新潟・長岡で愛される名産品
地域にある名産品を今回は紹介。
その舞台は新潟県の中南部に位置する長岡市。
昨日訪れたイベントにて出会いがあったのが、
長岡の車麩(くるまふ)。
今回、地元長岡で製造されている
「木宮(きみや)商店」の
木宮さんに貴重なお話を伺うことができた。
町のイベントや催事用に特別販売されていた、
今回の車麩。
木宮商店さんは、
このような丸いお麩を作っていて、
どうしても乾燥の段階で割れてしまうものが
出てくることがあるという。
今回はそれらをリーズナブルな価格で買うことができた。
いろんな種類のお麩
木宮商店としては、
なんと100年以上も続く老舗の車麩屋さん。
元々お店を構えているところでは、
種類豊富なお麩が並んでいるそうで。
こちらが4回巻きの車麩。定番商品。
実際に車麩を食べる時は、水に浸してもどす工程があるそうで。
この4回巻きのお麩は、
水入れるだけで30~40分は必要。
正直だいぶ時間を要する。
だけれどもその分、形をしっかり戻せるので、
お料理に入れても形が崩れない。
モチっとした嚙み応えも抜群で、
ボリューミーに見えるけれどカロリーが低いので、とてもヘルシー。
他県の車麩だと水に浸すとすぐ戻るタイプが
多いけれど、新潟県の車麩は、
時間をじっくりかけて、いろんな料理に応用できる万能型でとてもすごいなぁ。
特におすすめしてくれた煮物や鍋料理には存在感もあって、他の食材に引けを取らない活躍ぶりだよ、これは。
最近はもっと手軽にかつ、
特定の料理に合わせたお麩も開発されていて。
このような薄切りタイプも登場。
使いやすさが圧倒的に早い。
この薄切りだと5分くらいで戻るとのこと。
油との相性が特に抜群な薄切りの車麩。
豚肉と合わせて生姜焼きなどなど。
通常は、
お味噌汁やお鍋に入れると良いとされているお麩。
以上のような形で他にもいろんなアレンジができる。
他にも木宮さんが紹介してくれたのが、
もつ煮に入れること。
意外な組み合わせではあるけれど、
もつ煮の汁が染みてきっと美味しいんだろうなぁ。
試しにやってみる価値あり。
以上、いろんなレシピを聞きましたが、
みなさんなら、車麩をどんな料理を合わせるといいなぁと思いましたか?
美味しくなりそうなレパートリーなどあったらぜひ教えてくださいね。
地元のアピールに繋げていく
お忙しいところ、
色々なお話を聞かせた頂いた木宮さん。
すごく物腰が柔らかくて、
この車麩マンに扮しながら、とても優しくお麩作りについても教えてくださいました。
ただ、この格好はお父様には苦笑いだったそうで。笑
車麩作りは、
他にも新潟県内に数社ほどあるとのこと。
だけれども長岡で100年以上も変わらず、
地元で作り続けている木宮商店。
この車麩を外からも知ってもらい、
地元のアピールになればと木宮さんがそう話す。
そのために今回の催事への参加や、
元々の店頭で販売しながら長岡の車麩を
発信し続けている。
今回は難しかったですが、
実際の製造過程や、車麩作りにかける想いなど、
まだまだ聞いてみたい。次の機会に。
今回のパッケージとは別で、
4回巻の車麩や薄切りタイプ、
他にも3回巻の車麩など
店頭で通常販売しているとのこと。
もしご興味ある方はぜひ、
長岡駅から徒歩約5分。
殿町通商店街にある「木宮商店」へ
行ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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