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フィルムカメラの楽しみ Leica IIIf Kodak Gold 200

やったー、ということで子供の時以来のフィルムカメラ体験を楽しんでいます。

先日Noteで報告したLeica IIIfで撮影したフィルムの現像が上がってきました。現像業者さんがスキャンしてデータ化してくれた写真が、百度Baiduクラウドの共有ドライブに上がってきました。

先日お伝えした通り、カメラのフィルム巻き上げ機構が不調気味だったのでちゃんと撮影ができているか不安だったのですが、クラウドに32件のデータが上がっていることを見ただけで思わず喜んでしまいました。

早速ダウンロードして、写真を確認。
結果、自分的に初めての撮影にしては大成功でした。

記念すべき1枚目。
いつもの景色ですが、ちゃんと写っていました。
しかもいい雰囲気。

いつものご近所もどこかノスタルジックに表現されました。

続いて油絵村の風景。

やはりこの風景にはフィルムの雰囲気がよく似合います。
スマホの露出計アプリで条件を見ながら撮影したのですが、ちょうど良い具合にできたようです。

上記は個人的に好きな雰囲気の2枚です。

ねこの毛並みや壁、地面の色合いも好きです。

ということで、無事に初めてのフィルムカメラ体験を楽しむことができました。写真にも満足で、こういう色合いがいいなと思っていた感じに近いです。
違うフィルムにすることでこの辺りも変わると思うと、デジタルカメラの設定やLrのレタッチとは違う楽しみかたのイメージが広がります。

ますますこのカメラを持って出かけたくなりました。しばらくはフィルムカメラにハマりそうな予感です。
他のカメラが欲しくなるのが怖いですが・・・

さて、冒頭にお話ししたフィルム巻き上げの不調についてですが、これには苦労しました。ネットなどで構造を勉強すると調整の仕方がありそうなのですが、説明通り巻き上げノブを外すことができません。ノブの状態を見てみると、外してはならないと言われているネジが緩みきってしまっています。一旦ねじを戻そうと悪戦苦闘しているうちに何故かねじがノブの中に入り込んでしまってどうしようもなくなりました。

これは修理に出すしかないか・・・と思い業者にコンタクトしてみましたが、何故かその部分の修理はできないとの回答。思わず「おいっ」とツッコミたくなりました。

絶望のうちに就寝したのですが、翌朝になってあきらめきれずその部分を見ていたところ、午前の自然光のおかげで夜よりもはっきりと状態がわかり、なんとか奇跡的に入り込んだねじを救出することができました。
そして締め直すことにも成功し、ノブを外して巻き上げ装置を外し、調整することができました。結果、巻き上げが滑って空転する感じもなくなり、スムーズに動くようになりました。

こんな修理も完全な機械カメラだからできることで、デジタルカメラだったら分解しようとも思いません。
こういったところもフィルムカメラの面白いところかもしれないとこの一件で気が付かされたのでした。

フィルムカメラの方も楽しんでいきたいと思います。

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