農ファッション農ライフ no fashion no life vol.14
ワイルドライフのお時間です。
自分の生活はワイルドか?
うーん、、、割とワイルドかなぁ?
ワイルド代表とはいかないけど、ぼちぼちワイルド。ぼちぼちテクノロジーみたいないいとこ取りな生活が丁度いいと思って暮らしている。
ワイルドライフってどうゆうライフやねんというと、より原始的なスタイルに近いライフスタイルのことだと思う。
ガスではなく、薪で火を使う。
電力会社に頼るのではなく電気を生み出す。
極力買わないで作る、などなどワイルドライフは高層マンション住まいでの管理されたスタイルと真逆をゆく、原始的発想とユーモアでゆくスタイルのことだと思うのだ。
こういったワイルドライフを実践している人達ってゆうのは意外といるもんで、ガスを通してなければ、完全オフグリッド生活を構築していて、電気料金ゼロ円なんて人達も周りに存在していて、ワイルドライフ加減にビビる。
ここ、伊豆はそういった人達が割と生息している。
都会での生活から田舎の暮らしへリスタートをしている移住者が多いのもこの土地の特色になっているのだろう。
今回の農ファッション農ライフは、ワイルドライフを始める為に沼津市の海のすぐ近くに家を借り、都内と行ったり来たりではあるが、徐々に田舎暮らしへとシフトしているBeast「しょうちまん」と、パートナーBody「おのり」の2人にご登場いただいた。
・ワイルドライフ
しょうちまんは、釣りのYouTubeチャンネルをやっている。
写真で着用しているのは「Beast」ことしょうちまんのオリジナルTシャツ。
釣りっていうものを私はほぼやったことがないし、やってはみたものの「待ち」の時間が過ぎてゆくのがどうしても我慢出来ずあまりタッチしてこなかったものの一つだ。
しかし、この2人のところに行くと「アレが釣れたコレ食べる?」などとポンポン魚が出てきて、釣りええのぅ〜という気持ちになる。
この日はハタをお刺身でいただいた。
先日お邪魔したときにはなんと甘鯛をご馳走になった。
しょうちまんは鉄鋼所で働いている為なんと鉄が扱える。
で、ここへ来ての田舎暮らしのスタートで始めてみようというのが家庭菜園なのだそうだ。
農ライフおっけー!
農・鉄・漁の三本柱が重なり合ってのBeast的ワイルドライフへ向けての移住化計画はまだまだ始まったばかりだ。
借りたお家には家庭菜園スペースがあり、金柑やレモンの木なんかが既にあって家庭菜園始めますよー、な人たちには申し分ない状態。
・おのり/しょうちまん
《おのり》
・Tシャツ 沼津港で購入
・ボトムス 通販で購入したメンズ物
・サンダル ネットで購入
《しょうちまん》
・Tシャツ Beastオリジナル
・ボトムス WORK MAN
・安全靴 WORK MAN
畑までわざわざ出向く、というより外に出たら菜園がある、という文句のない状況。
なので、農ファッションは支度をして出かける農スタイルというよりも、よりラフなスタイルの普段着の延長線上スタイルをご披露してくれた。
魚のサンダルでサクッとネギを調達してくる、とか一味足りないから紫蘇を取ってくるね~とか出来ちゃうってのが家庭菜園の良いところ。
2人共Tシャツでパンチ効かせてきたなー。というファッション。
Tシャツって本当に人柄というかその人の頭の中身が出るなぁと思う。
「こうゆうスタイルをしています」的なアウトプット式コーディネートも、「あんま考えてないとりあえずそこにあったから着てる」的なゆるコーディネートも、「これ好きだから主張の意味もありまっせ」コーディネートもやはりその人の脳みその一部がアイテムのチョイスから始まり表面に出ているのだ。
そのアイテムのチョイスってのが分かりやすく出るのがプリントTではないだろうか。
ご当地Teeかつパロディ物ってチョイスが可愛いのりちゃん。
あじでーす!!
ちなみに静岡県沼津市は日本一深い湾であり、魚の種類、水揚げの量の多さや水の美しさなど様々なポテンシャルを秘めているのだが、干物の生産量が全国一なのだ。
これは沼津行ったらアジの干物ゲトッとかなきゃいかんですね!!
しょうちまんはBeast的ワイルドライフを象徴すべくオリジナルTee。
Beastオリジナルはハットやニット帽、キャップなんかも作っているので沼津の海でこのBeast物を見かけたときには是非声をかけてみて欲しい。
「美女と野獣」でも野獣は心優しいって設定だったけれどもしょうちまんも優しい野獣に変わりないぜぇ~。
・田舎暮らしの図式
ちなみに「農」よりどちらかというと「漁」の方が生活の中に根差している2人なので釣りに行く時のファッションも披露してもらった。
この日も午前中は海へ行っていた、という2人。
魚活動は是非You tube or Instagramをご覧になってみてください。
しょうちまんは子供の頃田舎に遊びに行って釣りをしていたということもあって、「田舎暮らし」=「釣り」という図式があるのだそうだ。
人それぞれその図式は違うもので、私は「畑」や「田んぼ」の農への流れというのが確かにあって、それはやはり幼少期の自分の体験がそのままその図式になっている。
「田舎暮らし」=「ピザ窯」という図式も存在しているしょうちまんは
ピザ窯も作っちゃった!!!
これは都会じゃあ出来ない代物じゃぁ~。
外で火?
薪から煙?
かんっぜんNG間違い無し!!!
焼き立てのザーピーがお庭で食べれちゃう幸せ。
しかもここでは焼き立ての魚だろうが、お肉だろうが、しょうちまん特製の囲炉裏テーブルで食べれれちゃう幸せが叶います。
真ん中の部分に炭を入れて網を載せればすぐ焼き物が出来るという代物。
家庭内BBQ。
炭だけ置いていても、部屋がじんわり暖かくなるし、野外のBBQにつきものの風がー、とか気にしなくとも良いのだ。
これは危険だ、、、。
だって焼く物片手に永遠にこのテーブルから離れられない自分の姿が目に浮かぶ。
しっかもちゃんと蓋が閉まる作りになっているので普段使い問題無しの便利アイテムである。(これオーダーが可能らしいですわよ!!)
しょうちまんは何でも作っていてそのクオリティーがいちいち高いのでビビる。
渓流釣りで使う網も網の部分から、もちろんアルミフレームの部分まで手作りで、色々な素材が扱える強みがめーっちゃ出ている。
かなり素敵な仕上がりで完成度の高さが凄い。
木の部分は手彫りと機械によるハイブリット削りのルアー入れ。
このしょうちまん手作りの釣りアイテムは、都内でもマニアックな釣り好きが通う「マニアックス」というお店で購入出来るそうです。
・・・とまぁ農ライフはむしろこれから!
今はこの場所を拠点として、ゆくゆくは囲炉裏を生かしたダイニングをOpenしちゃいますよ~なんて計画中の2人。
「暮らし」の中にワイルドさを凝縮した、美女と野獣が手掛ける沼津市のニュースポットの誕生が今から楽しみだ。