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「未来が今を作る」って本当?〜過去を手放し、理想の人生を手に入れるために〜

日常の中で「過去が今の自分を作っている」と感じることって、よくあるのではと思います。

過去の経験や失敗が、今の私たちの思考や行動を制限しているかのように思えることは少なくありませんし、私自身も、ずっとそう信じて生きてきました。

しかし、こんな言葉に出会った時、これまでの信念に疑問が湧いてきたんです。

未来が今を形作っている


正直、初めは全く理解できませんでした。
「未来が今に影響する?」と頭の中が混乱し、しばらくは疑問ばかりが浮かんでいたんです。

でも、この考え方に少しずつ触れていくうちに、「自分の今の選択や行動が、過去ではなく、未来のビジョンによって引き出されている」ということが
腑に落ちて理解できるようになりました。

「今、何を選ぶか」が未来を決める

ある心理学の調査によると、未来の目標を強く持つ人ほど、今の自分をより前向きに感じやすいという結果が報告されています(出典: PsychTests社)。私たちは、つい「過去の失敗」が今の自分を決めていると感じがちですが、実は本当に影響を与えるのは、「未来のゴールやビジョン」なのです。

スティーブ・ジョブズもこんな言葉を残しています。

「どんな人生を送りたいのか、それを決めるのは“今この瞬間”だ。」

スティーブ・ジョブズ


ママにとって大切なのは、理想の未来像を描くこと

家族を支え、子どもたちの未来を考えながら過ごすママにとって、「未来のビジョン」を描くことはとても大切です。しかし、日々の忙しさに追われる中で、「本当はこうしたい」「こんな暮らしをしたい」と思っても、それを優先できないことも多いのではないでしょうか。

私自身も、長女が生まれたばかりの頃は、まさにその状態でした。ワンオペでの慣れない育児に加え、家事に疲れ果て、イライラしがちな毎日でした。そんな自分に嫌気が差し、自己嫌悪に陥っては「これが私だから仕方ない」「どうせ変わらない」とどこかで自分を諦めてしまっていたんです。未来の理想どころか、目の前の現実で精一杯でした。


しかし、そんな私も、育児ノイローゼを機に起業。
そちらの詳細については、こちら↓

そうして自分で仕事をするようになってからは、「本当はこうなりたい」という理想の未来を思い描き続けてきました。
その未来のビジョンを少しずつ今の生活に取り入れるよう意識して行動していったのです。その結果、心のゆとりが生まれ、自然体で子どもとの時間を心から楽しめるようにもなり、仕事も趣味も夫婦時間も心からのしあわせを感じながら充実感をもって過ごせるようになっていったのです。

これは、まさに、当時の私には想像していなかった未来でした。


「私はこんなものでいい」「そんなに欲しいわけじゃない」と自分に言い聞かせてしまう時、実は心の自己防衛反応が働いてしまっていることがあるんです。


自分の本当の気持ちや理想のビジョンに向き合うのが怖い、あるいは手に入らないのではと感じると、人は無意識に「それは必要ない」と自分に蓋をしてしまいます。でも、本当に心から望む未来を思い描かないことには、今と何も変わらずに最期の日を迎えてしまうことになるのです。
まずは小さな一歩からでも、意識を変え、少しずつでも理想を現実に落としていくことで、必ず変わっていけるのです。

もし自分の本当の望みに蓋をして、心からのしあわせを手にできないままでいると、心の中に「なんとなく満たされない」感覚が残り続けてしまうことがあります。その満たされなさを埋めようと、つい他のもので一時的に気持ちを満たそうとしてしまうこともあるのです。
たとえば、仕事にのめり込みすぎたり、買い物に走ってしまったり、SNSでの評価を気にしすぎたりして、心から望む「本当のしあわせ」とは少しずれた方向に進んでしまうこともあるのです。

人は、自己防衛反応を働かせることで、本当の望みを閉じ込め、未来への可能性を抑え込んでしまうのです。

こんな文章にも、まさにその真意が表現されていると感じました。

「失敗ではなく、行動しなかったことが最大の失敗だ。」

キャンディス・カーネギー


自分が本当に望む未来を描く

まずは、自分が心の奥底で本当に望んでいるもの、理想とする人生をしっかりと思い描くことが大切です。多くの人が、過去の失敗や社会の期待、他人の目を気にし過ぎて、自分が本当に求めているものを遠ざけてしまいます。
しかし、未来のビジョンを描くことによって、「自分が今、何をするべきか」が自然と明確になってきます。

健康的な心やからだで在りたいと思っていても、「これが自分の性格だから」「私らしさだ」と言い聞かせてしまったり、本当は夫婦の絆や家族のあたたかさを求めているのに、「パートナーとの時間はそんなに大事じゃない」「子どもとは最低限関わっていればいい」と、人はときに、本当に心から欲しているものを素直に認めるのを、どこか怖がってしまうものです。


なぜ「未来」を優先するのか?

自分が本当に欲しいものや理想の生活に意識を向けると、自然と行動が変わっていきます。たとえば、家族との豊かな時間、心のゆとり、健康的な生活など、こうした未来像を描くことで、日々の選択や行動が変わり、それが今の自分に大きな影響を与えていきます。

ある研究によると、未来に意識を集中できる人は、満足度の高い人生を送りやすい傾向にあるそうです(出典: Journal of Positive Psychology)。

ママだからと制限をかけるのではなく、理想の未来にフォーカスすることで、過去の制約や失敗の記憶から解放され、誰もが今をもっと自由に生きられるようになるのです!


自分の可能性を最大限に引き出す

もし「こうなりたい」「こんな未来を作りたい」というビジョンがあれば、それに基づいて行動することで、自然と自己防衛の壁を手放せるようになります。これは、自分を無理に変えるのではなく、未来の理想像が今の行動を導いてくれるからです。

多くの人が、無意識のうちに過去の記憶に囚われているため、同じような出来事や関係が繰り返されてしまうことがあります。
しかし、それこそが本当の自分の望みに気付かせてくれるチャンスであり、
未来のビジョンにフォーカスすることで、そのサイクルを断ち切り、新たな経験や人間関係が広がっていくのです!


今、未来のためにできること

結局、私たちの未来は「今この瞬間に何を選ぶか」で決まってきます。
過去に縛られることなく、未来を見据えた選択ができると、今この瞬間が変わり、日々が充実し始めます。そして、自分だけでなく、子どもや家族もそのエネルギーに触れ、よりしあわせな家庭を築くための力にもなるのです。

だからこそ、未来の理想像を心に描き、その未来に向かって進んでいくこと。過去を手放し、あなたが本当に望む未来を実現していくことを恐れず、人生を歩んでいってくださいね!

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