冬になると、毎年、お肌がガサガサになってしまう方へ
こんにちは。ホーミッシュ石田です。
美容師時代に手荒れを経験し、仲間のエステティシャンたちも肌が敏感なことから手の肌が健康であることで40代以降にありがちな不快なことを回避することができることがわかりました。
今回は今年のハンドケアをちょっと意識してやってほしいことをご紹介します。
手がガサガサして苦労したから伝えたい
今年も乾燥が激しくなってきて夏には見られなかった「ささくれ」が手の指、足の指にあらわれる頃です。
今年も乾燥との戦いがやってきます。毎年、ハンドクリームを探してきたと思います。香りを確かめ、ベタつかないテクスチャーを探し・・・それでも1週間ほど使ってみたら思ったほど香りが好きではなかったとか、手が乾燥するから肌に合わなかったのかなと考えたり・・・。
これからご紹介したいことは、そんなあなたの代わりに水仕事が多い美容師やエステティシャンにも好評を得た方法によって、あなたに代わって解決していきます。
朝起きると手がこわばっていることはありませんか?
朝、起きた時に指の関節が思ったように動かない。最初はほんの少しの違和感で、いつも通りに家事を始めれば違和感は無くなっていたから気にしませんでした。
しかし、だんだん家事をしても、ストレッチをしても、なんだか違和感がなくならない。あれ?もしかしてこれって何かの前兆?
そう思ってからいろいろ調べてみるものの、原因はよくわかってないということが出てくるばかり。
乾燥した肌は硬くなり老化していく
実はその関節の不具合が元に戻らなくなってくるのは「肌が乾燥」して硬くなった積み重ねかもしれません!
関節の不具合は筋肉が硬くなることだと一般的には考えられていますが、よく水仕事を行う美容師、エステティシャンはすでに肌の乾燥から手先が硬くなることを知っていました。
さらに、硬くなった肌では、ちょっとした傷も治りにくくなります。それは「年齢だから衰える」というレベルを完全に超えていて、老化が早まっているとさえ感じます。
指先の血管年齢が健康に与える影響
最近の研究では、動脈や静脈などの「大きな血管」よりも末端の「細い毛細血管」にどれだけ血液が巡っているかの方がはるかに健康に与える影響が大きいと言われています。
指先の肌が硬くなることで、間違いなく血流も悪くなると感じます。というのは、肌の動きに制限されて、筋肉も動きにくくなるからです。
心臓から出た血液は骨格筋の動きによって心臓に戻されますから、末端の運動はとっても大事だとわかりますよね。
さらに言えば、指先は脳との関連も大きい場所
カナダの脳外科医ペンフィールドによる大脳のどの部分が、身体のどの部分を司っているのかを実験によれば手や唇の占める割合が非常に大きいことが分かります。
手で物を触ることでいろいろなことが分かりますよね。温度、硬さや質感、湿っているか乾いているか…。母親は体温計がなくても子どものおでこや背中に手を触れただけで、熱があるかないかが判断できます。
手先を使う作業をすることで脳を刺激し、活性化することが期待できるということにもなります。
しかし、指先の肌が乾燥して硬くなると、動きが制限されるばかりか、これらの本来の機能も低下してしまいます。ハンドケアは脳トレにもなります。
40歳までに軽くみていたハンドケアを切り替えよう
このように指先を美しくするためのネイルケアやハンドケアは40歳以降では意識を変える必要が出てきます。
20代のうちは華やかに装うことを楽しむためにハンドケアもしていたと思いますが、40代以降にはこのハンドケアの意味合いが大きく変わるということです。
朝起きて、快適に指先が動くことは当たり前ではない日がやってくるかもしれません。
日本整形外科学会によると、関節の不調を訴える人は40代以降の女性に多いということです。「ばね指」「へバーデン結節」「腱鞘炎」「爪周囲炎(そうしゅういえん)」など、その症状は多岐にわたります。
https://www.joa.or.jp/public/sick/body/hand.html
肌の乾燥を放置することで、当たり前に動かせなくなる日を近づけてしまっているとしたら、ハンドケアへの意識が大きく変わるのではないでしょうか?
【嬉しい体験】皮膚むしり症も自然になくなった!
毎年冬になると指先がカサカサして皮がむけてしまうことがありました。そういうこともあるだろうとあまり気にせずに過ごしていましたが、皮がむけているところが気になってしまい、自分でどんどん皮膚をむいてしまうようになりました。ひどくなると家族にも心配されるくらい赤くなり、見た目にも痛々しい限り。家事をするにも大変です。ちょっとしたことで指先をカジカジしてしまう状態です。そんな時にパームニティタッチングクリームの使い方を教えてもらいました。あまり期待はしていませんでしたが、つける順番を意識しただけで、皮向けがなくなりました!指先が赤くなるのは炎症だから悪化させない方が良いということも後で知り、自然にやめられて良かったと思います。
このような症状を「皮膚むしり症」と言います。ちょっとしたストレスがさらに症状を悪化させてしまい、止めるのが困難です。中には全部の指が炎症してしまい、手に力が入りにくくなるケースもあります。
たかが、ハンドケア。されどハンドケアなのです!
私がこの話を伝えたい理由
この話をご紹介したのには理由があります。私自身、エステティシャンなのに美容師時代に起こした手荒れのせいで、美容師を辞めた後にも指先に炎症を繰り返していました。
その度に、抗炎症剤とワセリンを使って沈静化させます。でも、とにかく使いにくい!ワセリンのベタベタと抗炎症剤を使用した後の硬くなった肌を、本来のやわらかい肌に戻すことにとっても苦労しました。
やわらかい肌にならなければ、自然に角質が剥がれ落ちることができず、まとまって剥がれる「ささくれ」を繰り返してしまいます。
この時間をいかに短く快適にできるのかが、ハンドクリームの機能には必要です。しかし、そのようなクリームはどこを探してもありませんでした。
オイルが多すぎてかゆくなる
サラリしすぎてすぐに乾燥してしまう
香りが強くて繰り返し使いにくい
保湿はするけど滑りすぎてパソコン仕事がしにくい
などなど、ちょうどよく保湿をして使いやすいクリームがありませんでした。
パームニティタッチングクリームは美容師、エステティシャンの仲間に協力してもらい研究を重ねました。水仕事が多くても保湿力があり、ベタつかずにしっとり仕上がるテクスチャー。香りは自分で好きな香水を選びたいという意見も採用しました。
このタッチングクリームは「ハンドクリーム」としなかったのにも理由があります。肌はどこでも「肌」です。指先はもちろん、ひざやかかと、すねなど乾燥するところはたくさんあります。肌の本来の機能は「乾燥」すると失われていきます。
いつでもどこでも自ら潤う肌で幸福感を感じられるようにという気持ちを込めて「タッチングクリーム」としました。
ぜひ今年のボディケアのアイテムとして選んでいただけたら嬉しいです。