見出し画像

なぜ韓国旅行に?バックパッカーを襲う韓国の物価高😱~韓国旅行のスケジュール/良かった点・気を付けるべき点~

こんにちは、「学ぶ遊べるTravel」です。
今回は、韓国旅行について紹介します。私は、2024年7月26日から31日までの6日間、ソウル市内を観光しました。海外旅行先として韓国を選んだ理由や、ソウル市内でしたことは以下で紹介します。その前に、この記事は次のような人におすすめです!

①韓国のグルメが大好きである
②朝鮮半島や日韓関係の歴史に関心がある
③ソウル市内で安く・疲れず・効率よく観光する方法を知りたい


◇海外旅行先として韓国を選んだ理由

海外旅行先として大人気な韓国。日本と韓国の交流は密で、韓国文化に触れられる機会はとても多いです。日本人の中で韓国旅行を経験した人は多く、韓国に行ってみたいと感じる人も多いでしょう。

韓国の観光情報は本当に豊富です。定番の「地球の歩き方」はもちろんのこと、個人ブログやYouTube、SNSでの情報発信などで観光情報は簡単に手に入ります。他には、韓国旅行に行った友人から貴重な情報が手に入るかも知れませんね。そのため、「韓国に行きたい!」と思った時に情報不足で困ることはまずありません。

しかし、観光情報が豊富にあるからこそ、オンリーワンの思い出を作ることが難しいです。まるでスタンプラリーを埋めるだけの旅行になり、先人の思い出を追体験するだけになってしまう恐れがあります。

私もこのジレンマに悩まされました。しかし、出発前に作成した3つのコンセプトを旅行中に何度も見返すことで、オンリーワンな思い出を残すことが出来ました。この3つのコンセプトを少し紹介したいと思います。

1つ目は「K-POPの発祥地に行きたい」です。私が韓国文化にハマり、韓国に行ってみたいと考えるようになった最大の要因がK-POPです。特に目的はないけど「K-POPの発祥地に行きたい」と思うのは、完全にオタクの発想ですね笑。むしろ理屈でなく、本能的に韓国に行きたいと思ったのかもしれません。今回の旅行ではアイドルのライブを見に行けなかったですが、K-POPを聞きながら韓国の街中を歩きたいという想いや現地でしか販売していないグッズを手に入れたいという想いを持って、旅行しました。

2つ目は「本場の韓国料理を体験したい」です。K-POPにハマった後は韓国料理にハマりました。何回か新大久保に足を運び、また地元の韓国料理屋さんにも行って、韓国料理のバリエーションとその美味しさに感動しました。しかし、日本で食べられるエスニック料理は日本人の口に合わせて作られることが多いですよね。だからこそ、韓国料理にハマった後は本場の味を知りたい!という想いが沸いてきました。

3つ目は「韓国から見た日韓関係について知りたい」です。歴史的側面経済的側面から注目しました。前者でいえば、日本統治時代の歴史をどのように伝えているのか、同時代の建築物はどのようなものが残り、どのように活用されているのかについて関心を抱きました。後者でいえば、日本企業の製品、特に自動車、家電・電機、食品・飲料は韓国の市場でどのような位置にあるのか、韓国市場の特徴と韓国人の日常生活はどのようなものかについて関心を抱きました。

アバウトなコンセプトですが、これのおかげで一貫性ある韓国旅行にすることが出来ました。豊富な観光情報があり、特にソウルで言えば大都会で無限大の選択肢に溢れる中で、旅行のコンセプトは韓国観光を120%楽しむための羅針盤になってくれます。これから韓国旅行に行く人は少し面倒くさいかもしれませんが、出発前に自分なりの韓国旅行のコンセプトを考え、言語化してみましょう。


