎日があっという間に過ぎ去っていった気がしますが、忘れられない青春の思い出はありますか?
文化祭や体育祭、部活動に打ち込んだことや、何気ない日々などがあると思いますが、みなさんから寄せられた思い出の中から、私の独断と偏見で選ぶエモい思い出をご紹介します。
・男子校で女子と関われる数少ない機会が文化祭だったのですが、毎年ラジオの公開収録みたいなイベントをやって、いかに女の子を集客するかに血眼になっていた。(男子校/女子校あるある!)
・憧れの女バスの先輩からバレンタインにチョコ貰えたこと。(憧れのシチュエーション!)
・高2から単身オーストラリアに留学したんですが、carrotがなにかもわからなかったので2日目で迷子にもなり、生きていくために勉強にのめり込みました。(ハードエピソード…)
・高1の時に付き合っていた彼氏と塾が同じだったのですが、帰る時に塾は別々に出る→谷町九丁目の先頭車両近くのベンチで、何も待ち合わせせずにお互い待ち合う→二人そろって電車に乗る→天王寺駅の御堂筋線の改札前で別れる、というのがいつもの流れでした。ある日、電車に乗った瞬間に「チョコいる?」と言われ、「いる!」と言ったら、赤いDARSを出しながら「このために2粒残しててん」と言われてめっちゃキュンとしました。(少女漫画ですか…?最高です。ありがとうございます。)
・甲子園でボールボーイとしてファールグラウンドを走り続けたこと。(夏が来るたび思い出す白球の記憶)
・校舎内のあらゆる傾斜を使って流しそうめん大会をやった。めっちゃ怒られた。(怒られるまでが醍醐味)
・高校時代の自転車の二人乗り(きっと私有地での話ですよね!)
そして格言チックなこんな回答も。「中学から大学は全てが青春」まさに、一瞬一瞬が大切な思い出です。
もう一つ、学生時代といえばアルバイトをされていた方も多いのではないでしょうか。ここでは様々なバックグラウンドを持つビービット社員が経験してきた、珍しいアルバイトをご紹介します。
・日雇いで小麦粉を運んでいた(いったいどこですか!)
・両国国技館の中の売店でたこ焼きを売るバイト(力士も来るのかな)
・BLUE NOTEのバーテンダー(かっこいい)
・ベロタクシーのドライバー(自転車タクシーなんて珍しい)
・展示会で電気自動車とか新型の車種を運転する(ひやひやするけど楽しそう)
・ニトリで展示用の家具黙々と組み立てる(今きっとDIY得意ですよね)
・探偵の助手(どんな案件があったんですか!)
・映画撮影現場の制作(一度見てみたい…!)
・日本史単語帳みたいなアプリの問題作成(アルバイトが携われるんですね)
・真珠のオークションの係員(気になる)
意外にも多かったのは、テレビ局でのアルバイトで、フロアやカメラマンのアシスタント、編成部での仕事といったものがありました。テレビ局とは珍しいなと思っていたのですが、ビービットにおいては実はそうでもなかったようです。
サービスを受ける側から提供する側に回ることで、新たな視点で物事を見られるようになるきっかけとしても、個人的にはアルバイトはいいものだなと思います。
■出身地
つづいて、みなさんの出身地についてです。現在ビービットの国内のオフィスは東京・大手町にあるため、関東近郊に住んでいる方がほとんどですが、もとはどこの出身なのか聞いてみました。
一番多いのは関東、次いで関西出身の方が多いという結果に。ただ今回のアンケートに答えていただいた方の中には九州出身の方はいませんでした。。都道府県別でみると、なんと東京都と大阪府が同数でトップ。丁寧語で話さなければ、関西弁が飛び交っている可能性がありますね。宴会ができるようになったら、県人会や地方会の企画をしたくなりました。
ここまで読んで全国に思いを馳せたところで、その土地の出身である地元民がおすすめするスポットや料理、名産品をご紹介します。ぜひ次のお出かけ先を決める際にご参考ください!
