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【創作】note:Data 2021/01/30/2、宗教医療
あくまで、小説のお話上の仮説です。信用しないように。
◯ 人類種と純知性体の移動
最初の純知性体本体(仮にアルファα0としよう)が地球に飛来したのは、最終氷河期だったヴュルム氷河期の始まる少し前だった。ヴュルム氷河期は、およそ七万年前に始まって一万年前に終了した。その前のおよそ八万年前の中期旧石器時代の頃だ。前期旧石器時代の約二百万年前~約十万年前の期間は、現生人類であるホモ・サピエンスが誕生、同時期に、ネアンデルタール人も誕生していたが、彼らの興味を引かなかった。彼らの興味を引いたのは、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスがアニミズム的な宗教を創造した時からだ。約八万年前の頃である。愚鈍な中期旧石器時代人は緻密な宗教概念を創造できなかった。「純知性体」は、中期旧石器時代人の一人に憑依し、粗雑な宗教概念に秩序を与えてみた。ところが、愚鈍な人類は、その秩序を歪に解釈し、「純知性体」の食物の知識を増やすどころか、お互いがお互いを攻撃し、種族の抹殺を試みようとした。この実験を行った「純知性体」は、最初に憑依した中期旧石器時代人のポセイドンと呼ばれる人類の個体の特性が間違ったのであろうと判断した。「純知性体」は、彼らの集団とその都市、彼らはそれを「国家」と呼んでいたが、それを地球のマントル対流を少し偏向させて、滅ぼした。未開に落ちた彼らの子孫は、この「国家」のことを「アトランティス」と呼んだという。気ままな「純知性体アルファ」は、いくつかのプローブユニットを残して八万年前に地球を離れた。
再度彼らが飛来したのは、最終氷河期のヴュルム氷河期の終わる一万年前だった。「アトランティス」文明から退行した中期旧石器時代人は、中石器時代、新石器時代に進もうとしていた。既に、ネアンデルタール人は、約三万年前からニ万四千年前には絶滅するか、現行人類との性交で取り込まれ、吸収されていた。氷河が後退しはじめ気候が温暖になったため植物が繁茂し、動物が増えるなど、人間が採集狩猟で食物を得やすくなった。
次の純知性体本体(仮にベータβ0としよう)はメソポタミアに飛来した。もう一つの純知性体本体(仮にガンマγ0としよう)は、アフリカ・エジプトに飛来した。四つめの純知性体本体(仮にデルタδ0としよう)は中央アジアから中国にかけて飛来した。
農業が開始され、オリエントの肥沃な三日月地帯では、紀元前八千年頃に、中米やメソポタミアでは、紀元前六千年頃に、農業を主とした新石器時代が始まった。純知性体の第一次プルーブユニット(ベータβ1)が人類に干渉した。
極東の弧状列島である日本列島でも、紀元前八千年頃に同様な動きが見受けられたが、地理的な位置、平野部の少なさ、人口の少なさのために、肥沃な三日月地帯や中米やメソポタミアのような文明的な規模の拡大は難しかった。
日本列島には、純知性体の第ニ次プルーブユニット(デルタδ2)が北東から縄文人に干渉した。インド、東南アジアを経由した純知性体の第ニ次プルーブユニット(ベータβ2)が南西から弥生人に干渉した。
純知性体の第ニ次プルーブユニット(デルタδ2)の北東からの流れ、第ニ次プルーブユニット(ベータβ2)の南西からの流れは、中国では発生しなかった鬼門と裏鬼門という現象を弧状列島である日本列島にもたらしたのだ。
◯ 憑依と除霊
憑依と除霊というのは、いわゆる『宗教医療』にあたります。
◯ アンドレア・デ・アントーニ
◯ 憑依の生存学
これまで、現代日本における死や魔界(主に地獄)へ繋がる場所を対象とし、アイデンティティと記憶の構築過程を研究してきた。「伝統」と記憶、社会的差別、場所の観光化と観光客の体験や身体的知覚等に注目しながら、恐山、立山、箱根、京都市六原地区、大阪市平野区で調査を行ってきた。さらに、現代京都における「心霊スポット」を訪れるツアーに着目し、実践上での身体・感覚と環境との相互作用により、幽霊と関わる体験がいかに構築されるかを分析してきた。
現在、現代日本とヨーロッパにおける代替医療、多元的医療、「民間」や「伝統的」医療、スピリチュアリティを、精霊と関わる体験や憑依を軸に「近代的」医療との関係から捉え直すことにより、現代社会における生存のあり方を考察している。2014年に、後期資本主義社会における憑依と除霊(祓い、悪魔祓い等)を中心とする「宗教医療」に関わる体験や実践を研究し始め、日本、イタリアとオーストリアを事例として、制度化されている「近代的」医学と「宗教的」医療との関係についてフィールドワークを行ってきた。知覚・感覚・情動(アフェクト)の間主体性に着目し、憑依される体験・感覚とは何かを、「憑依」から「治癒」までの患者の体験を考察しながら比較研究を行っている。
◯ 憑依と除霊、いわゆる宗教医療
◯ 憑き物落としのお祓いとエクソシストの悪魔祓い
◯ 憑依 ー Wikipedia
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