◇6日間のスケジュール ソウル滞在記録

私が韓国・ソウルで学んだこと、楽しんだことを箇条書きで紹介します。具体的な情報や感想は、日ごと/トピックごとで今後、情報発信していくので、お楽しみください。

1日目(7月26日(金)
仁川国際空港に到着(14:30)→A’REXを使って仁川国際空港からソウル駅へ(16:08)→ソウル駅に到着(16:51)→Noble Residenceにチェックイン(18:00)→夜ご飯で明洞餃子を食べる(19:00)→明洞エリアを歩く(20:00)

明洞で発見したデカい広告。デカくても可愛すぎるIVEのウォニョン。デカいウォニョンの広告を勝手にデカニョンと名付けている。

2日目(7月27日(土)
コンビニで朝ごはん(7:30)→ソウルシティツアーの都心故宮南山コースに参加(9:00)→青瓦台に到着&見学開始(10:30)→超ローカル店のビビン冷麺を食べる(13:00)→大韓民国歴史博物館を見学(13:45)→HiKR GROUNDを見学(15:30)→済州島専門店で海鮮丼を食べる(17:30)→チムジルバンのClub K Seoulに到着(19:30)
※Club K Seoulは宿泊も可能。

アワビを使った海鮮丼。値段は2000円ぐらいで日本より少し安いかも?ただ、どんぶりの下には辛いタレが隠れている。さすが韓国!と言ったところだが、個人的には辛さは要らなかった。

3日目(7月28(日)
朝風呂&サウナ(7:00)→韓国の競馬場・ソウル競馬場に到着(9:30)→競馬飯(?)を食べる(11:30)→Sinchon Gaon Hostelにチェックイン(15:30)→Taco Bellでタコスを食べる(17:00)→スーパーマーケットやデパートで日本製品を探そうとするも、、、(18:00~20:00)→明洞歩き(20:00)→コンビニで日本商品探し、新村エリアの屋台でスンデを買う(21:30)

ソウル競馬場。日本の競馬場と大差ない。違いがあるとすれば、観戦客の少なさや競馬場の整備のされ方ぐらい。飲食店が豊富でピクニック感覚で来れる。

4日目(7月29日(月)
빨간모자김밥でキンパを食べる(9:00)→国立中央博物館を見学(10:30)→博物館内のカフェ(13:30)→国立ハングル博物館を見学(13:45)→HIVE本社に到着(15:30)→龍山のデパートで日本製品を探す、本屋で文房具を購入(16:30~18:30)→広蔵市場を見学、ミシュラン獲得店・부촌육회 본점でユッケビビンバを食べる(19:00)→新村のスーパー・e martでお土産購入(20:30)

国立中央博物館。3階構造で全部見るのに半日費やす。朝鮮半島史や大韓帝国史を展示品から学ぶことが出来る。お土産も充実。

5日目(7月30日(火)
GS25で全州ビビンバおにぎりを購入(7:30)→DMZツアーに参加(8:00)→臨津閣、朝鮮戦争の博物館を見学(9:30)→鰲頭山統一展望台で北朝鮮領土を望む(11:30)→第三トンネルを見学(13:30)→統一村でお土産購入(14:30)→ソウル市庁駅で解散(15:30)→KyoChonで韓国のフライドチキンを食べる(16:00)→北村韓屋村を散策(18:00)

展望台から見えた北朝鮮の村の風景。右中央の建物は金日成記念館である。ガイドさん曰く、柱状の建物には主体思想が書かれているそうだ。愛の不時着で見た世界観!?

6日目(7月31日(水)
荷物をまとめる、チェックアウト(10:00)→ソウル駅でA’REXのチケット(ソウル駅→仁川国際空港)を事前購入(11:00)→예 신라삼계탕 본점で参鶏湯を食べる(11:30)→GO MANGOでマンゴージュースを飲む(12:15)→仁川国際空港に到着(13:30)→現金を使い切るためにコンビニでお菓子を買う、植物検疫を受ける(15:00)→仁川国際空港を出発(16:30)

ソウル駅に近いが、サラリーマンや地元住民しか来店しない参鶏湯専門店。5日間で暑さにやられていたから、滋養強壮の参鶏湯で回復!

