筍を掘った◎筍を彫った×
たけのこ!!
今年もやってきました筍の季節。
今の時期、野菜の収穫はあまりぱっとしなくなる時期(種撒きの時期です)ですが、筍や山菜は良い季節。
去年は不作であまり採れなかった筍。
今年は「うわー!!」というくらい採れています。
当たり年なのか、、、?
竹林は夏場入ると虫に腕をぼこぼこにされちゃうので、あまり近づきたくないけど、今の時期は気持ちいいー!!!
なんだろう?
少し山に入っただけで空気感がまるで変わる。
人気がなくなるから?
これがマイナスイオン?
もしかして見えないだけで木霊は存在してる?
なんだか不思議とスッキリしてくる、竹林のパワーかんじっちゃいまっす!
でかい袋をポケットに。
シャベルとクワを持っていざ竹藪へ!
これが最初は全然目が慣れなくてどこに筍があるのか分からない・・・。
見つけられないってところからスタートなので、最初はきょろきょろしているんだけど、そのうち目が慣れてきて、あった!あそこに!!ここにも!!
ということになり、気づけば10個が20個になり、20個が30個になり、、、と持って降りられないほどの筍の山、、、。
これはこれで嬉しい悲鳴。
1日で数センチ伸びる筍は、見逃すと次会ったときにはもう姿を変えている。
だけら、見つけちゃったらなるべく逃さない!が鉄則。
で、結局沢山持って帰るw
筍は掘ってみるまで知らなかったのですが、根本が風の谷のナウシカに出てくる王蟲みたいなかんじ、、、。
写真で見ると逆にぎえーってなっちゃうので、あえて撮っていません、、、。
頭だけ出ているやつを見つけたら、まずは周りの土を寄せます。
それから根本の埋まっているところ目掛け一気に掘ります。
スコップより短いクワが一番作業しやすい。
このときにすっごい根元まで掘れると、筍は実は王蟲だったんだ、、、というところまで発見出来ますが、見たいような見たくないよーな。
採った筍はその日のうちに灰汁を抜きます。
一般的には家庭の鍋でやるんだろうけど、ワイルド田舎系は羽釜がいい!!
おばあちゃんとかやり慣れてる人たちは割と火を焚いて、こうやって窯でやっちゃってますね。
大容量のドラム缶でゆでたりとか、、、。
最初は大変そうと思っていたけれど、火がおこせるようになってガス代もかからないしその方が結果早い!ってなってこのスタイルに。
ちなみに採ったその日、なるっ早で灰汁抜きするのであればヌカ無しでも平気です。
朝採って、昼に灰汁を抜くのであればヌカ無しでも。
下の写真はヌカ無し。
朝採って、夜に灰汁を抜くのであればヌカが必要。
下の写真はヌカ有り。
まぁ、人それぞれやり方は違うでしょうけれど最近はこれがしっくりきています。
ヌカ無し即茹で、ちょい硬めがベスト。
そして、その後は真水に変えて一晩漬けておきます。
次の朝には水を捨てて、速攻タケノコ好きの元へ郵送開始です!
鮮度命!
出来たらクール便で!
伊豆の旬をお届け出来るの嬉しい。
配送が出来ない地域もあります、と局員さんに言われたけれど、それでもいいさ。
出来なかったら今は仕方ないよ。
でも、対応してくれて本当にありがとう。
貴方たちのお陰で、と今は思わずにはいられません。
どうか、お家にいる皆が「美味しい」って言ってくれればと思う。
来年はみんなで筍掘れたらいいね!
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