#36_【対馬グルメ】渡辺菓子舗
なんだかんだで、毎日noteへの投稿を1か月以上続けてみましたが、諸事情により少しお休みしました。
あるところに提出する書類を作っていたので、文章はしこたま書いていたのですが(苦笑)、それでも再起動するにはエネルギーが要りますね。
脳ミソが糖分を欲していますf^_^;)。
そのようなわけで、今回は厳原町桟原にあります「渡辺菓子舗」さんをご紹介します。
場所は、厳原税務署の隣にあります。周辺には、桟原屋形跡(現在、陸上自衛隊対馬駐屯地があるところ)、桜馬場、旧日新館の門といった史跡があります。
オススメポイントは、
お菓子にもお店にも、歴史の深みが感じられる。
つぶあんも美味しい。
金石城から歩くと、いい運動にもなる。
です。
早速、どんなお菓子を作っていらっしゃるのか見てみましょう。
まずは、対馬でお菓子といえば、誰が何と言おうとこれですね(^^ )。
余談ですが、対馬では「お菓子屋さん」といわず、「かすまき屋さん」という言い方をします。それだけ浸透している「かすまき」、いつ考案されたのかといいますと、江戸時代まで遡ります。参勤交代で藩主や家来が無事帰ってきたことを祝って食されたとのことです。
当時高級品であった砂糖をふんだんに使った、贅を尽くしたお菓子だったようで、時代が明治に移ってから庶民にも広がったそうです。いわば、成金菓子ですね…(゚∇゚;)☆\(-_-;)。
最近日本遺産に「シュガーロード」が認定されましたが、長崎から遠ざかると、だんだん甘さがなくなるという話も聞きます。
私は、基本的にあんこは「つぶあん派」ですが、かすまきについては、「白あん」や「こしあん」のほうが美味しいと感じます。
対馬の方たちは、かすまきを手土産で持って行くときには、その日できたものを持っていくというこだわりがありますので、開店直前の朝7時ちょっと前に通りかかりますと、お店の外にまで芳ばしい香りが漂ってきます(o゚▽゚)o。以前、渡辺さんのお店の前を、毎朝自転車で通っていましたが、もはや飯テロです。
ちなみに、「つぶあん派」にもオススメの商品があります。
肝心の紙袋を撮り忘れました(-_-;)。
お店の外観はこんな感じです。
かすまきと石垣から、対馬の歴史をお楽しみくださいo(^-^)。
《地図》