ざっと挙げて見ましたが、コンセプトを定めていたからこそ迷わずに行動できたところもあれば、それに縛られ過ぎて無駄な時間を過ごしたと少し感じるところもあります。実は綿密に計画を組んだわけでなく、寝る前に明日の計画を立てて動いていたので、定休日の関係でいけなかったところが何か所もありました。まぁ韓国は近いですから、また近いうちに訪れて、その時に回れたらいいかな~と思ってます。

そんなことよりも、深刻な問題だったのが韓国の物価高、、、。私はケチな性格で、旅費は切り詰めるタイプのバックパッカーですが、小さな努力の積み重ねは虚しくも意味がなく、宿泊費、食費、お土産代、交通費などが強力なボディーブローとして効いてきました。バックパッカーだから、何日泊まってもお金がかからないや~なんて高を括っていた自分を叱ってやりたいぐらいです。結局、航空券も合わせて、ゆうに10万円は越してしまいました
韓国の物価高の話題は各記事で紹介するので、詳細はそちらに譲りますね。


◇韓国の良かった点/気を付けるべき点

最後に、韓国旅行を経験した身として韓国の良かった点と気を付けるべき点を紹介します。あくまで、一度の韓国旅行であることと訪れた地域がソウル市だけであることに注意くださいm(__)m

韓国の良かった点

①街中はハングルだらけで異国情緒を感じやすい
②WOWPASSを使えば、街中の至る所で両替が可能。
③日本語の案内や日本語のツアーがある。日本語に対応しているものが多い。
④日韓関係や戦争中の国家、世界で唯一の分断国家など学ぶこと多い。
⑤人が温かい。他者との接し方や気遣いなどが日本と似ていて、精神的なストレスが少ない。
⑥キャッシュレス化が日本以上に進んでいる。買い物でのトラブルが減る。
⑦どの韓国料理も美味しい!食で困ることはない。
⑧食のバリエーションが豊富な上に、屋台料理も多く、1人飯も簡単。
⑨地下鉄とバスの交通網が発達している。タクシーに乗る必要はない。
⑩風呂&サウナの文化がある。海外で気軽に湯船に浸かることが出来る。

韓国の気を付けるべき点

①日曜定休日が多い。超メジャー観光地しか営業していない。
②ソウル市内の広く分布した観光地は多種多様な交通手段でアクセスしやすいが、欲張って色々回ろうとすると、ただ移動時間が多く充実した旅にできない。
③地下鉄は階段での上り下りが多く、キャリーケースを使う人は相当不便。
④緯度が高いとはいえ、夏は気温が高く、蒸し暑い。暑さ対策は必須。
⑤K-POP関連の楽しみ方は日本人の想像以上に少ない。
⑥辛くない料理は意識的に探さないといけない。
⑦辛さとにんにくで胃の負担が大きい。
⑧ソウル市内が持つ異国情緒感は少ない。結局、大都市。

良くも悪くも、ソウルは大都市です。海外旅行先として向いている側面もありますが、他方向いていない側面もあります。私はベトナム(ホーチミン)と台湾(台北、台中、高雄)を訪れたことがありますが、先進国の首都は初めてでした。そのため、観光をしている中で便利だな~より楽しいな~と感じることもあれば、東京と変わらくね?ただ移動しているだけじゃね?と感じることもありました。

おわりに

どの国・都市に行っても同じ感想を持つ事なんてありませんが、事前にその地域の特性を想像して、どのようなことをしたら楽しいか考えることが大切だなと感じました。もちろん韓国旅行は楽しかったですよ!しかし、もう少し○○したら、もっと楽しめたんじゃないかな~と思うことは多々あります。

韓国、特にソウルは日本人にとって行きやすい海外旅行先ですが、ディープに楽しもうと思うと案外難しい地域なのかもしれません。これからの私の情報発信を通じて、その一端を疑似体験してもらいたいですし、皆さんには充実した韓国旅行を実現してほしいと思います。

ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?