おもてなしの仕掛けに溢れていた JAWS FESTA 2024 in 広島 参加メモ #jawsug #jawsfesta2024
Journeyman(ジャーニーマン@beajourneyman)です。長いので"ジャニ"と呼ばれています。2024/10/12(土)に東広島市西条の広島大学で開催された「JAWS FESTA 2024 in 広島」に参加しました。昨年の福岡Festaに続いての連続参加です。約4,100字超えですが、お付き合いいただけると幸いです。
専用シャトルバスで広島大学へ
早い時間に起きて、カプセルホテル前の銀山町駅で広電に乗って広島駅へ行きました(PASPY220円)。歩いて行けない距離ではないのですが、目の前かつ何本も来るので乗ってしまいました。
JR広島駅に行くと何人かの参加者の方と合流しました。西条駅まで40分弱です。駅からシャトルバス乗り場に向かうと酒ひろばが右手にあり、08:00からすでに行列ができていました。さすが、日本3大酒まつり、本気です。
広島駅から電車で移動し、さらにシャトルバスに乗る行程でしたが、大きな混乱なく現地入りできました。素晴らしい事前案内でした。感謝。
早めの受付をして、能登への募金に少しだけですが協力しました。募金箱には、既に1万円札が入っていました。きっとあの方だろうなと思いました。
オープニング 開会式
実行委員長の丸本さんのメッセージをご紹介します。開催地白地図の最後のピースがはまり"全国"になった印象をもちました。
数の企業スポンサー、個人スポンサーさん(70名以上!)がイベントに花を添えていました。自分自身は思うコトがあり一般参加です。
最終的な公式発表は343名の参加でした。朝イチは全員揃っていなかったとしても圧巻でした。一堂に会せるのはやっぱり良いです。
キーノート:~AIで未来を切り開く~広島県におけるAI活用の取組
湯崎広島県知事とフジテック友岡さんのキーノート 基調講演、本当に豪華なセッションでした。実現できるJAWSFESTA実行委員のみなさんの推進力には感服です。
取材にいらしていたアスキー大谷イビサさん執筆で既に基調講演は記事になっていますので、是非メッセージをご覧ください。
個人的には、失敗を許容できるフレームワークを県として社会実装しているコト、そして瀬戸内の美しさを語られていたコトが印象に残りました。考えたら、広島は3年連続、瀬戸内を訪れるのはこの数年で10回近くになります。実は、広島圏である岩国の生まれです。中四国は今後も大事にしたいエリアです。
お祭りトラックのススメ
AWS BuilderCards リーグ選手権、生成AI絵画展、そして純喫茶 鮫🦈に参戦・出展、お茶した模様とお祭りトラックへの思いは別エントリーに書いたので、是非ご覧ください。言いたいコトは「Festaの真骨頂はお祭りトラック」です。
ランチは学食で
ちょうど行列で一緒になったみなさんと4人で食べました。カツカレーとフルーツヨーグルトと生成AI絵画展出展プレゼントの #因島のはっさくゼリー でした。16:00前には近くの宴会場で懇親会だったので、大盛りは控えて。
午後のセッション前半
午後はセッションを中心に過ごしました。軸にしたのは、Track E 広島県内企業トラック #jawsfesta2024_e です。どうしても他のトラックが聞きたい場合、そちらを選択するスタイルでした。見出しはセッション個別ページにリンクしてあります。
AWS認定の概要ならびに新認定AIF/MLAについて
ひとつ目はAWS認定ご担当のmoroさんコト両角さんのセッションでした。
ちょうど整理したかったので、現在進行形でぞれぞれ重要な情報でした。セッションが終わった後にはAWSさんのブースにお邪魔して、AIFのスペシャルステッカー(背景がキラ)をいただき、両角さんにご挨拶出来ました。
こわくない!?販売システムのクラウド移行 運用事例のご紹介(検討~運用まで)+Monitron買ってみた!