●北海道
・セイコーマート/美瑛/富良野/旭山動物園/大雪山/羊蹄山/登別地獄谷/ニセコ/キロロ/サッポロテイネ/札幌国際スキー場/札幌藻岩山スキー場
・回転寿司/ソフトクリーム/ラーメン/スープカレー/ジンギスカン
●東北
・中尊寺金色堂/八食センター
・笹かまぼこ/盛岡冷麵/わんこそば/じゃじゃ麺/かもめの玉子
●関東
・うつわのあやめ屋/林試の森公園/スパジアムジャポン/道の駅うつのみや ろまんちっく村/目黒川・外濠公園の桜
・ひばりが丘二郎/鳥茶屋のうどんすき/YUJIAJIKI/マッターホーン
●中部
・とりでん
・米/酒/魚/信州ワイン/蕎麦/山菜/きのこ/果物/野菜
●関西
・ARIO鳳/北野異人館街/詩仙堂/御座候
・神戸牛/たこパティエ
●中国
・路面電車/船上の牡蠣料理屋/尾道/Mazda Zoom-Zoomスタジアム/宮島(厳島)/平和記念公園/原爆ドーム/流川(飲み屋街)
・お好み焼き/牡蠣/あなご飯/つけ麺/尾道ラーメン/もみじ饅頭/レモスコ
●四国
・しまなみ海道/道後温泉/タオル美術館/東平/小豆島/ひろめ市場/祖谷のかずら橋
・鯛めし/いもたき/みかん/えびてん
■日々の勉強
さて、ここまでは主に過去を振り返ってきましたが、これからは現在に焦点を当てていきます。昨今、リスキリングという単語を耳にする機会が増え、再び「学ぶ」ことにフォーカスがされ始めていますが、ビービット社員は普段から何か学んでいることがあるのか聞いてみました。
ちょうど半数の方が何か勉強されており、1割強の方がこれから新たに勉強を始める予定という回答が得られました。日本では社会人になってから自主的に勉強する割合が低く、何も勉強していない人はおよそ半数に及ぶという調査結果があり、比較するとビービットの社員は勉強をしている方/意欲のある方が多いと言えますね。
では、何をきっかけに、どんな勉強をしているのでしょうか。
仕事において必要になるからという理由で多かったのは、「UXリサーチ」「アルゴリズム/統計」でした。「UXリサーチ」が入ってるあたりがさすがです。また「音楽史」や「ドラム演奏」などの音楽関係や、「料理」「食生活アドバイザー」といった食に関するものもありました。その他、珍しいなと思った内容と、いただいたコメントは以下の通りです。
・メタ哲学:哲学についていい加減なことを言いたくなくなったから
・言語哲学:「私の痛みや悲しみにアクセスできるのは私だけだ」という考えに反論したいから
・広告倫理:コンテンツマーケティングが何をするお仕事なのか分かっていないから
・ライティング:テキストコミュニケーションで得する人/損する人を見てきて、丁寧でなくても良いから誠意の伝わる文章力が欲しいと思ったから
・贈与論:『チョンキンマンションのボスは知っている』を読んだのがきっかけ
・石鹸作りの勉強:自分流にアレンジできるから楽しそう
・脚本の作り方について:映画が好きだから
・Themed Entertainment Design:大学で学んでいたことの延長線上。将来やりたいことだから
ところどころに「好きこそものの上手なれ」という言葉を感じる内容でした。新しく何かを学び始めたい人、何をするか悩んでる人は、ご自身の好きなことを振り返ってみたり、上記を参考にしたりして、ぜひ新しい一歩を踏み出してみてください。
では少し番外編的に、みなさんが持っている珍しい資格をご紹介します。
・簿記1級/1級船舶免許/日本語教師/知的財産管理技能検定(賢い…)
・風水検定/姓名判断士/アロマテラピー検定/ダイビング/サウナ・スパ健康アドバイザー(生活が充実しそう)
・柔道黒帯(絶対戦いは挑みません)
・象使いの免許(どこで取れるんですか??)
・東京タワー階段で登ったら貰えるやつ(調べたら約600段あるんですね)
がっつり勉強系からゆる系まであって、面白かったです。東京タワーを階段で登るのはいつか挑戦してみたいようなそうでもないような。高所恐怖症ではない方はぜひ挑戦してみてください。
■UX
さて、ビービットはUXを起点にDXを支援する会社ということで、UXのプロフェッショナル集団ですが、そんなビービット社員が「良いUXだな」と感じた瞬間や、UXを学ぶためにお薦めの書籍をご紹介して、今回の記事を締めくくりたいと思います。
まずは、「良いUXだな」と感じた瞬間からです。有名どころのお店やサービスから、日常的に利用する機会があるものまで、幅広くありました。
【スポット系】
・銀座うかい亭
・宇田川町にあるThe BellwoodというBar
・ディズニー・クルーズ
・アンダーズ東京で結婚式を挙げた時
・誕生日に宿泊した椿山荘で、さまざまなスタッフさんが手書きでお祝いメッセージをくれた時
・芦ノ湖セグウェイツアー。トレーニング→自由な散策を通して、セグウェイや土地のことが好きになり、セグウェイの乗り方が自然と上達するツアー設計が素晴らしいUX。
・駅のトイレ、金具を回転させるタイプの鍵の部分が、鍵をかけた状態で1キロまでの小物置きになっていたこと。個室に入る時に手に持っている小物をスムーズに置けるし、手に持たないと鍵を開けられないから忘れない。
・ライブ終了後に「今日のセットリスト」をまとめたSpotifyプレイリストへのQRコードを配ってもらえるUX。2018年、藤原さくら「野外音楽会」で体験しました。
【アプリ系】
・タイムズカーレンタルのアプリや予約から実車までが洗練されている。
・ヤマダ電機のアプリで家電が壊れた時の修理依頼をアプリ一つでサクっと出来た瞬間。
・Google Discoverのおすすめ記事的な機能がめちゃくちゃ見ちゃう。
・Koala Samplerという音楽アプリ
・SELFというAIチャットアプリ
・アメリカの「Venmo」という送金アプリ。まだ日本でPayPayやLINEPayなどがなかった時期に初めて使って感動したのを覚えている。割り勘を現金でしなくてよい楽さ。
・「Nike」はデジタルリアル含め素晴らしいです。
つづいて、 UXを学ぶためにビービット社員がおすすめする書籍はこちら!
・ジョブ理論
・誰のためのデザイン?
・「ついやってしまう」体験のつくりかた
・ユーザビリティエンジニアリング
・アフターデジタル
・アフターデジタル2
・UXグロースモデル
上記書籍は、軽いもので200ページからありますので、お時間ある際にぜひ手に取ってみてください。私も読んだことがない本があったので、積読本にならないように読み進めて行きたいと思います。
以上、ビービット社員大解剖のPart2でした。残る最終回もお楽しみに!