#BPstudy # 200 に参加して何を受け取ったか
Journeyman( @beajourneyman )です。長いので"ジャニ"と呼ばれています。「BPStudy#200〜BPStudyの200回を中心にIT業界を振り返る。そしてこれから」に参加したので簡単に個人メモを残しておきます。
04/30(火)更新:haruさんが #togetter をまとめられていたので追加。
𝕏ポストまとめ(togetter)
登壇内容のサマリー
ビープラウド代表haruさんこと佐藤治夫さんがひとり語りするスタイルでした。多くのコミュニティがお世話になっているconnpassを運営されていますスライドをご紹介します。
#bpstudy 2007年9月の初回から延べ参加人数5,666名、ユニークで233名が登壇されたそうです。見出しのグループページに"元祖"とある通り老舗中の老舗です。
重要なテーマのひとつが「ソフトウェア・エンジニアリング」でした。上から見た螺旋階段のように正反を繰り返していて、出てくる話題がひと昔前であり、今のようなであり、不思議な感覚でした。
「システム開発のプロフェッショナルになろう」とキャリアをスタートされたそうです。ある時、エコシステムそのものを開発する視点に気付いた。その気づきから「これからやっていきたいこと」を改めて整理したそうです。
システム開発失敗の55%が要件定義(V字モデルの上流)にある。要件定義・企画の失敗が世の中から減る活動にフォーカスしたいと締め括られました。
haruさんが読まれるかは分からないですが、個人的に考えたコトを3つ残してきます。つまり、登壇をお聞きして「何を受け取ったか」とも言えます。
<継続>
16年と8ヶ月になったそうです。続けるコトがどれだけ尊いか実感しました。この【日記】は今回で1,120本目です。世の中を良くしたりする大義はないですが、自分自身や自分を取り巻く半径5メートルに意味がある限り続くと思います。note自体は2019/12/23(月)からなので、この1本が1,589本連続になるようです。期間は4年と4ヶ月、BPStudyの4分の1くらいの期間です。
<抽象思考>
自分の役割を書いた方が解像度が上がるでしょうか。現在、システム受託開発と24/365の維持保守を担うPMをしています。基盤はAWSがメインです。余談ですが、クライアントワークとクラウドの関係性についてパネルディスカッションしました。抽象思考を踏まえ経験した実案件をふりかえります。
「300〜400に膨れ上がった帳票を移行したい」が要件でした。レガシーシステムへの追加追加でいざ移行となると予算化で大問題になるパターンでした。結果「セルフサービスBIで自分たちで帳票を作る」形で実現しました。本筋とはズレますが、肝は「エンドユーザーが自走するための教育」でした。ご参考までに貼っておきます。
「300〜400に膨れ上がった帳票を移行したい」
↓
「セルフサービスBIで自分たちで帳票を作る」
2つには大きな隔たりがあります。移行前に実現できていた要件・機能を落とすコトなく、システム側が受託開発した場合の10分の1ほどの費用で実現できました。加えて、機能要件とは別軸のプロセスの改革に繋がりました。
帳票追加都度行っていた見積・発注プロセスも含めた追加開発が不用
移行前にはなかったアジリティを実現
haruさんのスライドの「本質の発見」「新しい手段の発見」「共通項の発見(類推)」に照らし考えると、きっかけはシステム移行でしたが、クライアントが実現したい世界に目を向けて見えた景色だったと思います。「なぜ?なぜ?なぜ?」の掘り下げの中で、対話をする・現場を見る・現物を見るからたどり着けました。
メインで担当しているのはIVR(自動受架電)システムです。サービス提供側の代表としてクライアントに向き合っています。haruさんがおっしゃる掘り下げは出来ているだろうか? キレイに回っていると思っている運用に改善点はないだろうか? どうしても現場では個別的な具体思考になりやすいです。見つめ直すきっかけにしたいと思いました。
<これからやっていきたいこと>
クライアントにサービスを提供している代表的な立場で考えてみます。受託システム開発維持保守PMとして、より安心安全で可用性と拡張性が高いIVRシステムであるために何ができるか仮説を立て、提案し、共に検証して、実現する活動をしたいです。
toBでクライアントに提供し、タッチポイントは月間100万人近いtoCのエンドユーザーがいます。現状の"顧客体験"で良いのだろうか? そんな視点で俯瞰して物事を捉える癖をつけたいです。
もう1つは、業界やコミュニティ視点です。やっていきたいのは「新たに挑戦する方を増やしたい」です。すでに活動し現在進行形です。そちらは、いくつかアウトプットしているので別記事に譲ります。
最後に…
ふりかえりの大切さを感じるイベントでした。16年と8ヶ月、全期間を通して見直す機会は、節目ふしめでないとなかなか持ちにくいですね。
自分自身も2,000本など節目では、視座を高めて見つめ直す機会をを作りたいと思います。haruさん、新しい8年と4ヶ月、次の100回も頑張ってください!!
𝕏ドメインに移行が始まっているようなので併記。
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