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「暮れなずむ 想いを置いて」



オレンジ 蒼のソラ 冬の雲
仲良くのびていて
一番星 と思ったら 飛行機の灯り
わたしは北へ
あなたは南東へ

赤 山の陰 まるで生き物みたく
ゆっくり泳ぐように
動く空 変わる色彩
私たちはそれぞれの方角へ

きっと、もう出逢う事はないのでしょう

それでもいま
同じこの空をみていれたなら
なんだか見つめあった
気持ちになるかもしれない

少しだけ胸がくるしくなるのは何故

飛行機 と思ったら 一番星
今度はたしかな一番星

あの日私たちは 
一番星を飛行機と間違えて2人で笑いあった

あの日私たちは 
一番星をみつけて2人で喜び合った

暮れなずむ 想いを置いて

わたしはこのまま北へ
あなたは南東へ


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