母と「モネ 睡蓮のとき」を見てきた
こないだ、母が東京にやってきた。
上野の西洋美術館で行われている特別展「モネ 睡蓮のとき」に行きたいとの事。
あまり調子が良くない日が続いているが、自分もモネ展に行ってみたかったので丁度いい機会だった。
それに障害者手帳の所有者と、その付添人は無料なのでなかなか助かる。
しかし、当日は本当に調子が悪くて、朝ずっと眠たかった。
母と待ち合わせできたけど、とにかく調子が悪かったので、しばらくスターバックスで休憩してから西洋美術館に移動した。
国立西洋美術館は自分の好きな美術館の一つで、設計は近代建築の父と称される"ル・コルビュジエ"が行い、世界文化遺産にも登録されている。
西洋美術館の隣には、"ル・コルビュジエ"の弟子である前川國男が設計した東京文化会館があり、建築好きならここだけでも白飯3杯は食えるくらい美味しいスポットなのだ。
形もなんとなく似ている
西洋美術館は平日なのにモネ展を見にきた人で大いに賑わっており、チケットを買う行列だけで50分は並ぶとの事だった。
しかし、障害者手帳を持っていたためか列には並ばずにすんなりと入る事ができた。本当に助かった。
展示は大きな絵がたくさん展示されており、少し遠くから見ると写真で風景を切り取ったようで美しかった。
写真を撮ることができるスペースは限られていたので、数枚しか撮っていないけど、キレイな睡蓮が見られて良かった。
昔、パリに旅行に行ったとき、オランジュリー美術館という美術館で睡蓮を見た事があったけど、それとは違う睡蓮が展示されていたと思う。
それはそれでキレイだったけど。
話は変わるけど、モネを知ったのは小学一年生の時だった。
映画「タイタニック」で主人公のローズの船室にモネの睡蓮が飾られており、ジャックがそれに気づいて睡蓮の魅力を語るシーンがある。
「この色使い、本当に美しいわ」とか言っていたので、モネの絵は色使いが美しいという事だけ知っていたミーハー少年だったと思う。
けど、「タイタニック」を見ていなかったらモネとか知らなかっただろうし、興味も持たなかったと思う。
まあ、なんやかんやで展示は楽しめたし、展示を見終わる時には調子も良くなっていたので良かった。
公式グッズも手に取りたくなるようなものばかりで色々欲しくなってしまった。
中でもモネ展とコンバースがコラボした限定受注生産のオールスターは本当に美しくて、思わず頼んでしまった。
16000円くらいしたので少し値は張るけど。
最近、臨時収入が入ったしまあいいか。届くのが楽しみである。
モネ展の後は上野公園を少し散歩して、「灯花」という鯛で出汁をとった塩ラーメンを食べた。
モネ展のコラボメニューが出ているのだ。
錦糸町のパルコにも真鯛ラーメンのお店があり、錦糸町に行く時はよく食べていたけど、ここのラーメンも鯛の出汁がしっかり出ていて美味しかった。
母も久々の東京は楽しかったらしいし、「案外、元気そうで良かった」と言っていたので何よりだったと思う。
ここ数年は転職やら鬱やらで心配かけっぱなしなもので。
家に帰ってきて気づいたのだけど、もしかしたら鬱が少し良くなっているのかなと思った。
朝が起きられないとか頭痛がするとかは変わらないけど、モネの睡蓮がキレイとか、コンバースが欲しいとかラーメンが美味しいとか、少し感情が豊かになっている気がする。
最近、またプラモデルを進めました。
だんだん飛行機の形になったし、色もシルバーで塗装しました。
よければ見てあげてください。