サン・ピエトロ大聖堂でミケランジェロに惚れました
”はじめてのヨーロッパ周遊さんぽ” DAY7
バチカン
長い行列を並びを終え、いざサン・ピエトロ大聖堂へ。
上にいる彫刻たちが、神様のような神々しさ。
近付くほどにその存在感と壮大が増す。
サン・ピエトロ大聖堂とは
ミケランジェロ・・・!
門を通り抜け、中に入ると
昔に作られたとは思えないほど、きらびやかで洗練された神聖な空間。
光の入り、壁の絵画や彫刻の全てが美しい。
様々な素材を用いられたであろう色使いにもまた魅了される。
この建物をデザインしたミケランジェロ、すごい感性。
床のマンホールみたいのすら、美しい。
彫刻たちは石でできているのだろうかと疑ってしまうほどに
滑らかで、筋肉の筋や衣類の揺れ動きを感じる。
機械ない時代に
これほどまでに大規模でかつ丁寧な仕上がりのものたち。
彼らがその熱量を捧げるのは
芸術の追求なのか、キリストへの信仰なのか。
自分の人生と接点がなかった宗教と人々の歴史に触れ
そのエネルギーの膨大さに気づく。
この場を71歳という年齢から作り上げたミケランジェロ。
教科書の文字からでは、感じることができなかった、
そのルネサンス三大巨匠たる所以を心に強く感じた。
ミケランジェロに夢中になったと言っておいて、
全然調べてなかった結果、
代表作のピエタもシスティーナ礼拝堂の「最後の審判」も
見ていないという…
これは、バチカン美術館も含めて
また来たらいい、ってことかな。
2023年4月17日(mon) DAY7④
おまけ
バチカンの中の色んな発見
カラフルなスイスの衛兵
本当にあった、便座がないトイレ
ローマ教皇がたくさん