高品質な日本酒は原料から

日本酒の魅力を伝える回、原料編!

日本酒の原料となるお米のことを
酒米(さかまい)、
または酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)、
もしくは酒造用玄米と呼ばれています。
ひとまず酒米だけ覚えておけばOK。

食べる用のお米とは異なる品種で、
日本酒専用のお米ってことなんだなー。

その酒米にもいろんな品種あり。
日本各地で栽培されているが、
新潟清酒のほとんどは県内産酒米で造られている。
原料からオール新潟でっていうのが
誇れるポイント!

新潟生まれの代表的な酒米は、
五百万石(ごひゃくまんごく)」
一本〆(いっぽんじめ)」、
越淡麗(こしたんれい)」などがある。

これから日本酒のラベルを見るのが面白そう。
酒米のことを知っていれば「あ、これは新潟の酒米だ!」っていう楽しみも増えるんじゃないかって。

そういった酒米にはどんな特徴が?

食べる用のお米よりも粒が大きく、
中心部に白濁している心白(しんぱく)というものがあり。
精米時は食べているお米だと、
表面だけ削るのに対し、
酒米は表面に加えて、雑味の原因物質を多く含む内側まで削り落とす。

精米数値(削る量)が低いほど、
言い換えるとお米を削るほど、
清酒の品質がアップするんだってー。

精米歩合(どれだけ削っているか)を見てみると、
全国平均が64%に対し、
新潟は57.8%(平成28年酒造年度)と、低い数値。

質の高いお米を贅沢に磨いて造るのが、新潟流。
新潟清酒の高品質の証でもある。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

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