新潟の郷土おにぎり
新潟県は津南町。
翌日がキャンプの前日。
津南町の地元飯を食べたくて、
いくつかあるところから、
えいやー!と行ってみたお店。
おや?
メニューのご飯ものの中で、
一際異彩を放っている料理が。
その料理がこちらの「けんさん焼き」
おにぎりの上に生姜味噌や甘味噌などをぬって焼いた郷土料理。
味噌焼きおにぎりがイメージしやすいのかな。
おにぎりの中は白ごはんなもんで、
外側の生姜味噌とうまく調和して、
さっぱりさと、ほんのり甘くて美味しい。
2個だけでも結構ボリューミなので、
おかず一品あれば十分なくらい、
お腹は大満足になれる。
別名「けんさし焼き」「けんしん焼き」
「けんさ焼き」とも言うんだって。
その由来は上杉謙信が戦時のご飯として、
冷めてかたくなってしまったおむすびを
剣先に刺して焼いて食べた説。
他にも、昔は交通機関も発達していなかったため、
里帰りのときは雪道を徒歩で移動。
それで、実家に着くのは夜も更けた頃なもんで、
寒さで身体が凍え、お腹をすかせた娘のために
実家では囲炉裏でけんさ焼きを作って
待っていたという説も。
また調べてみると、
このけんさ焼きは、お茶漬けにもアレンジ可能。
お酒の後の夜食として食べることも。
これで〆のご飯のレパートリーが増えました。
おにぎりは新潟でよく見るけれど、
味噌ぬりして焼いたおにぎりって
新潟市内にはそんなにないんじゃないかなと。
郷土の味を1つでも味わえて良かった回でした。
ごちそうさまでした。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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