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出張読み聞かせ(高島市立青柳小学校3年生)2023.12.13

前回の読み聞かせの訪問から早1年。
嬉しいことに、またお声がけをいただき
高島市立青柳小学校の3年生クラスへ、スタッフと読み聞かせに伺いました。


また呼んでくださり、ありがとうございます

食育絵本「菌たろう」を読む前に「発酵」について少し説明の時間を設けさせていただいております。

・私たちの体は約37兆個の細胞が集まってできていて、細胞が傷んだら治して、新しい細胞に生まれ変わったりしながら、私たちは元気でいられること

・細胞が古いままであったり、元気な細胞ができないと私たちは健康ではなくなってしまうこと

・目に見えない小さなサイズの細胞たちは、私たちのおなかの中でできた栄養と酸素で生きていること

など目に見えない世界で広がる細胞や微生物たちの営みのことや、食べたものが消化されて排出されるまでの「お腹の中の発酵」ストーリーについても触れています。


こういった内容は、言葉だけの説明では捉えにくく、少し難しいものです。

37兆個の細胞や、私たちの腸内には1000種類・100兆個の腸内細菌がいることについて、子どもたちはその数字に反応しつつ、なにやらピンとはこない子もいます。

そうなんです。途方もない壮大な数字です。
なんとなくでも子どもたちが「私たちはとても多くの力で生かされ生きていること」を知ることが大事だと思います。


絵本の読み聞かせが始まると、みんなしっかりと見て、聞いてくれていました。


途中、菌たろうが大好きな発酵食品を紹介するページでは、納豆や味噌汁はもちろんのこと、鮒寿司を知っている子や食べたことがある子、好きだという子もいたことに驚きました。

同行スタッフの感想

後半になるにつれて、質問に答えてくれたり、「聞いたことあるー!」といった反応が増えていき、菌たろうワールドを楽しんでくださいました。


絵本の中に隠れているお米ちゃん、見つかるかな。
○×クイズ。みなさん大正解!お話をよく聞いてくださっています


恒例のおコメちゃん探しやクイズも積極的。


最後の方は駆け足で進めてしまいましたが、みなさんは粘り強く時間いっぱい使ってよく考えてくれていました。

青柳小学校3年生のみなさん、熱心に取り組んでくださり、ありがとうございました。

<参加スタッフの感想>
子どもたちが今までに少しは知っていたであろう"発酵食品"というものが、より身近なもので、食べてみようと思うきっかけづくりに、"菌たろう"が役立てば良いなと思いました。


前回の青柳小学校での読み聞かせ記事はこちら。
今年もご縁をいただきありがとうございます。


<お知らせ>

現在、企業組合ビュースパイアでは食育活動として読み聞かせや発酵自由研究、商品開発ストーリーなど受講される学年やご希望に応じた食育カリキュラムを行なっています。

2024年2月末開催分までは受付を終了しております。
2024年3月以降開催にて、お申し込みの受付をさせていただけたらと存じます。詳細をお知りになりたい方は下記フォームよりお問い合わせください。

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