見出し画像

理想の 仲間を 探すなら│自己/自社紹介③

ご存じない方には始めまして。自社メンバー方々にはこんにちは。 今年で17年目を迎えます、神戸から日本中に上品ワンピをお届けする[ワンピース専門店]を営む、代表の[くまさん♂]です。


🏃‍♂️「自分がやった方が早い」と言う勘違い

「これから[未来に残す価値のある企業文化と場所]を創ること、その為に[ストレスフリーなコミュニティ]を組み立てること」を自社の目的に据えた私ですが、実のところそれはほんの数年前の話。

それまでも、お仕事に対する姿勢は現在と同様に、毎日電池が切れるまで考え動き、見るモノ触れるモノすべて「この話、自社の場合なら…?」とか「コレ、仕事に使えないか…?」と、思考のほとんどを自社に直結させていましたが、それはあくまで個人的な部分。今にして思うと、従業員さん達のことは思慮の外でした。

普段から、従業員さん達に一定レベルの結果やクオリティを求めるものの、もしも出来なければ「自分がやる」その方が早いから。そして挙げ句、「この人は見込みが無いな…」とレッテルをぺたりと貼る始末。そして当然ながら自分で自分の首を絞めているワケで、程なく時間に追われるワケです。

👫残念な「仲良しクラブ」時代

自分で自分を追い込みながら、「あの人の能力が低かったせいで、自分がこんな目に…」と、仕事を任しきれなかった、習得まで根気良く教えられなかった自分を棚に置いて、心の中で他者を責める…もはや頭の棚には「出来ない上司の典型」である自分たちが並んでいました。

そのくせストレスには弱いから、職場では従業員さんや取引先の担当さんらと談笑することで「責めたい気持ち」に蓋をし、求めていなかったはずの「仲良しクラブ」を作り出してしまっていました。

これでは、はじめから自主性の備わっている従業員さんを除いて、人が人材として育つわけがありませんでした。

🧠「理想的な集団」を考えてみる

そんな、インターハイや甲子園や選手権大会優勝を「目指さない部活」のような、仲良しクラブを自分で作り出しておきながら、「自心が求める会社のカタチでは無い」ことに言いようのないモヤモヤを溜めていました。自分に対しても他人に対してもです。
(注:「目指さない部活」は決して悪くないです。文化を楽しむことはもちろん、体感すること自体に価値があります。)

そこで、自分を含め働く人たちにとって「どんな集団になれば理想的か」を考え、そのために必要な営みへの心構えや、他者との関わり方などを「意識」として5つにまとめました。

⚖️両極を示す「5つの意識」

「物事や心には陰と陽の両極があり、偏りのない選択をして欲しい」という願いから、心の何処かにとどめておいて欲しい[5つの意識]を以下のように記しました。

1.
誰にでも分り易く
🚩
心が踊る奥深さを

陽:分かり易さでお招きし、知るほどに心躍る奥深さを持つ事。
陰:単純・単調は無配慮、難解さは自己満足と識る事。

これは、
誰にでも分かる明快の大切さと、
飽きられない奥深さを持って欲しいこと、
でも度を超えると「自己満足」でしかないと伝えています。

2.
何事にも優しさを
🧭
自分にはルールを

陽:何事にも親切丁寧にお応えし、自己への厳しい規範を保つこ事。
陰:媚びは付け入られる隙を生み、頑固さは不柔軟さを生むと識る事。

どんな相手にも親切にして欲しい、
そして自身には節度を保って欲しい、
でも優しすぎると付け入られること、
頑なになると柔軟さを欠くことを伝えています。

3.
変わらない良さと
🔥
より良くする思い

陽:普遍的な価値を維持し、常により一層の創意工夫を凝らす事。
陰:不変は飽きられ易く、悪変は不信用を生むと識る事。

普遍的な価値を提供し続けて欲しいこと、
そして改善し続けて欲しいこと、
でも変えることだけが目的になると、
信用を失ってしまうことを伝えています。

4.
人も自分も褒める
🤝
けど、偉ぶらない

陽:自他を称え臆せず業務を遂行し、向上する程に謙虚になる事。
陰:自尊は傲慢と紙一重、謙虚は臆病と表裏一体と識る事。

自身も他者もほめることで、
心置き無く仕事ができること、
でも偉くなった訳では無いと、
謙虚さを忘れないでと伝えています。

5.
心に自由と余白を
🫂
言動に思いやりを

陽:仲間に心を開き認め合い、自由な気持ちで無心に励む事。
陰:無心は時に思慮を欠き、偏向は対立と孤立を生む種と知る事。

いわゆるオープンマインドで励むには、
安心できる環境であることが大事で、
それは人と人とが創り出すものだと伝えています。

📣人集めは人任せにしない方が良い

社是や社訓と言ってしまえばそうかもしれませんが、「会社のために従ってください」ではなく、私の個人的な独り言でもなく、洗脳のつもりもありません。

ただ「営みへの心構えや、他者との関わり方」として、誰かの心に何かがとどまれば良い。という程度のものです。それは結局、日々の私自身の言動が伴わないと浸透する訳がないからです。

自分への戒めでもありますが、普段からの業務アドバイスや、顧客問い合わせへの回答方針、クレームへの対処など、トップが実践しなければ伝わらないし意味がない、と言うことです。

そして以降、これらの想いを軸に求人情報の原稿はすべて業者任せにせず、偽り無い自分の内なる声で募集をかけ始めてから、集うメンバーにも大きな変化が起き始めました。

>>つづきます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集