生きづらさ
私は人より感受性が高いんじゃないかと思う。
もちろん、他の人が何をどれくらい感じてるかなんて分かりっこないから「人より」という表現は不適切なのかもしれない。
でも、たしかに私はこの感受性の高さゆえに生きづらさを感じている。
特に、視線やため息といった、他人が出すピリピリした雰囲気にはすごく敏感に反応してしまう。
そういう雰囲気を感じるたびに
「怖い。怖い。私のせいじゃありませんように。何も起きませんように。逃げたい。」
と、強く思ってしまう。
私は唯一重たい話題を相談できる彼氏に何度も相談したことがある。
答えはいつも「考え過ぎだよ」。
私は考え過ぎなのだ。
彼が楽観的なだけかもしれないが、少なくとも彼は私のような悩みはないという。
共感できる人はいないか、Googleで検索した。
HSP(ハイ・センシティブ・パーソン)
そんな言葉があるらしい。
人一倍繊細な「気質」であるという。
5人に1人はHSPの可能性があるらしい。
なーんだ。みんな生きづらいんじゃん。
でも、ほんとに?じゃあなんでみんなはこんなに弱音を吐かないでいられる?実は影で隠れて泣いてるの?
そう思ってしまった自分がいた。
更に、以前知り合いのnoteを見た時
「エンパス(HSPの1つで、スピリチュアルな要素を持つもの?らしい。詳しくは検索してみてください。)は自己肯定感が低い人を正当化するための空論」
というような内容を見つけてしまった。
自己肯定感が低く、自信が持てない自分をよしよしするために、HSPという気質があるとすることにしたのだろうか。
どこも悪くない人が病院に行き、とりあえずの病名をもらうと安心するというそれと同じなのだろうか。
分からない。
結局考えすぎてしまう私には変わりなくて、
HSPなのか、否か。
そもそもHSPとは本当に気質で、悩んで苦しんで良いものなのか、それともただの空論なのか。
考えすぎてしまう私に結論なんか出せず、
きっと明日も、1年後も、
ふとしたときに生きづらさを感じ、
HSPというものについて、また考えすぎてしまうのだろう。
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