やることは絞れ!UXの話
UXデザイナーのPGO17です。
以前の記事「UX設計するときに最も重要なこと。」で戦略を明確にという話を書きましたが、設計をしていく上で外せない考えを今回は記載したい。
よくある話。
よくある話として、しっかり考え、カスタマージャーニー、ペルソナ、データ分析を行い、きっちり設計し、チーム内合意とり、いざプレゼン!
が、しかし、
ここではこういうことやらせたい、このような機能を他社が実装したからいれたい、こういうUIがいいとおもう。と、自社プロダクトでもクライアントワークでも主観的にこうしてくれということは、割とあるあるかと思う。(私も思い当たることはあるある。)
時間、外部、内部状況、ビジネスサイドの声がデカいなどなど多くの要因からこのような状況が生まれてしまう。あるある満載な感じ!と共感しれくれる方は多いかと。
戦略や目的に基づいて何をさせるのか?
・課金サービスであれば申し込みをしてもらう
・資料請求なら入力フォームに入れてもらって資料DLしてもらう
・ECなら商品を買ってもらう
というようにサイトの目的は扱うものが決まっていれば明確になっている。
戦略に基づいて、目的をどのように達成させるのか?にフォーカスする。
つまりは戦略に基づいてその目的を達成するための戦術に集中していくということ。
私の場合は、あるあるが起こった場合はこの原則を主張していくことを心掛けている。
設計時の原則が変わってしまう場合はやり直さなくてはならない。
戦術に集中せよ
というところで、ここでタイトルにもある「やることを絞れ!」というお話に移る。
ページごとに入力させる、DLボタン、購入ボタンを押させるなど様々なアクション(目的)は絞り込む必要がある。
サイト内ではメニューをタップさせてみたり、モーダルを開かせたりなどできることは多数あるが、本当にやってもらいたいことは、
目的に一直線・最短でたどり着かせ、最後のボタンを押してもらうこと。
なので、極力やることは絞りこんで、できれば1ページ1つ、一方通行に進んでもらうということが大原則となる。
よく見かけるのが、企業側の言いたいこと、見てもらいたいものを全面的に押し出しているサイト。あれもこれも詰め込みすぎて結局見られていない。
運用の工数だけはかかっているというもの。
探索行為・知識を獲得するフェーズはもう少し前段階で行われているので、ユーザーフローの設計ができていないという形になるだろう。
結論
1ページで1つのことになるかつ、最短距離になるように設計する。
原則を守ってわかりやすいUXを提供していきたいですね。
現場からは以上です。