セッションではメインとなるAS400の販売管理システムをAWSされた話しでしたが、元々2014年に機器管理システムをEC2で稼働させたのが始まりとおっしゃっていました。当時はまだ知名度もなかった時代、老舗企業さんが最初に選んだ理由が気になりました。
もうひとつ、クラウドリフトの時に何をゴールとするか、どこまでスコープにするかを語れていて「今やっていないコトが本当に必要か」の視点は非常に重要だと思いました。クラウドでマネージドになると無料で有効にできる対策はたくさんあります。一方、可用性を上げる対策の多くはコストを伴います。改めて良い学びになりました。
AWSを利用した新しい乗車券システムの構築
広島電鉄(広電)の大上さんのセッションでした。事情により写真なく、詳細には書きませんが、QRによるもビリーデイズの舞台裏の話しでした。
既存システムの同形式の更改の桁外れな費用感、ABT(Account Based Ticketing:認証媒体となる QR コードや IC カードの固有の ID 番号と紐づいた利用者の情報をクラウドサーバ側で管理する方式)方式のメリットなど、普段お聞きできないお話しで興味深かったです。
また、読み取りが0.2秒から0.6秒に遅延する決断をされた点やひとつひとつの課題の解像度が高く具体のイメージしやすかった点も、非常に聞き応えのあるセッションでした。
午後のセッション後半とクロージング
広島銀行におけるAWS活用について
森さんのお話しをお聞きしました。最近は地銀さんがとても元気だと感じています。AWS事例でお名前を聞き、JAWS-UG山梨を牽引されている山梨中央銀行さんを思い出しました。
外注中心から内製化にシフトする上でAWS活用を模索されているお話しでした(組織としては『C-BIZラボ』をIT統括部内に新設)。施策のひとつとして、NTTデータさんのソリューションの紹介があり、知る機会になりました。やはり金融業界では、大手さんが強い点はありそうだと思いました。
またIT子会社さんに24時間365日の運用監視はアウトソースしているとのコトでした。組織については各社さん、歴史や文化があり、大きな絵を書くのは骨が折れそうだと想像しました。
パートナー企業のテクニカルサポートエンジニアとして気になる、より良い AWS サポートの利活用について
最後はサーバーワークス市野さんのセッションをお聞きしました。プロダクションで請求代行を使っている方にとって、どんなロールの方でも重要な「AWSサポート」に関するセッションです。実は、初めてJAWS-UG北陸新幹線(福井開催)でお聞きしてから、チャンスがあれば毎回お聞きしています。
「awsを利用している全ての人々に一読してもらいたい資料」「AWSを使う全企業の研修で紹介すべき!」などのポストが見られました。自分自身、初めてお聞きした時に強くそう感じ、チームメンバーに共有しました。是非、ご覧いただきたいです。市野さん、いつもありがとうございます!!
閉会式・写真撮影
開会式と同じ講堂にみなで集まり、締めくくりの閉会式でした。毎回恒例ですが、来年の #JAWSDAYS2025 のお知らせがありました。横浜支部の新居田さんが委員長で、2025/03/01(土)に昨年と同じ池袋で開催決定です。新居田実行委員長のブログもご紹介します。
懇親会1次会 西条HAKUWAホテル
普段絡みが少ないJAWS-UGのみなさんとワイワイするのは楽しかったです。いくつかLTもあり、宴会の場らしいコンテンツが心地良かったです。それにしても、15:30からスタート17:00くらいまでのタイムテーブルは、なかなかない英断だったのではないでしょうか。その後の酒まつりへの動線が明確でした。
最後に…
今回の体験を通して強く感じたのが、丸本さんを筆頭に実行委員の方々のおもてなしでした。自分が感じた「おもてなし」について、感謝をつたえると共に一挙ご紹介します(残しておきたくて思い出したら追記しそうです)。
ついつい止まらず4,000字を超えたのでこの辺にします。改めて素晴らしい"お祭り(Festa)"をありがとうございます!!
2次会の酒まつり、公式3次会を含む夜の部編に続きます。
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