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体験から価値を伝えるために、魅せられた新潟で「生きていく」
2022年6月。初めての新潟県三条市へ。
目的の場所はミズベリング三条という
キャンプ場。
来月でちょうど1年経つのかと思うと、
月日が早いです。
その日の6月までを振り返ると、イベントを通じて、
自分にとっての心地良い働き方の方向性は見つかった気がしていました。
https://note.com/bean0418/n/n5f1f503bdec5
だけど、
具体的にどうやってやり繰りしていくのか。
あのとき、退職する英会話スクール後の未来を
明確にどう作っていくのか不安でした。
もし将来結婚して家族を持つとき、
本当に安心して幸せに暮らしていける?
職場で長く働ける?人生を通して何をやりたいのか?
こういった将来への不安をまだ抱えていました。
もしかしたらみなさんの中にも
こういった不安がある方もいるかもしれません。
10代から70代を対象に期間工が実施した、
「2023年お金や将来の不安に関するアンケート」によると、「将来に対して不安がありますか?」の質問に対して、有効回答数500人のうち、「ある」と
回答したのが約97%。
不安を抱えながらも日々働いて、
生活を送っている方が多いという日本の現状があります。
でも、そういう不安になっている自分がいるのに、
見ない振りをするのはいつかきっと辛くなるんじゃないかと。
自分で自分を今以上に辛くさせないように、
新潟での出会いから自分の経験がなにかヒントになれば嬉しいです。
自分を磨き上げるものとの出会い
元々新潟との出会いは、
ミズベリング三条でのデイキャンプがきっかけでした。
その日のテーマは焚火とコーヒー。
薪割りからはじめての焚き火作り。
はじめて豆から挽いてコーヒー作り。
どれもやったことがないけれど、
参加者みんなで協力し合いながら、
完成まで楽しかったのを覚えています。
初対面なのにいつの間にか仲良くなっていて、
デイキャンプが繋いでくれたご縁でした。
その日のキャンプの終盤にあった質問コーナー。
デイキャンプナビゲーターの方に「もっとキャンプのこと知りたいです。」と何気なく感想を伝えてみると、思ってもみない返事がありました。
「キャンプっていうのは自分を磨けるもの。
生き様を磨き上げるものだから。
もっと日常の中にアウトドアをして楽しんでほしい。」
この言葉にビビッと痺れて、
その後の自分を突き動かしていく原動力になりました。
その日を境に、道の駅国上や津南のキャンプ場、
松之山スノーパークなど、新潟県内のアウトドア施設を巡ったり、ブッシュクラフト講座にも参加し、
アウトドアを通して生き抜く術を身につける大切さにも触れることができました。
自分の豊かさを大事にすること
キャンプや旅をしながら新潟の地域を知り、
新潟にはアウトドアと共に生きている人がいることを学びました。
そこで出会った人お金を稼ぐことが目的じゃなくて、豊かに生きることが目的なんだと感じたこと。
新潟の精神性も好きになりました。
自然空間や食、心と体を労わるといった日常の豊かさが新潟にはあり、自分のペースを大事にしている人が多いように思えました。
新潟でチャレンジし生きていきたい
それまであった将来の不安は軽やかになり、
新潟での出会いを通してこれからの自分とちゃんと向き合えたおかげで、自分の好奇心を活かして活動したいと気付けました。
そこで思ったのが、
新潟でチャレンジして生きていくこと。
新潟で「体験」するだけではなく、体験価値を「伝える」側になりたいと考えるようになりました。
それが最大限に形にできるのが「地域おこし協力隊」であり、1つの切り口としてアウトドアを通じた新潟の魅力を届けていきたいと今は思います。
そのきっかけは新潟のミズベリング三条。
私の人生が変わったデイキャンプが始まりでした。
ここまで読んでいただきありがとうございます。