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本田翼が考える富士フイルム(技術系)の攻略法

○ はじめに

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お久しぶりです。本田かにばりずむ翼です。
前回、技術面接のnoteを書いてからというもの、富士フイルムに関する質問を多数DMで受けたのでnoteにまとめてみました。

「技術面接について詳しく知りたい!」という方は、前回の技術面接のnoteも是非読んでみてください。

どのサイトよりも技術面接について書いた自信はあります(笑)


さて、このnoteですがもし富士フイルムの技術系を志望されてる学生がいたら是非読んで参考にしてほしいです。

※※富士フイルムの情報系インターンに参加できる時期に読まないと意味ないです※※

○ お前の選考結果は?

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まず気になるのはこれでしょう(笑)

「こんなにドヤ顔でnote書いてるんだから内定あるんだろ?」と思われてる気がするのですが、結論僕は富士フイルムの内定を貰うことができませんでした。自分なりに原因は分かってるのでこの後書いていこうと思います。

ただ、僕は富士フイルムを圧倒的第一志望として就職活動していましたし、正直21卒の中だったら誰よりも富士フイルムの企業研究をした自信があります。確固たる自信です。

よく「成功者ではなく、失敗者の意見を聞け」と言われている様に、何故僕が失敗したのかをこのnoteで書くことによって、富士フイルム志望の後輩たちに繋げたいと思ってます。

○ 富士フイルムの技術系採用に関する情報

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恐らく富士フイルムは、メーカー技術職の中だったら入社難易度が比較的高い方だと思います。たぶん読んでいけば分かると思いますが、採用大学の学歴はかなり高いですし、メーカーにしてはテストセンターのボーダーも高いです。

まず、そもそもの採用人数が少ないのです。以下に軽くまとめますが、技術系の採用人数は毎年50人程です。(※富士フイルム採用ページより)

2020年度 58名
2019年度 48名
2018年度 42名
2017年度 45名

時価総額50位のメーカーとしてはかなり少ない方です。例えば、同ランク帯のメーカー技術系採用人数を見ると

富士通(時価総額 54位)              約300名
パナソニック(時価総額 56位)   約350名
京セラ(時価総額 57位)    297名(2020年度入社)

※時価総額は2020年6月5日のもの

見て分かる通り、この規模のメーカーの中に技術系の採用人数が50名を下回るメーカーなんて中々ないんです。事業規模が違うとか業界が違うと言われればそこまでですが、採用人数が少ないと言われてるブリジストンですら技術系で70人くらい採用してます。さらに富士フイルムの場合は、分野も多岐に渡っているため、希望部署・希望職種でマッチング成立するのはかなり困難だと個人的には思っています。

さてここで

「富士フイルムの技術系は総合職一括採用だから希望職種とかマッチング採用とかなくない?」

そういう疑問を抱いてくれた貴方、是非このnoteを最後まで読むことをお勧めします。失礼ながら、貴方は富士フイルムという企業について何も分かってないです。

○ 富士フイルムについて

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さて、このnoteは前回の技術面接noteとは異なり、そこまで長く書くつもりはないので早速本題に移りましょう。と、言いたいんですけど、富士フイルム(技術系)の選考対策を書くにあたって、まず皆さんに確認してもらわないといけないことがあります。

それは「貴方の大学に推薦応募枠が設けられているかどうか」です。

既に色々な就活サイトで体験記を読んでる方ならご存知かも知れませんが、富士フイルムの技術系は基本的に2つのルートでしか内定がでません。1つは推薦応募、もう1つは奨学生応募です。勿論、自由応募で内定を勝ち取る優秀な方もいらっしゃいますが、採用人数が元から少ないことに加えて、奨学生応募もしているので、ほとんど自由応募の枠はないと思います。そのため、まず自分の大学に富士フイルムの推薦枠が設けられているかどうかを確認してください。ちなみに、他のメーカーでも推薦枠がないと内定が出ない企業はよくあるので、富士フイルム志望ではなくても志望企業の推薦枠があるかどうかは事前に確認した方がいいと思います。

さて、このnoteを読んでる方の中には、恐らく富士フイルムの推薦枠が大学にない方もいらっしゃると思います。何ならそれが大多数だと思います。この前大阪大学の方からDMを受けて、「少なくてもうちの学科には推薦枠はないです」と仰っていたので、まじかと思ったりもしました。学部にもよるのでしょうが大阪大学で富士フイルムの推薦枠がないってことは、推薦枠のない大学が多そうです。

「なんだよ、このnote読んでも意味ないじゃんかよ」そう思った方もいると思います。安心してください。これは「推薦枠がなくても富士フイルムから内定がでるためにはどうしたらいいか」というnoteです。

もう一つだけ付け加えておきますね。たぶん同じくここまで読んで、「あ、うちの大学、富士フイルムの推薦枠あるから余裕じゃん」と思われた方もいると思います。よく文系の方でも似たような意味合いで「理系院生は推薦があるから就活余裕」と言います。確かに文系の方と比べると選考フローは短くなりますし、そういった面では余裕だと思います。ただ、分かる人には分かると思うのですが、推薦はデメリットしかないです。僕は今すぐにでもこの制度を廃止してほしいです(笑)

何が言いたいかというと、所謂人気企業の推薦応募は普通に落ちます。特に採用人数が少ない富士フイルムのような企業の推薦というものは、ただの受験票だと思ってくれていいです。なので、「推薦枠があるから余裕だわ」と思われたそこの貴方、もし本当に富士フイルムが第一志望であるならば、このnoteを最後まで読むことをお勧めします。

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