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リコー•GXR A12 GRレンズ 50mm MACRO

リコー GXRでの接写が楽しくて、28mmに続いてGRレンズを搭載した50mm マクロレンズユニットを入手しました。

今日は中国語の学校の帰りに、ショッピングセンターにあるカフェで昼食を取りつつ、このレンズユニットの試し撮りをしました。

食べたものがわかってしまいますが 笑 
撮って出しの絵です。 
ライカやシグマfpでは食べ物をとることはない(特にライカレンズは寄れないので)ので、これがうまく取れているかどうかわからないのですが、自分としては結構きれいに取れると思いました。

ただ、オートフォーカスでの撮影はダメダメで、じーこじーことレンズが前後を繰り返してうまくピントがあってくれません。
フォーカス設定をマニュアルモードにして手動でピントリングを回して撮影するのが良いようです。
そういった意味ではマクロマウントアダプタを介してライカの明るいレンズで撮影するのと撮影体験としてあまり変わらず、食事に手を付ける前に素早く撮影というわけには行かないのかもしれません。
AFの点ではやはり一昔以上前のカメラと言わざるを得ません。

テーブルの上にあった花を撮ってみました。
これもf2.5で明るめに撮影、ピントは中心に合わせマニュアルで撮影しました。普段スナップだとアンダーめで取って後で調整することが多いですが、明るめに撮影することできれいに撮影できました。

店を出て周辺の建物などを撮影してみました。

今日は日差しが強く、外での撮影はマニュアルモードで白飛びに気をつけながらの撮影です。

外での花の撮影も

何枚か白黒にしてみました。

こちらはシーンモードのソフトフォーカスモードで撮影

金属的な質感はどんな感じか、パイプを使ったお店のオブジェで。

陶器とガラスの反射を利用して外の床をデザインっぽく取り入れてみたり。陶器の質感もきれいです。

今日もとにかく暑いのであまりありき回らなかったですが、このような感じで試し撮りを兼ねたフォトウォークをしてみました。

この50mmのGRレンズはAFが迷うことが多く、少しストレスに感じます。同じGRレンズの28mmはそれほどイライラする感覚はなかったので、少しフィーリングが違いますね。
レンズユニットのファームウェアも確認してみましたが、最新(と言っても10年前のアップデートバージョンですがwww)だったので、こういう特性なのでしょう。

ちょっと小ネタで面白いと思ったのが、この50mmレンズユニットはレンズフードが引き出し式になっている事です。28mmのユニットにはレンズフードが付属しているのですが、28mmのものは併用出来ないようだし、オプション設定があるのかと調べたら引き出し式だと分かりました。
所有しているライカSummilux 50mmや90mmも同じ方式です。

繰り出し式のレンズフード


それにしても、このGXRの28mm GRレンズの格好良さにつられて、Mマウントユニットと50mm GRレンズユニット、EVFまで散財してしまいました。合計金額でいうとGRIIIやfpに近い金額になっていることに気づく…

まあ…モジュール式カメラの体験と、EVF付きGRIII・GRIIIx、 M型サブカメラの3つを手に入れた事にして正当化し、今しばらく楽しんでみる事にします。

最後に、
私は個人的にこのモジュール方式のアイデアがすごく好きで、もし私がデザイナー兼エンジニアの能力があったら、スマホやPC、車におけるまでモジュール方式の製品を開発してみたいです。
大量消費社会で何でも新しいものが欲しくなりますが、ベースとなる部分は継続利用して、一部の機能だけを最新のものにして楽しみながらアップグレードするというコンセプトは、それがデザイン性に優れたものであれば新しいビジネスチャンスになるのではと。

電気的な部品のモジュールではないですが、シグマ社がfpの外観設計データを公開して、3Dプリントでアクセサリーを作れるようにしたり、Nothing社のサブブランドであるCMFから発売されたCMF Phone1は、その可能性を感じてワクワクする部分があります。


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